第5話 ご飯!
今回は少し長いかな?
ユウキの出番は今回も少ないです。
前回のリアルチーター!
サンタロウ、街に入った。
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街に入った時の気持ちを簡単に言葉にすると、
[腹が減った、とりあえず飯をくれ。]
だった。
という訳で、高級そうな所で腹を満たそうと思う。
なぜ自分でやらないのかって?
俺の脳じゃ、高そうなものを想像出来ないからだよ。
早速ユウキに聞いてみよう。
(この街で高くて美味しい料理屋はどこ?)
『ギルド付近のdoloiがいいと思います。』
(ドロイだね、行ってみるよ。)
『ドロイじゃなくて、doloiです。』
(あ、うん)
ユウキさんが、ウザイ気がする。
早速言ってみるか~
数分後
doloiに着いた。早速中に入ろう。
ガチャ
「いらっしゃいませ、お1人様ですか?」
「はい。」
「では、席に案内いたします。」
ん~、なんかファミレスに似てる。
気のせいかな?
「こちらへどうぞ、これがメニューです。
決まりましたら、こちらのベルを押してください。」
「分かりました。」
何があるのかな?
{メニュー}
チーズハンバーグ 9000G
煮込みハンバーグ 10000G
ビーフステーキ 10000G
(サイズによって値段が変わります)
チーズドリア 8560G
ミートソーススパゲッティ 9600G
ライス 1500G
(量によって値段が変わります)
ドリンク各種 2500G
お酒各種 4000G
ワイン 6000G
これってさ、このSLO(めんどいから省略)の世界を作った人が考えたのかな?
それならファミレスっぽいのはうなずける。
てか、高すぎだろ。貴族とかが食べるのかな?
お腹すいたし、ビーフステーキの特大サイズでいいかな?後はライス大盛りとワインでいいかな。
ピンポーン(ベルを鳴らした音)
「ご注文はお決まりですか?」
「はい、ビーフステーキの特大サイズとライス大盛りで、あとワインをお願いします。」
「かしこまりました。ワインは15歳未満は飲めないのですが、今何歳ですか?」
「20歳です。」
「失礼しました。出来上がるまで結構時間がかかりますが、よろしいですか?」
「はい。」
「分かりました。ではこのパネルに手を載せてください。」
「これは何ですか?」
「あなたの体からお金を吸い取るものなんですよ?この魔道具は結構普及されてると思うんですが。」
「今まで手渡しでしたので、ありがとうございます。」
「はい、では手を載せてください。」
「分かりました。」
あ、お金が取られた。でも減ってないな。
∞だし当たり前か。
「それでは、しばらくお待ち下さい。」
結構時間がかかるって言ってたけどどのくらいだろう。それまで自分で作ったスマホでゲームでもするかな。
数十分後
やっと料理が来た。アプリが元の世界のを引き継いでたからシャンシャンやりまくってたけど、
こっちの世界だとEXTRAでも遅く見えるな。
そんな事より、料理を食べよう。どれも、普通のファミレスに出てきそうなものだから、味の感想は割愛。
とても美味しかった。とだけ言っておこう。
途中でユウキが食べたいって言ってきたけど、無理だから無視した。いや、俺のスキルでどうにかなるかもな。まぁ、いいや。
次はギルドだな、早速いってみるか。
お金があるって素晴らしいね。
主人公の歳は20歳です。18じゃないです。
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