2話
いやー、書くのってなんか疲れる…
「やっときたか。」
「は?」
な、なんだこれは…光出したと思ったらこれだ。
「あ、貴女はどちら様何でしょうか。」
「ふーん…聞こえて無かったのか。」
は?聞こえてなかった?まさかあの声の事だろうか。
「えーと、どういう事なんでしょうか。」
「そうだな、お前には別の世界に行ってもらう。」
は?イキナリ過ぎて頭が追いつかないぞおい。
「え、なんで…」
「お前は元いた世界に産まれるのではなく、今から行く世界に産まれるはずだったのだ。」
「かなり確率が低いが偶に起こるのよね。
最悪世界の修正が効いてお前は消えてしまうからな。」
なんだと。あの世界に居ると俺は消えてしまうのか。
「で、では元の世界には…」
「当然戻る事は出来ないな。」
そ、そんな…
「俺には友達が居るんですが。
そいつに別れとかは…」
「は?友達?別れを言いたいのか?
ふーむ、あぁ。アイツか。」
ん?何か1人で納得しているぞ。
「悪いけどここに来た時点でもう戻れないから無理だな。
まぁ大丈夫でしょ。」
「え…」
何が大丈夫なんだよ…
「まぁ、これからお前の居るべき世界に行くわけだけど。
流石に何も無しではいさようならはひどいかしら。」
そりゃそうだ。何も無しで知らない世界に放り出されたら死ねる自信あるよ?
「じゃあお前に此奴付けとくからあとがんばってね。」
「は?」
「じゃ、ヨロシク〜♪」
あぁ、またこれか…
(これからよろしくお願いします。マスター)
ファッ!?可愛い声が聞こえてそこから意識が飛んだ…