表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
穂高市役所ストリートビュー年史  作者: 十二滝わたる
39/53

亀男

 介護職の給料表は最初は触手を動かすほどに設定俸給額は悪くはない。ちなみに3号給・3号俸などのようの、縦と横の一覧表の合わさり目による俸給が、縦の昇給と横の昇任スライドにより決定的される。ちなみに、人事セクションの責任者は棒給(ぼうきゅう)と最後までいい続け、周囲も言えず、最後までお約束の失笑を買い続けた。

 介護職の場合はその俸給額の右肩ラインが他の職種に比較して緩い勾配となる。意味することは、現場の作業が中心となるため、経験による業務への貢献や知識蓄積が評価的に低いということであり、年数が経過しても、給料は上がらないと言うことだ。

 同じようなことが、看護婦給料表にもあった。

 病院の労働組合の要求はこのカーブを上げろと言うことだった。

 国会公務員はじめ、すべての公務員は人事院が定めた給料表をベースにして定めている。一自治体が根幹となる給料表を独自に変えることは対外的にはおろか、社会的にも政策的にも無理な話だった。影響が大きすぎた。

 そんな中で、県庁所在地の公立病院が面白い方法を導入し看護婦の指揮を高めていた。

 方法は明瞭だった。看護婦の時間外は膨大なものがあった。数百にいる看護婦のトップは総看護婦長一人だけだった。実質的な現場の監督は労働組合に属し、時間外労働をするのは看護婦長だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ