1 Gleam Williwaw
朝というのは、どうも憎めない。
今日も布団との対決に僅差で勝利した。
お湯を沸かしてから、顔を洗って軽く歯を磨く。
朝起きたらお湯を沸かす。1年前までここにいた母が唯一教えてくれた。
父親は生まれた時からいないため、現在一人暮らし。
ただいまの時刻は午前6時15分。
弱い自分にしてはいい記録だろうが、早起きの人からすればどうって事無い。
人によって感じ方なんて変わってしまうものだ。
『今日のニュースをお伝えします。スタジオの斎藤さんお願いします』
ニュースが一瞬だけ見えたが、すぐに携帯をスマートフォンに接続して画面をミラーリングさせる。
昨日のkingの試合でも見直そう。確か感染対策を十分に行ったうえで予定は変更無しで実施してくれた筈。
彼のようにばんばんゲームで勝てたらかっこいいだろうなぁ。
……例の斎藤さんが映っていて、笑ってしまう。
この人、今やいろんなとこに出てるんだなぁ。
俺にはゲームをする相手というのもあまりいない。何なら買うお金が無い。
兄弟とかもいなかったし。
まぁそれっぽい奴というのはいるにはいるんだが……
いやいや何を言ってるんだ俺。
あんなのが家にいたらうるさくて宿題も作業も何もかも全く進まなくなってしまう。
こんなことを少しでも栄養が足りないからだろう。
丁度焼けたパンを皿に乗せる。
野菜室からブロッコリーと林檎、冷蔵庫から味玉を取り出す。
ほら、ブロッコリー茹でるから今日もお湯を使う。
ちなみに俺にとって味玉は保存食だ。今日の弁当にも気づけば入っている事だろう。
……何故だか見られている気がする。
俺は今日だけ、主人公なのかもしれない。
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普段から登校するかどうかは迷う俺ではあるが、結局今日もだらだらとこの残念なことに馴染み深い道を歩むのであって。
良く、行きたくないなら行かなければ良い、みたいな話を聞く。
実際その通りだとは思うのだが、結局そうやって罪悪感が積もっていくのも確かな事なのだ。
勉強はモチベさえあれば何とかなる日と、そうで無い日がある。思い出しちゃうとやりたく無くなるから。
どんどん教室には入りにくくなってくし。
人生経験の浅いおこちゃまのいう事では無いが敢えて言っておくと、きっと他の事でも同じことが言えるのだろう。
人間関係でも、趣味の事でも、大体。
何が言いたいのかと言えば、いろんな意見があるけどどうせ一つや二つの悪いところはあるから目を瞑って他の良い部分を全力でやれって事。
……まーた熱弁してしまった。
この癖はなかなか直らないな。
別に一人で言う分には問題無いから直そうと思わない、という事が原因だろう。
評論分の音読も、気が付けばあたかも自分の著書のように語ってしまう。
ごめん、もうちょっとだけ俺のターン頂戴。
何だか嫌な雰囲気を醸し出す集団に、溜息が出る。
「おいてめぇ! 昨日と一昨日はよくもやってくれたなぁ、今日は覚悟しとけ!」
「絵に描いたようなチンピラの台詞だな。イメージが大切なのはこの世の不条理だが、そこまで寄せなくても良いんだぜ?」
10人くらいの柄の悪そーな男たちが並んでいた。
某主夫みたいな感じだったら丁度良いコメディなのに。
高校生から普通の大人までいろんなのがいるが共通しているのは、数の有利が戦況の有利だと勘違いしている事だ。
「昨日ので懲りただろ? もう三日目なんだから勘弁してくれ筋肉痛だ」
「それじゃ今回の目的が果たされねぇんだよ」
「めんどくさ。お前らモテねぇだろ、そういううるさい性格を直すべきなんだよ」
ブーメラン? 俺の脳には存在しない言語だ。
一昨日からこういった謎の集団に、謎の因縁を付けられて謎の暴力を振るわれてる。
今警察に言っても証拠が無いから注意しますくらいだろう。
絶対何もしない奴だ。
どうせ目的なんて建前。
悔しかったからまた来たに決まってる。
なので、少し挑発する。時間を稼ぎたい。
「それならもう一辺やるか? 俺に攻撃する勇気が無い奴は逃げるなら今がラストチャンスだ」
一応鞄は端に置いておこうか。
いや、ハンデでいっか。
お互いに顔を見合わせ合った後に、グラサン男とピアス男が襲い掛かってきた。
後ろに他のメンバーも見えるが二人を捨て気味に動いていく感じ。
少しは頭が使えるのか。ヤンキーってのは案外秀才らしい。
3分クッキング。
今日はチンピラの盛り合わせをご紹介いたします。
向かってきた二人を、順番に足で蹴っていきます。ポイントは、なるべく一撃で大きなダメージを与えられるよう胴体とかを狙う事。
囲まれたら、まずは深呼吸。
この料理の出来栄えを左右する大事なポイントとして覚えておいて欲しいのですが、こちらも落ち着いて、背後に気を付けながら武器を獲得しましょう。
相手が持っていたものを使うと、自分の気分も上がるし相手に恐怖心のトッピングがしやすいしでお勧めです。
後はそれで順番に殴りつけていくだけです。もし武器などが無い場合は、みんな大好きクッションの入った手袋で鼻を狙うのも良いでしょう。喧嘩慣れしてなければ、意外と倒れたりしますよ。
仕上げに何か一つ捨て台詞でも吐いて完成です!
「はい、出来上がり」
今のは捨て台詞と言えるのだろうか。
悔しそうに何かを呟こうとしたので、逃げる。
それでさらに気分が悪くなるのは御免だから許して欲しい。
この状況が見つかったら俺は多分少年院行きだ。
時計を見て、少し焦って走る。
さっきのあれで少し遅れてしまったが、実は迎えに行かなくてはいけない奴がいるのだ。
そう、例の兄妹がどうのこうのの人だ。
圧倒的に朝が弱すぎて、毎日迎えに来て支度を手伝うように言われている。
幼馴染だが幼馴染とは言えないような間柄って感じ。
顔だけめっちゃ可愛いのがムカつくよな。
アニメに出てくる奴って大体そうだけれども。
汗が。
もう五月になるのも納得と言うような日差しの中、全力でインターホンを押した。
『ふぁーい……』 「服は着て来いよー」
たまに下着のまま出てくるとかあるからな。
俺は性的な事に関して非常に憤怒を覚えるので、ふざけてるとかじゃ無くて本当にやめて欲しいのだ。
普通の男子高校生とはそういう事に大分差があると思う。
「んー、もう朝なんだねぇ」
「呑気なもんだな。お前の家が学校と近いとはいえ急がないと間に合わない時刻になってるぞ」
「じゃあご飯お願いしても良いー?」 「わぁった、早く準備しとけ」
水瀬唯愛(いあと読む。キラキラネームだよな)が玄関から出てきた。
がっつりパジャマだ。こんな時間まで寝ていたらしい。
お邪魔します、の挨拶は忘れない。
こいつの家族は基本的にこの家にはいないが、一度だけ逆パターンの事例で捕まりそうになった。
つまり、唯愛が俺の家に彼女の両親に無断で俺の家に踏み込み(その時既に俺は一人暮らしだった)被害届を出されてしまったのだ。
この場合誘拐に当たる可能性があるらしい。
そんな昔の事を思い出しながら冷蔵庫を開く。
「おい! 飯は錬金術じゃねぇっていっつも言ってんだろ!」
と同時にツッコんだ。
この子一切買い物しないんだよなぁ。
昔の恩だったり色々あるからあまり強く言わないが、結構困る。
料理自体は楽しいから良いけど買いに行くのはそれなりにめんどくさい。
とりあえず卵を取り出して。
朝だと認識するのが余程嫌なのか、まだ床でゴロゴロしている唯愛。
一旦怒鳴って準備させる。
駄目だ、あのモードが続くとほとんど動かなくなってしまう。
ふと時計が目に入る。
七時四十分。
非常に微妙な状況である。
……朝でもここまで回る頭を誉めてくれ。
「ほら! オムレツ作ったから食え! そして学校に行くぞ!」 「甘い!?」 「ああ!」
甘い奴の方が好きなのは知ってる。
俺もこいつも卵が大好きだ。
そのため、昨今の卵供給不足化及び高騰化については一石を投じたいと思っているのだ。
……実際に何かをするわけでは無いが。
高校生なんてそんなもんでしょ。
「何から何までありがとね。こんな生活もかなり経つけど、まだお礼を渡すタイミングじゃ無いの?」
「何回でも言うが、俺はお前から何か報酬を受け取るつもりは無い。もしお前が死ぬようなことがあればその時まとめて受け取るが、そもそも俺が生きてればお前は死なせないから自分のために使え」
一息に喋って。
アイロン台にシャツを置いて驚く。
「アイロンが既にかけてある、だと……?」
横に目を向けると。
「すごいでしょ! ご飯の合間にもしっかりと見てたから見様見真似でやってみたんだけど、結構うまく出来たんじゃないの? ねぇ、どうなの? うまかったんでしょ?」
溜息。
「……いや、あんまり上手くない。アイロンスプレーかけ忘れてるからよれよれだし、そもそもの当て方も雑だから皴はたくさん残ってる」
勿論、感動の。
「だが、唯愛の頑張る気持ちを見た俺は今とても幸せだ」
「……何で頭?」 「ん?」
あ。
気が付いたら頭を撫でていた。
なんか手の収まりが良いなと思ってた。
ってか大分偉そうなこと言ったな。何かすみません。
「子を可愛がる父親の気持ちが分かった気がする」
「もう! そういう時は嘘でも女の子として可愛いって言ってもらった方が嬉しいんだけど!?」
「俺がそういうの無理なの知ってるだろ?」 「そんなに深い傷なの?」
知ってる癖に。
若しくは、触れたく無くて知らないふりをしてるか。
多分後者だろうな。
優しさというよりかは、思いやりだ。
そして、それは優しさより簡単にできる事。
「後片付けはちゃんと自分でやっとけよ。俺はお前の後始末をしとくから」
鉄板を押し付けて掛け直しながらも、声を掛ける。
今日は土曜日で授業数も少ない。何なら明日から4日後まで休みだし、その後は二日くらいオンライン授業とか言う登校しなくて良いフィーバータイムがあるからしばらく校舎には行かずに済む。
「よっしゃあ洗い物終わりぃ!」
「よし! その調子でさっさと着替えるんだ、乙女的準備もしとけ!」 「ラジャー!」
準備がどうたらこうたらというのは、彼女からそう呼ぶように言われている。
朝の準備に乙女も青年も無いと思うのだが。
まぁ少し前に話したように感性は人それぞれなので、気にしないで一旦置いておく事にする。
台を片付け終わるタイミングでばたばたと唯愛が降りてきた。
髪をセットし、バッグも背負い、きっちりと制服に着替えてる。
歯も磨き、顔も洗い、準備万端といった表情。
「忘れもんは無いか?」 「多分無い。あったら借りに行くね」
同級生からの目が怖いからやめて頂きたい。
靴ひもを結び直した。
彼女から教えてもらった、頑張る時のまじない。
踏ん張り時が一番しんどい奴。頑張っていこう。
+18000秒=5時間後
秒数にすると、何故か時間は早く過ぎ去るように思える。
「なぁ、俺が良いって言うまで目を瞑っててくれねぇか?」
実験してみよう。
被験者は水瀬唯愛。監督者はこの俺である。
昼の空の下で、無言の時を歩む。
救急車のサイレンとうるさい騒ぎ声だけが響き渡っていた。
帰路に就く学生がいなくなるまでの間。
三十秒を勘で数える。
今まで外れた事が無いのは唯一の自慢と言ったところだろうか。
「はい、おっけー」
「何かあるんじゃないかと思ってひやひやしながら待ってたら、いい意味でも悪い意味でも何も無かった」 「サプライズなんてのが出来ないもんで申し訳なかったな」
きょろきょろと周りを見渡して溜息を吐くとなりの子に、問う。
「今何秒経ってたと思う? 俺の体内時計の時間と照らし合わせてやるから答えてみてくれ」
少し首を傾げて悩む。
それだけで彼女は十分様になっているのだが、決して俺がこの子にそういった感情を抱くことは無い。
感性がずれている事は自覚している。
「22秒くらい? 30は経ってないと思うけど」
「残念答えは30秒でした!」 「……。」
敢えてムカつく言い方で。
「……とこのように、時間の感覚というものはその人の状態や感じ方で大きく変わる。お前の場合はさっきの言動から心拍数の上昇が見えた、それによるものだと思う」
黙られてしまうと少し怖い。その結果負けた。
が、俺の早口が可笑しかったのか唯愛は笑った。
それに釣られて、という訳でも無いが一緒に笑う。
本来の目的とは外れてしまったにも拘らず笑える最期を迎えたこの実験を、静かに雲に送り出す。
気分が良い日というのは、中々洒落た比喩が思い浮かぶな。
「何でこんなことしようと思ったの?」
「あー、秒数にすると時間が短く聞こえるって言うのを偶々そこにいたお前で試そうとしたんだよ」
「被検体?」 「今度クレープ作ってやる」 「悩みどころではあるが許す」 「あざす」
他愛も無い会話を繰り広げる。
クレープは、具材を切ったりホイップクリームを作ったりの少し面倒な作業を二人で分散できるため、唯愛の家で休みの日に作る事があるのだ。
俺の心の中を覗く君たちも、ぜひこの休み中に挑戦してみて欲しい。超美味い。
まだ見ぬクレープに思いを馳せて飛び跳ねる唯愛を眺める。
「お前を見てると、重力が無いような気がしてくるんだよな」
気が付けば言葉を紡いでいた。
「どういう事? もしかして急に具合悪くなっちゃった?」
「……そういうとこも含めてさ、俺たち人類はお前みたいなのを見習わなくちゃいけねぇんだよ。必要最低限で嫌なことして、常に笑顔でいられて、誰かに幸せを届けられて。そうやってずっと暮らしていけるようになれば、温暖化だって何だってぶっ飛ばせるのにな」
世の中、完璧な事が多い。
だがそんな事お構いなしと言うように、こいつはどこまでもマイペースなのだ。
昔、サーカスでピエロを見た。
彼らはステージ中を危険な方法で飛び回っていたのに、全く落ちる素振りを見せない。
ずっと不安だった。
いつ落ちてしまうんだろう、と怖がっていた。
そんな時、ピエロはひと際大きく跳んだ。
俺の前を通り過ぎる瞬間に、俺はこいつらに重力なんて概念が無い事を肌で感じた。
大丈夫。
彼らは大丈夫だと。
生命、というのは大げさかもしれないが。
水瀬唯愛にはそれと似たような何かを感じていた。
「そういうとこに、今もまた俺は助けられてんだな」
こっちが少しづつ恩を返してるというのに、ひどい奴だ。
またどんどん俺を助けやがるのだから。
一生返せないまま死んでしまうのは、何だか申し訳無い。
鳩のように目を丸くしていたかと思えば、急に少し笑い。
「そんな事言ったらお互い様でしょ? 勿論、って言うのはちょっと変だけど、物理的に私が今あの家とか学校で生きていられるのは朝ご飯があってこそだし」
一つ、置く。
彼女の目が少し輝いて。
「何よりもあなたの存在に、私は生きる理由を貰ってる」
だと、嬉しいな。
何だか泣いてしまいそうだが、こんなに自然な話の中で泣くのは君たちに失礼な気もする。
感情を、仕舞った。
決して無くさないように。
「あはは、何か少し真面目な会話しちゃったね。ここらでぱーっとどうぞ!」
「なんて雑な振り方だ。やっぱお前から感じるのは残酷なピエロの雰囲気だった」
「えぇ何それ! 何の話してるの!?」 「それはな、かくかくしかじかあって」
「何も説明されて無い!」 「お前そこはフリでもいいから乗っとけよ、ご覧の皆様が困るだろうが!」
こういうのって作者に丸投げするもんだと思ってた。違うのか?
今日起床してから、朝、授業中、今とずっと首をフクロウにする唯愛を連れて、そろそろ人がいなくなったであろう通学路を歩く。
こいつの家はあまりここから遠く無い。
折角だから毎日そこまで送る事にしている。
帰宅部というのは便利なもので、勉強に少し時間を割いてやればとことん自由だ。
最近はそのまま宿題をしていったり、飯を作って帰ったりという事が増えてきた。
こいつの親がどこかで暮らしてるなら、許可を貰い次第あそこに移住するというのもありかもしれない。
交通の便も悪くないし。
空想の中身の無い話を、笑って続けた。
今日も、笑顔を最後まで見られる筈だった。
あの焦燥感を誘う音は、それを崩してしまった訳だ。
白い車体と半透明の赤い光は中々に現実味が無い物で。
既に家の前にはそれなりの数の人が集まっている。
少しだけ流れる汗。
暑さか、緊張か。
救急隊員に、ほとんど叫ぶように疑問をぶつける。
「何があったんですか!? 俺は違いますけどこっちは家の住民です!」
虫のように群がる人間たちを掻き分けて。
気が付いてくれた一人が寄ってきてくれる。
「近隣の方からここで人が倒れているという通報を受けまして。あまり顔を見せない方だったのか、身元もわかっていないのですがこちらに来ていただけますか?」
顔を見せない人?
「どうする唯愛。お前にとって悲しい事になるかもしれないが、行くか?」
思わず強い口調になってしまったかと思い、少しゆっくり待つ。
この家に用がある人の中で中々ここに顔を見せない人。
目の中に、暗い影が見える。
肩や手も小刻みに震えている。
こんなの久しぶりに見たな。
こうやって不安に押しつぶされそうになった時。
他の人に触れるのが一番大事だ。
両手を握る。
「後悔しない道を選ぶのは難しい。だが、何もしないのは全ての選択肢の中で一番後悔する。今正しいと思った道はお前が一生懸命本気で考えた道だ。俺だって他の人だって後悔させないから、選べ」
眼を見る。
一歩踏み出す。
「わかった。隊員さん、その人は車の中ですか?」
それでこそこの子だな。
やるかやらないかと聞かれれば、やる、と答えるのが。
「はい、先に向かっていて下さい。お連れの方はどうされますか?」
「決まってれば搬送する病院だけ教えて貰えますか、少しだけやる事を終わらせた後すぐに向かいます」
横を向く。
「荷物貸せ。家族の会話に俺が入ることは出来ないから、病院で唯愛に会いに行く」
「気を付けて」 「お前の方こそ、気を付けて」
向こう側に走って行く。
ほぼ確定していることを、敢えて強調せずに伝えた。
恐らく、久しぶりに家に帰ってきた唯愛の両親だろう。
こいつの家に俺以外の人なんてあまり来ない。
学校でも友達がいないような奴だし。
俺のやるべき事を終わらせる。
急に突風が吹き荒れて、首筋を冷やしていく。
昼というのは、どうにも汗を掻きやすい。
お読みくださりありがとうございます。作者のあにーです。
さっきまで書いてたあとがきが謎のバグで消えたので書き直してます。
凄く心が折れそうなので早めに終わろうと思います。
投稿が一時間遅れてすみませんでしたぁ!
次回 5/02更新 (次こそ20:10分を目指します!)
感想、レビュー等で5日間で盛り上げてくれると嬉しいです! よろしくお願いします!