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第三十四話 スキャンダルを起こした芸能人気分

あらすじ コカトリスの眼は結構怖い、以上



 何とか興奮気味だったヒポグリフとコカトリスを宥めて、もう定着しているヒポグリフに跨り、カラクの前に乗馬する。


 「エーリオも魔獣もっていたんだな?自分で捕まえて育てたの?」


 素朴な疑問をエーリオに訊ねてみた、カラクと双子姉妹の魔獣は自分で捕まえて調教するって前にモラセスから教えてもらった。


 もしかしたらエーリオもそんなサバイバル的でハードな体験をしたのかな?って。


 「いいや、僕のコカトリスは買ったんだよ。格安で」


 中々普通の返答でした、ちょっと崖を登るエーリオの勇姿を想像してんだけどな。


 コカトリスの背に、男でも安心して乗れるように鞍を先ほどの小競り合いで少しずれたので、再装着しながら答えた。


 「こいつはさっきみたいに気が荒いんで……」


 鞍をちゃんと付け直したエーリオは、そのままコカトリスの背中に乗る。


 「よっと…それで僕の所へ回ってきたんだよ、格安でいいから引き取ってくれってね。でも獣魔としては優秀で賢い子だよ」


 人が騎乗できるように躾けるのに、大変に難儀したらしい。そして他の魔獣と直ぐに喧嘩するので魔獣を扱う店側からしたら厄介者だったみたい。


 今でもコカトリスはヒポグリフを睨んでいる。


 エーリオにとって問題児でもなんだかんだで、苦労して慣らしたコカトリスが可愛いみたい。コカトリスも首を撫でられて気持ちよさそうにしていた。


 ただ、コカトリスはヒポグリフよりも小型だ。


 たとえば俺とカラクが乗っているヒポグリフの体型は基本的に馬がベースとなっている。中間種のサラブレッドより少し大きいくらいなのに、コカトリスの高さは平均的な人間より高いほどしかなかった。


 きっと1人だけしか乗れないと思う、コカトリスを見ながら考えていると、カラクがヒポグリフの腹を蹴って加速を始めた。


 この瞬間が凄く好きだ、俺は。現代の日本で乗馬を体験できるのは、お金持ちかよっぽど馬好きじゃないと出来ない事だ。


 しかも場所も都会じゃ難しいだろう、俺の住む町なら大丈夫だけど、それに知り合いに牛ならいるが馬は飼育していない。


 飛行機や新幹線のほうが確実に快適で、速いのに日常生活でやれない事をするのは、楽しくて贅沢な事なんだ。


 俺とカラクを乗せたヒポグリフは空に向けて跳ねると、体がどんどん上昇していく。後ろを見ると双子姉妹の大蛇とコカトリスが続いていた。


 気持ちのいい風が吹いている、この風は光喜が浄化した森まで行き、蘇った大樹の葉をゆっくり揺らした。


 その大樹の地面近い下の部分では小さな蔓が精一杯大樹にしがみつき、小さな白い花を風で揺らす。


 たくさんの命を奪った原罪の霧だが、小さな蔓の命は救った。その事実を光喜は知らないが蔓は浄化されて懸命に生きるだろう。


***


 光喜は晴天の空を見上げて、数時間の間カラクの胸に自分の背中を乗せて空中遊泳を楽しむ。この位置は油断するとカラクに乳をもまれる危険な体制だが、カラクの背中に引っ付いているよりは楽だ。


 下を見れば砂漠から森へ変わった大地が嬉しい。涸れていた湖に川、それに早く動物たちが帰ってきてくれると、いいな。


 モラセスが暮らす王宮までは、恐らく夕方前に着くだろう。それまで景色を楽しみ、飽きたらうたた寝をして過ごしていく。


 暫く飛び、うつらうつらと夢見心地だった俺の目を覚ましたのは、突然スピードが上がり反動で揺れて起きた。カラクとエーリオが怒った声で自分の獣魔を諌めている。


 お互い微妙な空気であったヒポグリフとコカトリスは途中、お互いの飛行速度を競い合い急にスピードを上げたのだ。


 本当仲が悪い、ちょっと小競り合いをしたけど、光喜が目を擦りながら景色を見渡す。


 「もうすぐ着くぞ」


 カラクが王宮に近いと教えてくれる、確かに王宮から出発した時に見覚えのある山脈や大きな川を見つけた。


 家の数もちらほらから、数えるのが苦労するほどになって、そうしているうちに段々と地上に人の姿を見かける回数が増えてきた。


 この国一番の都市でもある城下街に人が集まるのは当然だ、今日も元気に人が行きかって……アレ?


 ちょっと集まりすぎじゃね?城下街の城壁に設けられた検問所の一つに、人が殺到しているのが凄い数の行列をマッハの速さで分かった。


 光喜の足のはるか下には城下街に入るための、大門で身分証明と荷物を検査する検問がある。特に最近は闇の使徒関係でますます厳しくなって時間をかけて身元を調べているのだが、この数は異常だった。


 その数はモラセスが王位を即位した日よりも人が集まって来ている。列は長く伸び、ちゃっかりその列に並んだ人を相手に門外で商売をしている人も現れるほど。


 「もしかして今日はお祭り?」


 人がこれほどまで集まる理由がお祭りしか光喜は思いつかない、感心している光喜の暢気さにカラクがため息をつき。

 

 「違う」

 

 そう答えてたがいつもより声に覇気がない、如何したのかと振り返ると、カラクの顔といつもは爽やかな笑顔のエーリオも渋い顔をして呟いた。


 「こりゃ、僕も管轄外だけど警備に借り出されるかもしれないな」


 随分と肩を落としている。


 俺が質問する前にカラクが俺の頭に手を乗せた、子供をあやすみたいに。その行動の理由が分からなくて頭の上に?マークが壮大に浮かぶ。


 「お前…女神がいる事を少なくともこの国に知られた。いずれ全世界に広がるだろう」


 カラクの真顔に首だけ動かしてみている俺にはいまいち分からん、その様子にカラクは続ける。


 「つまり集っている民衆はお前に会うために集ってきている、多分ほっとけばもっと押しかけてくるだろな」


 ちょっ…?マジ?


 「俺って超有名人?でも女になった俺の髪は白いから、元々身を隠していたじゃん」


 それでこれまでと何が変わるの?って首をかしげた。


 「本当にお前はおつむが足りん、逆を言えば闇の使徒に存在が見つかり、政治的にもお前は狙われる」


 お頭が足りんとか至近距離で言われてイラっとくるも、カラクの顔は真顔、俺は下手な事が言えなくなった。

 

 「早く言えば、この民衆の中には暗殺者、お前を攫えと命じられた間者かんじゃがうようよしていると考えろ。お前の周囲は俺たち以外は敵と思え」

 「えー!やだっ、そんなの嫌だ!!ちょっ…冗談じゃないよ?!なにそんな疑心暗鬼の生活の始まりは!!」


 俺は大物マフィアの犯行を、裁判で証言する証言者か!?もしくは大統領になった!!?一言もYES、WE CANなんて言ってないよ?!


 「僕たちが全力で守るから、それで行動を制限することもあると思う、不自由だけどごめんね。まっとうな女神信者の中でも妄信する信者は、闇の使徒と同様に危険だからね?ついていちゃ駄目だよ?」


 エーリオが申し訳なくいってくるが、俺は幼稚園辺りの子ども扱いするな!金貰ってもついていかんわ!


 狂気的な女神崇高者の中には女神が何処かにいかないように、彼女をノア・レザンに縛り付けるため日々研究しているとか噂もある。


 発祥は何処かの辺境の村とか言われていて、多かれ少なかれ少数民族への差別と偏見がそんな噂を立たせたとか。


 噂ゆえに実のところ実態は漠然としていてエーリオも詳しく知らない、ただ闇の使徒よりはマシだが普通に信仰している人々からは嫌われている。


 多くの人々の中にはそんなやつらもいる、彼らに光喜の存在がばれたのは危険を増やす要因にしかない。もっとも光喜には望んでもない、ノア・レザンの歴史が作り上げた光喜自身には関係のない話だけど、身を守る為には我慢していただかねば。


 完全に子供をあやす顔のエーリオに、光喜は顔を真っ赤にした。


 凄い子ども扱い、屈辱!


 「あのな!!俺だって!!」


 エーリオに抗議しようとして光喜が身を乗り出そうとするが、動くと頭に乗せられたカラクの手に力が入り、馬鹿力によって動きを止められた。


 「挑発や他人からの情を受け流せない時点で、お前に信用はない」


 つまり、アレか?俺は単純で短気だって言いたいのかい?


 あらやだ、カラクさん喧嘩売っていらっしゃる?買いますよ言い値で!って言いたいけどコイツと喧嘩して勝てる気しない。


 それに俺の頭に乗せている手は、俺がこうやって暴れるのを予想の上でしたか、心底ムカつく。


 なんか面白くない展開に俺はイライラした気分になる、勢いをつけてカラクの胸に頭を打ち付けると、俺の頭が痛かった。


 「早く王宮へ!モラセスに八つ当たりする!」

 「それがいい、存分にしろ」


 カラクも光喜が大人しくなったのを確認すると、高度を下げて王宮の庭に向かいヒポグリフの手綱を操作した。


***

 

 地上につく俺とカラクのヒポグリフ、それに後ろの双子姉妹とエーリオの魔獣が並び地上に降りた。


 そこには数日前と同じように、モラセス皇帝ホストと妖艶なニーダ宰補さんが、いない。


 変わりにずらっと並んだ使用人風の服を着た人と、やべっアンタ夏蒸れて臭いだろ?って指差したくなるくらいの甲冑鎧着た兵士が立っていた。


 「何事?」


 圧巻とした人の数と、真顔で迎えられる緊張に俺が呟いた。しかも全員俺を凝視しているし、超怖い、いやなんか悪い事したなら謝ります。


 ゴメンナサイ、実は俺の部屋として使っている賓客室のドア、引っかいてしまって削っちゃった犯人俺です。 


 「緊張するな、堂々としていろ。あいつ等はお前個人の人格など関係ない、だから模範的な女神を演じていればいい」


 少し後ろで、カラクが囁いた。


 だって、凄い数だよ?二十人三十人の数じゃない、百単位で人が俺を見ている。しかも熱いまなざしで見て一直線に庭から王宮内までの道に左右に立ってんの。


 「心配するな、エグゥテの村を出たときと同じだ。黙っていれば勝手に勘違いをしてくれる」


 不安そうな光喜をカラクが、軽く背中を押した。硬直していた足が動き出す、それで自分の足が元に戻った様に動き始めた。


 先頭の光喜が歩き始めると、並んでいる方々が一斉に膝を地面につく。


 その動作に俺、怯えたチワワみたいにビクッと震えた。


 またカラクが押してくれなかったら硬直していただろう、動き出した俺の後ろにカラクが続き双子姉妹にエーリオが歩いていく。


 左右に並んだ人の壁を俺は緊張しながら歩いていった、もう漏らすかと思ったぞ。……美少女の体でそんなのしたくないね。


 集った人は膝をついた状態で、俺たちは多くの視線に晒されながら、自分たちが使っている賓客室までたどり着いた。


 途中エーリオはあくまでパネトーネの配下騎士なので別れる、それは仕方ない。


 光喜が別れ際に「生きて帰れよ」と冗談をいうと「祈っていて」なんて笑って返された。


 そして自分の部屋として賓客室につくなり、俺はベットに体ごとダイブ。疲れた~ん、そんで怖かった~ん。


 「光喜さま、大丈夫ですか?」

 

 マリが水差しから冷たい水をコップに入れてくれ、俺に差し出す。上半身を起こして有難く受け取り、一気に呷った。


 「ぷは~うめぇ」


 コップをベットの近くに置いてあるテーブルに置くと、またベットに体を投げた。


 そして天井を見つめながら、ヨミとマリに聞いてみる。


 「毎日こんな扱いになるのかな?俺」


 最初にこの城に訪れた時には凶鳥の騒動の真っ最中で、その場にいた兵士たちに俺が女神だって知られたけど、露骨な接待っていうのかな?過剰な歓迎を受けてこなかった。


 そりゃ宴とかあったけど、一部の兵士だけとかで王宮全体で俺を迎える雰囲気ではなかった。


 今やそれが本当に神様扱いってやつ?一瞬の隙を見せない、完璧に俺を不快にさせまいとする待遇というのだろうか。


 何処かピリピリしてて正直、堅い。ダイヤモンドも砕ける息苦しさ。


 そんなのしてくれなくていいよ、俺庶民の生まれで育ちなんだから。王様や貴族のような扱いしなくても……。


 其れを双子姉妹にぼやいたら「まぁ質素であられる、流石は光喜さま」っていい意味に取られて言われちゃった。


 相変わらず女神凄いぜ、フィルターは健在のようだ。


 因みにカラクは違う部屋に連れて行かれた。蔓に攻撃された腹を一応は傷の確かめと、ついでに俺の周辺の見回りを自分でしないと気が済まないらしい。


 カラクいわく、抜け道や侵入しやすい場所を点検するんだとさ。

 

 今はカラクの変わりに双子姉妹が俺の側にいる。


 カラクは光喜のためなら自分以上に非情になる双子姉妹のことを信用しているんだって。それは俺も十分2人を信用しているけど、お風呂まで一緒なのは勘弁してもらいたい。


 まったりと、双子姉妹相手にくつろいでいると部屋のドアがノックされる。誰だろうと思っているとヨミが見に行ってくれた。


 一分とかからない内に、1人の若いメイドさんを連れてヨミが戻ってきた。みんなに女神だとバレる前に俺の世話をしてくれた顔見知りのメイドさんなので、俺は力を抜く。


 「光喜さまにお伝えしたい事があるそうです」


 そう言うとヨミは若いメイドさんを光喜の前に行かせる。メイドさんはスカートをつまみお行儀よくお辞儀をした。


 光喜もぺこっと頭を下げるが、マリに窘められた。


 「なりません、光喜さまが頭を下げるのは光喜さま以上に身位の高いお方のみ、そんな方はこのノア・レザンに存在しません」


 だって日本の習慣で相手が頭を下げたら、自分も下げないといけないんだもん。じゃないと何かきまりが悪いっていうのか、中途半端にすっきりしない。


 特に俺んち道場だからな、礼儀には煩い家なんだ。もう条件反射のレベルで頭さげちゃう。其れを駄目って、結構苦行だよ?


 追々慣れるといいけど、でも慣れちゃったら慣れちゃったで地球にいる時に困るな。


 そんな事を考えていると、じっとメイドさんが俺を見つめたまま立っているのに気付く。話があるんじゃないのかな?って不思議に思っていると、ヨミが笑って知らせてくれた。


 「自分より身分が上の方の許可がないと、口上できませんのよ?」


 そうなんだ、この世界も面倒な礼儀方法だと思う、それより。


 「何かあるの?」


 すると若いメイドさんは、唇をやっと開いてくれた。ちょっと幼い風貌をしたメイドさんは可愛いな。


 個人的な感情ですみません、今はメイドさんの話に集中しなくては失礼だ。


 「今日これから日没後に宴がございます、是非女神さまには…」


 メイドさんがパンと手を叩くと、ゾロゾロと数人の同じカッコをしたメイドさんが入ってくた。


 しかも手にはウエディングドレスか?と聞きたくなるほどの真っ白いドレスと、宝石のネックレスなんかの装飾品の数々。


 メイドさんの数はざっと見て、18人。1人1人違うドレスをもっているのでドレスの種類は18種類。


 ヘイ!メイドさん、俺にどれを着ますか?なんて聞かないでおくれ。


 「女神さま、どの礼装をお召しになられますか?」

 

 俺の教養が足らなくて予想していた台詞よりも丁寧だったが、内容は全く一緒。


 当然嫌な顔になる俺、だって着たくない。そんなヒラヒラして可愛らしいドレス。


 マジ白い布でいろんな箇所で宝石や刺繍が飾られているので、ウエディングドレスみたいに見える。


 女の子が夢見るドレスを俺に着用しろと?ご冗談じゃない。そんでさっきみたいにジロジロ見られて食事なんてもっと冗談じゃない!


 俺が着て飯を溢して、白いドレスに染みを作られ後悔する覚悟があるのか諸君らは!?(いばるな)

 

 男の俺には女装…というか、女物の服には抵抗がある。自分の服をつまみ双子姉妹に聞いてみた。 


 「このままじゃ駄目なのか?」


 少女から乙女の大きさにチェンジした俺の服は、以前よりも小さいが華奢な体形なんで問題はないと思うが。

 

 「「駄目です光喜さま!美しく飾らなくては」」

 

 うわっ!!ちょっと目を放していた双子姉妹はめっちゃキラキラした目をしていらっしゃる。


 いや、だから別に俺ドレス着たいわけじゃないのよ?それに協力してくれな…。


 「「この際ですからお化粧も宝石もつけましょうね?光喜さま」」


 協力は駄目だ、援軍は来ない!そして俺の事は蚊帳の外で、ドレスを選んでいた双子姉妹に額を押さえて唸る。


 その間にススッと最初に入ってきたメイドさんが近づき、俺にそっと手紙を渡す。


 雰囲気で「無言で受け取れ」って言われているみたいだから受け取り、封を開けてみた。ちゃんと蝋燭で封がしてある辺り手が込んでいた。


 上等な紙で作られた手紙を、ザッと読むと光喜は笑った。


 こりゃ宴が少しは楽しくなりそう。


 手紙の相手はホスト皇帝モラセスからだ。


 派手にやったほうが楽しいこともある、そう思うと先ほどまでの人に見られて萎縮していた光喜はすっかり消えて、寧ろ早く宴が始まらないかな?と考える余裕すらある自分にまだ気付いていなかった。


こんにちは、今ちょっと睡魔と闘いながら打っているので後で修正します。

今回は光喜が皆にばれて超注目されてビビッてます。

でもやんちゃな子なのですぐに復活するでしょう(笑)

そしてセカンドライフの総合点が凄く高くて驚いています、なんだこれは夢か幻か?

夢なら覚めたくありませんね。

それでは次回は早い展開にしたいので自分が楽しみです。

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