ここはどこだろう
いろいろ訂正8/15
どれだけ眠ったのだろうか・・・。
優が目を覚ますと、さまざまな本がたくさん並んでいる
神秘的に輝く部屋の中にいた。
優:(たしか、公園で怪しい本を拾った筈なんだけどな。
ここは、いったいどこだろうか・・・・。
たくさんの本が並んでいて、何か神秘的なものを感じるな。)
そんな事を優が考えていると、この世の人とは思えない
美しい顔立ちをした神官の様な格好をした人が急いで優のほうに向かって来た。
神官?は焦った様子で、先端が赤く輝いた杖を優に向けて話した。
神官?:「そこの貴方!
見たところ此方の世界の者とは、違う格好をしていますが
どうやってここに来ましたか?」
優:(ファンタジーの世界に紛れ込んだのかな。
あの様子からすると、俺は侵入者か何かと間違われているな。
あの杖で殺されてしまうかも知れない。
あったことを話して、ここから帰して貰わなければ。)
優は、震えてながら手を上げて
優:「俺は、高木 優っていいます。怪しいものではないです。
俺の住んでいた国は、日本で
帰り道に公園で怪しい本を拾って、目がさめた時にはここにいました。」
と言った。
神官?は杖を優に向けたまま、その場でぶつぶつといいながら、何か考えているようだった。
考えがまとまった神官?は、不安な顔をして優に確認をしてきた。
神官?:「優さんが言っている本は、この魔本のことでしょうか?」
神官?がそういいながら杖を振った。
すると、優の目の前に、一つの本が現れた。
本が出てきた様子見て、優は驚いた。
一つは、神官?が出した本が、自分が拾った本と全く同じ物だったこと。
もう1つは、杖を振った瞬間に本がいきなり出てきたことだ。
優:「そうです。貴方がもっている、本と全く同じ物です。」
優が驚きつつ答えると、神官?は焦って優の状態を確認して、少し経つとほっとしていた。
その後、神官?はペコリと頭を下げて優にこういった。
神官?:「侵入者と間違えてしまい申し訳ありません。
ここは図書館の最奥部という場所で、一般の方は入ってこれないのです。
魔本にとりつかれてはいない様ですが、何か体に不具合とかはないですか?」
優は、不安になりつつ
優:「魔本にとりつかれている?図書館の最奥部?」
神官?は、優の言葉を聞くと何かを思い出したように
神官?:「あ。貴方が、今置かれている状態の説明をしていませんでしたね。ごめんなさい。
この世界は、貴方のいた世界で言う天界にあたり、この場所は天界王立図書館の最奥部になります。
そして、私はここに務めている神官のアリシア・エスカッテと言います。アリシアと呼んで下さい。」
優は、いったい何がどうなっているんだと思いつつもアリシアの話を聞く事にした。