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発芽ライフ  作者: 氷歯車
1/1

暗い部屋にテレビの明かりだけが見える。


時刻は既に4時をまわっていた。明日は土曜日だからと余裕をぶっこいて新しいゲームをやったらもうすぐ朝になる手前まできてしまっていた。


今日もこのまま起きていよう。


こんな生活はしばしばだった。いけないとは思っていても手がコントローラーに絡み付いてとれない。体もテレビの前から動こうとしないのだ。


まだ朝日は昇っていない。しかし、だんだんと空は白んできていて鳥もチュンチュン鳴き出していた。


ようやく区切りが良いところで惜しみつつコントローラーをはなして台所へ向かう。


「今日は……10時から部活か」


そこで遅すぎる睡魔と共に夢の世界に旅立つことにした。



『おはようございます!現在7時になるところです。……』


完全に不健康な顔で食卓についた。


いつも観ている朝のニュース番組のアナウンサーは今日も笑顔を向けてくれた。


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