登場人物・用語
物語tips:ブレーメン
かつて唯一大陸にいた少数民族。みな強靭な体と聡明な思考力を備えている。成人すると青く刃が輝く剣が贈られ、特に剣術を伝承している家庭では子どもたちは幼い頃から修練を積んでいた。
名称の由来は神に見初められたヒトで、連邦の共通語風に発音するとブレーメンとなる。
神を信仰する文化があった。その他、多種多様な伝承が口伝で伝わっていた。しかしそれらすべては、今や昔話の中の存在となっている。
★登場人物
可変戦闘車針部隊
ソラ……最後のブレーメン。田舎町ソリアのマフィアの下請け。
ヨシギ……針部隊の小隊長。ブレーメンの混血。
ニロ……針部隊の狙撃、通信担当。スケベ。混血。
フェイフェイ……針部隊の機関砲手。プリン頭。混血。
アヤカ……針部隊の砲撃手で分隊長。ブレーメンの混血。
アーシャ……国家の精鋭兵。
第3師団
寿少佐……針部隊の指揮官で中隊長。
復興財団
ルナ……ソラ専属の調整員
同級生
麝・ジャオ……学級委員長。
連邦
カミュ……最終オーディションのエントリーナンバー4。
ネネ……皇の侍従長にして皇女の教育係。
★世界観・用語
唯一大陸……惑星に唯一ある大陸。西側半分が連邦、東側が巨獣の支配領域。
第3師団……連邦南部の州と戦区を担当する兵団。ソリドンブルグ駐屯地の針部隊もこのひとつ。
可変戦闘車……愛称は「ジャガー」。巨獣に対抗すべく20年前に開発された1人乗り戦闘装甲車両。青い光を放つ反重力機構と、加圧推進機の噴射で移動する。
ヤオサン事件……ブレーメン居住区を暴徒が襲った事件。それ以降、ブレーメンの生き残りはいないとされている。
復興財団……綴りが長いので単に「財団」と呼ばれる。500年前の第1次獣人戦役後、復興のため人とモノと資金を管理するため設立された。