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~しょのはち~少し説明

「スパァァーーーーーーーン!!」


今日も響くハリセンの音




「いつまでも寝ぼけてるんじゃないよ!」



頭を抱えて蹲る

少し涙目になりながら見上げるとミコトが立っていた。

同じベビーベッドで育ち隣にいた獣人、言うなれば幼馴染である。


一言で表したら「委員長」

狐耳のスラッとした半獣人の女の子である。

歳は同じ8歳なのだが獣人特有の成長の速さも合い余って大人びている。

もしかしたら同じ転生者かみこなのかも知れない。


狩りの時間ではないのかゆったりしたズボンを履いて、

お腹にはサラシの様な物に赤く染めたチョッキ


「さっさと子供達の所に行く!」


この孤児院で幼少組みの面倒をみる為で

ナタリーさんが保護をした子供達の事である



(2次元特有の「幼馴染で甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる女の子」)

(ナイワ~~実際無いワ~~~2次元だけだったよママン・・・・)


(未だに私を見ると「貴方見てると何故か涎が溢れる」って・・・・食物対象??)

(一緒に育ったのだが獣人の成長は早くお姉さん気取り)


(「魔力の高い者は美味しいから♪」とナタリーさん言ってた事あるな・・・)

(いつか襲われる???物的に・・・食品的に)



年少組みと言ってもナタリーさんが保護して来た人(?)達ちである

中身は大人の精神が入ってて楽なのも居るが

本当に幼児も居る。主に身体の看護や世話である。

妖精種に転生した者は体が脆く『蝿叩き』で楽に死ねるレベルだし

ハーピー種なんか今まで翼を持ってなかった者の転生者だから思うように動かせないのだ、

長寿の種族やドリアード種なんかも動けなく介護が必要だ。




ここ『神子村』の一角

ナタリーさんが経営する孤児院でのいつもの風景



北側、山に覆われ山頂は霞ながら白く見える

西側、密林より樹海と言った方が正しいかな?

東側、延々と砂漠が続いている

南側、畑で草原のあと湖が広がる


人口は10000人前後の割に畑や果樹園の規模が多すぎる

その広大な土地の周りを高さ70mもある城壁に3重にも囲まれてるのだから




何処の進撃じゃい!!!と当時突っ込んでしまった




周囲の国等の交流は無く必要な物は魔法陣ゲートでの物々交換等、

もちろん外部の商人はこの村出身者である。

無駄に知識が高い集団であるからして特産品は高値で売買され村はとても豊かだ


『孤児院=保護した者』であり、最高責任者であるナタリーさんの管轄もあって社会福祉で十分に賄う。





午前の仕事かいごを終えて一息付いた頃に、

私を助けてくれた時にナタリーと一緒に居た槍のお兄さんを見かけた。


「おにいちゃ~~~~~~~~~~ん!!」と駆け寄る


私の姿は、8歳といえど小柄で色白、髪は肩までかかるストレート

ナタリーの趣味で強制的に着せられた今日はフリフリのスカート姿だ「くっ殺せ」



「お~~~!シュジュツ終わったらしいな」



クラーケンの青い血で染めたタイツの様な服に金属の肩当、胸当てと所々付いてる何時もの姿

最初に助けてもらったせいでもあるだろう、私はこのお兄さんが大好きだ「BLじゃ無いゾ」


飛び掛る私にサッと掴み高い高いと振り回す

傍から見ると「おまわりさ~ん!この人です~~」とやや危ない図柄である。


兄さんは村の外を彼方此方回ってるので外の話を沢山話して私に情報をくれる。

幸運『Z』(ゼット)と残念な槍勇者の一人なんだけど、

村のゲートの使用許可が与えられてる一人だ。




「お兄ちゃん、新しい話は無い????」情報は命である。



前に聞かせてもらったのは


ユーパッロ共和連合国(4000年前)

イスルギの王家の息子に生まれた病弱な王子

王家の息子で手厚く看護され一命を落とす事無く成長していった

その息子は実は転生者で保有スキルが『A○車で行こう』

王家や共和国の後押しもあり次々と線路を拡張して共和国おろか世界中に広めていった

大量の物資や移動出来るとあり大いに栄えた時期だと云う


当然、数多くの商人や各国の恨みを買い『りにあ』の試験中に事故で死亡したとされている

スキル上の物であった建物や列車等が当然消え失せた。と同時に混乱の渦が巻き起こる。


現在の世界中に広がる街道と呼ばれる道は、当時の線路の跡地にあたる。




ソリュート連合(2500年前)

極寒の地で当時の首相が召還儀式を国を上げて行うことにした

作物が育成しにくいばかりか魔力元素が濃く周囲の魔獣が強いのだ

国を上げて総力戦みたいな何十にも重なる召還式 

幾重の魔法陣で念願適えて出てきた転生者は保有スキル『シムシテ○』

召還当時はこれまた病弱で成長するまで高価なポーション風呂に入ってたそうだ

成長してからと言う物あれよこれよと瞬く間に都市が出来て人々の暮らしが豊かになった

この頃に地下資源が大量に在る事が解る『燃える水、燃える空気、固い石、金、鉱山、燃える石』

発掘した物で売買を繰り返し連合国全体が豊かになった


そこに特産物が重なり経済的に面白く無い隣の大陸の国家が特殊なスキル持ちを雇い召還者を暗殺した

都市や道路が一瞬で無くなり、更に一部危ない物質を扱う施設が暴走し混乱を極めた。


都市機能は無くなったが鉱山施設の跡地で坑道は剥き出し状態な為に現在は手作業で進めている




アメリア帝国(500年前~

現在、確認をおこなっているがココも大大陸というのもあり非常に危険な地域が存在している。

只、北側の一部の地域で魔族との戦闘でスキル『スーパー○○○○大戦』

  南側の一部の地域で『FP○』と言うスキル持ちを確認している。





「あ~~無いな~~~~」

「今日はナタリーに頼まれてた品を持って来ただけだし」




一緒に手を繋いでナタリーの部屋に向かう

何度でも云おう「おまわりさ~~ん」と言う後景。





「あっ・・・」


歩むのを止めて急に青くなった槍のお兄ちゃん、村に来る途中何かあったのかな????



「ジョウ!!!!!固有スキルで『2D格闘戦』ってのだけは気をつけろよ!!!!」

「『3D格闘戦』より弱いからと舐めてると酷いめに合うゾ」


真剣な眼差しで顔がUPで迫る


 






(へっ?)









槍のお兄さんが戦った相手


<<翻訳前の言語>>


固有特定スキル  ・ワールド○○ローズ


特殊技能     ・秘密の○園


(説明は省く)

(このシーンだけで何故か18禁ゲーになったそうである)




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「行った事無いのだけれど昔、南の大きな大陸があったと伝承されてるんだ」

「へぇ~~~」


「今のアメリア大陸位の大きさの大陸だったんだけど・・・」

「だった???とは???」



「『ウー大陸』王家の息子が転生者で特殊固定スキルが『遊園○を作ろう』って言い伝えで残ってる」

「ふむ」


「スキルで作ってた『きゃらくたー』がネズミの姿をしていて・・・」

「わーーーわーーーーーお兄さん!!それ以上喋ると不味い事になる!!!!!!!」


「『ちょさくけん』の神に怒りを買い一夜で大陸ごと沈められたそうだ・・・」




「ですよね~~~~」


まともに、コノ回を書くと長くなるので凝縮。

著作ネズミ話を入れたくて書きました。

鼠の描写には気をつけましょう(笑)

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