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第四十話 抹殺されるゴロツキと友だちの再会

おらすじ 海に来た!!以上



 王宮の在る都市から近い為、港町エマルジョンは大変栄えた場所でガレット帝国と他国との貿易も盛んな場所なので、珍しい他国の輸入品も多く扱っている。


 ただ女神の光喜がガレットにいるので、他国から光喜に少しでも近づこうとする信者を止めるために、品物は許可しているが人間の入国は制限されていた。


 だから普段ここで暮らしている人は若干人がいない印象を持つが原因である光喜は気付かずに、お皿に乗せられた揚げた、古くから愛される伝統あるお菓子を先ほどから口に運ぶ。


 マリとヨミはニコニコしながら、子リスの様にお菓子を頬張る光喜を幸せそうに眺める。


 野外に設置された丸いテーブルに、光喜と双子姉妹が座り。テーブルの上には沢山のお菓子と食べ物。


 周りには多くの屋台が並び、折角なのでお祭りみたいな場所で食事が取りたいとの光喜が希望したので、人が行きかう広場の一角に屋台で食べ物を買った人のために置かれたテーブルの一つを選んだ。


 ザワザワいろんな人がいる中で食べる食事も、夏に親父が家族を連れて仲間と行くビアガーデン(光喜は食べる専門)って感じで楽しい。


 それに、季節がこれから寒くなるので、涼しくて丁度いい風が海から吹く。


 光喜が食べているのはガレット帝国でもポピュラーなお菓子、パイ生地に似た生地の中に果物を詰めて油で揚げる。


 果物は砂糖で甘く煮つけられてとても甘い、カリカリとして揚げられた生地に続き甘い果物はお茶とよく相性がいい。


 「さあさあ、光喜さま。こちらのプルルの実もどうぞ、お召し上がりください」

 

 マリがフォークに刺した一口サイズのプルルの実を、光喜に差し出す。


 「ほらほら、光喜さま。こちらのジュースもどうぞ、お召し上がりください」


 次にヨミも、光喜にジュースを差し出し、光喜は素直に受け取る。


 最近双子姉妹は学習してきた、どんな美しい服も宝石も光喜の気は引けないと。


 至高の存在の気を引くのは、ずばり光喜の好む食べ物である。色気よりも食い気な訳だが、双子姉妹の「凄いぜ女神」フィルターはとても神聖に映ってしまう。


 身を着飾るよりも、糧となる食事が尊いなんて流石光喜さま。なんて目をキラキラさせて光喜を見つめているのだ。


 傍から見れば双子のお姉さんとイチャイチャする少女、一部の人は興奮してガン視。


 すっかり、双子姉妹に構われるのに耐久がついた光喜は気付いてないけど、周りには百合の花が咲き乱れている。


 光喜は不服だろうが、三人とも美人な女性。注目されない方がおかしい。


 しかし、甘い花の香りは虫を引寄せる。


 光喜と双子姉妹が座っているテーブルの周りに、ガラの悪いにーちゃんが集まってきた。


 その中でも一番体格のデカイいかにも笑い方が「グヘヘ」と笑いそうで、社会のゴミ……失礼、訂正すると理論的な会話より暴力で物事を解決する系統の人たちが近づいてくる。


 光喜はキョトンとして、双子姉妹は至福のひと時を邪魔される苛立ちに、黒いオーラを背後から発せさせた。


 勘がいい者ならば此処で逃げればいい、逃げるというのは戦略的にも立派な策だ。恥じるものではない。


 しかし、この場を去らないのはアホか、命が惜しくない勇者だけ。


 「見かけないお嬢チャンたちだな」


 ザッと見て、20人ほど。戦闘訓練も受けずに一般人を脅す程度の奴ら、面倒そうにマリは小さくため息をつく。


 馴れ馴れしく話しかけてきたリーダー格の男を、双子姉妹は睨むのだけれど相手の実力を知らない男は美女が強がっているように映る。


 まさかエキゾチック双子姉妹が、魔獣を二人で捕まえた経歴の持ち主なんぞ夢にも思わないゴロツキのリーダー格に、光喜は同情を送るしかない。


 ここは一つ穏便に済ませたい、カラクから騒ぎを起こすなよって言われたし。別にアイツの言いつけを守りたいとかじゃないぞ!ただ俺の行く先、俺が騒ぎを起こす奴だとアイツは思っているのが癪にさわるんだ。


 「悪いけど、俺たち静かに食べたいんだ。どっかいってくんない?」


 ごろつきのプライドがあるから、俺はあんた達の身の安全の為にも。なんて言葉は伏せて俺はヨミから貰ったジュースを啜る。


 周囲にいた通行人は、近頃よく暴れるゴロツキを敬遠して場所を離れたり、出店の人たちは目をつけられた3人の女性。


 光喜と双子姉妹に同情の目で見る、だが光喜の強気な態度に様子を窺っていた人々は唖然とした。


 ゴロツキたちも、いつもの女がする反応ではないので、一瞬ザワついたがリーダー格の男は気の強い女はお好みのご様子。


 ますます、下品に笑い嬉しそうだった。


 「つれないお嬢ちゃんだ、女3人じゃ何かと危険だろう?俺達が…」


 喋りながら、光喜の肩を抱こうとしたリーダー格にヨミが、果物を刺すのに使っていたフォークを男の手の甲に刺す。


 途端に叫ぶリーダー格の男。


 俺もビックリして叫びそうになった、まさかの凶器攻撃。


 「てめ!!」


 負傷した手の甲を押さえて、ヨミに怒鳴り散らそうとするリーダー格の男にマリが素早く立ち上がり、右頬を狙って蹴りを繰り出し。


 見事に蹴り倒される、ある意味哀れなゴロツキリーダー。


 「貴様ごときが、光喜さまの御身に触れるなんぞ死にたいのでしょうか?ならばお望み通り殺して差し上げましょう」


 うわぁーい、マリのお顔はそんじょそこらの悪党には出せない凄い迫力ぅ~俺、硬直して動けないんですけど……。


 そんで、次にゴロツキから出てくる台詞は…。


 「よくも兄貴を!!やっちまえ」


 ですよねぇー、俺の予想ドンピシャ。


 俺は状況を無視というか逃避しちゃって、無言でプルルの実を一つフォークに刺して、口に運ぶ。その間マリに続き、ヨミも立ち上がって襲い掛かってくるゴロツキ共(雑魚)を相手に地面を蹴り、足を高く振り上げ、空中で上段蹴りを出す。


 マリの上段蹴りが、綺麗にこめかみを強打し気を失うゴロツキA。


 リーダー同様地面に倒れたゴロツキAには、既にヨミの視界から消え。もっとも近くにいたゴロツキBを肘で鳩尾みぞおちを撃つ。


 その場に膝をつき、内臓への衝撃で吐きそうになるゴロツキBの顎を下から蹴り上げて沈めた。


 俺は無心で、プルルの実を齧る。周囲でドタバタ、人が倒れる音がするけど、俺は無言で食べ続けるしかできない。


 だって怖いもん、喧嘩が怖いんじゃなくてマリとヨミが。


 俺何も見てない、聞いてないと心で呪文のように呟く。はは、いつもより美味しくないや。ちょっと!ゴロツキの血が俺の真横を飛んだ!!


 最後にマリが手のひらで、相手の顎を強打すれば相手は軽く脳を揺さぶられて体が動かなくなる。その隙にヨミが相手の後ろから膝裏に足の裏を差し込みヒザカックン(古ッ)しちゃって、体制が崩れた所でマリがトドメの一発踵落しを決めたら、はい終了。


 すっかり喧騒が静かになったかな?チラリと光喜が周囲を見てみると周りは、新鮮できたての死体累々なゴロツキども。


 双子姉妹は手を払い、手ごたえのないゴロツキ共を鼻で笑い。光喜にニッコリ眩しい笑顔で振り返った。

 

 「「これで静かになりました、光喜さま」」


 あ…うん、そうだね。


 でも手についている返り血は拭った方がいいよ。


 ザワザワ騒ぎを聞きつけて集る人々、そしてこの辺りを荒らしていたゴロツキを全て倒した双子姉妹に賞賛の拍手が送られた。


 光喜は拍手の多さに驚いた、みんなコイツらには困っていたみたい、いい行ないをしたかも。俺は黙ってプルルの実を食べて何もしてないけど。


 「あのう……」


 拍手が収まりかけた時に、1人の青年が躊躇いながら俺と双子姉妹に近づいてきた。


 顔はよく見えない、麦わら帽子を被って目元を隠していた。双子姉妹は何か用かと顔を顰め、青年を見る。


 「ここら辺を荒らす悪党を倒してくれて助かります、……その…こいつらを街の兵士に突き出してはくれませんか?」


 警察官の代わりに帝国軍の兵士がやっている、もっと人口が少ない町や村は警護の役人がいて兵士の代わりをしているが、ここは大きな街なんでちゃんとした、駐留所が設備されている。


 双子姉妹にゴロツキをそこへ連れて行ってくれと頼んでいるらしい。


 「貴方が兵士を呼ぶか、貴方が連れていけば良いのではありませんか?」


 ゴロツキを兵士の所まで連行すると光喜を置いていかないと駄目だ。20人もいれば1人で全員を連れて行けない。


 「俺達じゃ、コイツらを兵士に渡す前にまた暴れられたら押さえられません、逆に呼ぶ間に逃げられたら元も子もないんです!!」


 青年は勢いよく頭を下げる、周りにいた店の人も青年に真似て頭を下げた。


 一度、ゴロツキに目をつけられると店を滅茶苦茶にされる。それがまだ一度だけならしも、何度だって狙ってくるのだ。


 兵士を呼ぶにも、兵士が来る間で何処かへ行ってしまう。そうして報復にまた店にやってくる悪循環。


 街にとっては、このゴロツキは迷惑な害虫でしかないらしい。


 「お願いします、貴方達ならあいつ等も復讐しようとしないでしょう!俺の言っている事が卑怯で無責任だって分かってます!!」


 光喜は青年を見て、ジュースを最後まで飲み干した。


 (……どっかで聞いた声?)


 周りの人も、次々頭を下げていく。双子姉妹は困ってしまって。


 「「光喜さま、如何しましょうか?」」


 俺に意見を聞いてくる双子姉妹に、俺は笑って。


 「いいんじゃない?俺はここにいるから連れて行ったらいいよ」


 俺も動くと万が一ゴロツキが暴れたら、巻き込まれる。返っていないほうがいい。


 「「しかし……」」


 躊躇う姉妹に、青年が。


 「お穣さんなら俺が守ります。あのゴロツキ以上に厄介な悪党は早々いません」


 自信満々に宣言している青年に、マリとヨミはお互いに視線を合わせて「大丈夫かな?本当に」と心で呟き合ったが。


 「俺は大丈夫、いざとなったら」


 自分の影を指さす光喜は、何か騒動があれば炎霊グリエを呼ぶという意図を送り、やっと双子姉妹は納得をして店の1人から縄を貰い店の人と共に縛り上げていく。


 少々手荒く、お目覚めさせて奴隷の行進みたいにマリとヨミがゴロツキをしょっ引く


 抵抗を見せる悪い子も、双子姉妹の蹴りで大人しくなり。順調に光喜から姿が見えなくなった。


 先ほどの青年は光喜の向かいに座り、光喜も随分近くに座るんだな?もしかしてこれがナンパ?どうしよう俺はこのパターンだとカラクか双子姉妹に任せていたので穏便(?)に断れないかも。


 なんて考えていると、青年が帽子を脱ぐ。


 そして、先ほどの聞いた事があったような声の持ち主を思い出した。


 「久しぶりって程じゃないが、暫くぶり光喜」


 帽子を脱ぐと、灰色の髪が特徴的な俺の友だち。


 「シナモン!」


 光喜は驚いて、シナモンを凝視した。まさか城下街に暮らしているシナモンと此処で再開するとは、考えてもなかった。


 彼とは俺が以前、モラセスと一緒に城下街をお忍びで探索にいたときに遭遇した青年。女神を疎む「闇の使徒」の信者。


 俺が女神であるとバレちゃって、短剣を突きつけられていた所をカラクがシナモンの背中を斬った。


 その傷は今では大分治ったのか、軽い足取りだ。


 シナモンは俺をマジマジと見る、どうした?お菓子ついている?


 「お前変わったな。いや、大きくなった…」

 「おう、よく分からないけどな!」

 

 シナモンに近い年齢になったのを、彼はちょっと戸惑ったらしい。けど苦笑いをお互いした。


 「背中の傷、大丈夫か?カラクに斬られただろう」

 

 以前カラクが斬りつけた傷を思い出して、心配そうな顔をした光喜にシナモンは顔を少しだけ近づけた。


 「闇の使徒を女神に心配されちゃお終いだ、もう痛みはない」


 俺が女神とは知られる前のやり取りに、俺は嬉しくなる。顔を近づけたのも闇の使徒というのが周囲に聞かれないようにする為だ。


 「何故、俺が姿を変えたお前をここにいると、知っているのか分かるか?」

 「わかんない」


 シナモンはため息をつく、相変わらず向こう見ずの天然&馬鹿さに。


 「お前は自分で自分の身を守る方法を考えろ……お前の事、裏じゃかなり噂になっている。正直ここにいるよりは王宮の方がマシだ」

 「マジで?」


 頷くシナモン、顔は真剣だった。


 「俺はガレット帝国を出るが、かなりの数の間者がガレット帝国に密入している。お前を狙って」

 「うわぁー本当かよ、勘弁してくれ」

 

 テーブルに沈む光喜に、シナモンは人の悪い顔で笑った。ついでに、テーブルに並ぶお菓子の一つを摘んで口に放りこむ。


 「甘ッ」


 そういえば、コイツ甘いのも駄目だったな。


 「まっ俺の優秀な護衛が何とかしてれるっしょ?」

 「お前な…女神じゃなかったら只のお荷物じゃねーか」


 うっ!とっても痛いところを突くなシナモン君。


 シナモンは呆れた声で続けた。


 「そんなんだから、お前の意見や行動は無視され制限される。頼りないから、弱いからって聞き入れてくれない」


 光喜は俯いた、シナモンの指摘は俺わざと見ないようにしていた事だ。


 ……そうだ、俺の行動や意見などはカラクが大丈夫だと判断した中でしている。逆に言えば、カラクが駄目だと判断した事はやらせてもらえない。


 俺は皆を仲間と思っているのに。


 俺はカラクたちにとって、お荷物なのか?


 「じゃあな、俺はちゃんと借りは返したぞ。……俺の神がお前ではないのが残念だ」


 手を伸ばして、シナモンは光喜の頭をポンポンと撫でた。


 ちょっとだけシナモンに遠い目で、頭を撫でられた光喜は顔を上げて。


 「ガレット帝国を出てもどっかで、また会えるよな?俺達」

 「……会うべきじゃない、俺とお前は敵同士だ」


 光喜は小さく、馬鹿じゃないのか?っとシナモンに言う。


 「ダチの間違いだ!俺とお前はダチ同士だってーのー」


 満面の笑顔で言う光喜に、シナモンは呆れ。


 「姿は成長しても、頭は変化なしなのか?俺は忠告したぞ」

 

 立ち上がりそうな、シナモンに光喜が手を掴んで止める。これ以上何かあるのか?なんて言いそうな顔のシナモンに。


 「あのさ、闇の使徒って原罪の霧を封じ込めている封玉を壊して周っているのか?」


 あのヴァニーユの街で起こった悲劇を、シナモンも加担しているなんて思いたくない。


 「いいや、俺は過激派じゃねーよ」

 

 シナモンはイスから腰を浮かしかけていたのを止めて、再び座りなおした。


 「何でもそうだけどよ人が集まれば団体なる、そして派閥が生まれるってもんだ。その中でも過激派は自ら封玉を壊して周る馬鹿どもで、大多数の闇の使徒は世界が浄化されるのを祈り待っている」


 よかった……。こいつはそんな事してなくて。


 光喜はホッとする、女神像を壊す悪事は働いても人の命を奪うほど何かをしていないのか。


 勿論、シナモンが嘘をついている可能性もある、しかし俺はシナモンを信じたい。


 「今度こそさようならだ、もうあの赤い髪の男には会いたくない」

 「うん、元気でな」

 

 シナモンは笑って、お前もなって言ってくれた。俺が女神じゃなかったら異世界の親友になれたかもしれない。


 本当はすっごくいい奴だ、でも異教徒ってだけで殺害対象になっている。一度皇帝モラセスに闇の使徒を殺すのを止められないかと、聞いてみた。


 でも、結果はご覧の通り。シナモンは相変わらず身を隠して行動している。やっぱり俺は子供なんで、闇の使徒の粛清を止めたかったら止めるだけの理論的な理由が必要になる。

 

 だけど俺馬鹿だから、全員が「そうだな、止めよう」と納得させるような高等技術はない。


 闇の使徒の粛清を止めてどんな問題が起きるのか、どんな問題がなくなるのかの予想も解決もできないんだ。そんな子供のわがままのような俺の願いなんて聞き入れられるはずがない。


 「ヤバイ!!」


 シナモンが突然叫び、走って逃げる。俺もシナモンの視線を向こうとする前に赤い影が俺の真横に出た。


 そして続く、テーブルが破壊される音。割れる皿の数々。


 「カラク!!」

 

 カラクはシナモンを睨みつけ、真新しい刀がテーブルを真っ二つにしていた。


 「止めろ、カラク!!」

 「お前は黙っていろ!!」


 俺の停止より更に大きな声で、カラクが俺を遮る。


 先ほどのゴロツキが集まった時より、周囲は一瞬のうちに騒然となった。


 シナモンは身を翻して、先ほどの一撃は何とか避けたが、カラクの後ろでは弓を構えているエーリオまでいた。


 「ちょっと!俺の話を聞いてくれ!!」


 2人を止めようと、俺が叫ぶ。でもカラクとエーリオには届かなかった。


 (そんなんだから、お前の意見や行動は無視され制限される。頼りないから、弱いからって聞き入れてくれない)


 つい先ほど、シナモンとの会話が俺の脳裏を通りすぎた。


おはこんにちは、休みの間に一通りの更新を進めたい長毛種の猫です。


みなさんは宿題やりましたか?私は宿題を代わりにやるので夏休みが欲しいです。


長いようで短い夏休みを精一杯満喫して日焼けして苦しんでください。すみませんちょっと嫉妬が入ってしまいました。


内容の方ですが、ちょっと光喜に反抗期がきます。物事をビシバシ決めてくれるのは楽ですが、時に自分がどうしょうもなく小さく感じられて悩む場合もあります。


丁度光喜は、その時期にきましたので、喧嘩をする光喜をお楽しみください。ちょと眠たくて何が何だかのあとがきですが、ドロンします!!


今回はシナモンと再開した光喜でした~。

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