女たらしの妹と誰が仲良くするか！！
見ていただきありがとうございます。
「おはようございま〜す！先輩！」
「ゲッ」
「ゲッてなんですか！？」
「おはよう。今日もいい天気だね」
「しゃぁぁぁぁぁ（威嚇）」
「…君は猫かい？」
学校に登校中に、女たらし兄妹...もとい、橘兄妹がやってきた。
（一番会いたくねえな！）
ちなみに、ここの高校でコイツと仲良くなったら、◯される。なんかそういう同盟を学校の男子で作っていたはず。俺の生死が危うい。そして逆に女子は親衛隊を作っている。それは男子にも有効なものらしいから、こいつに関わった＝死なんだよ！！
……そして認められないのが、妹にファンクラブがあることだ！！！解せぬ！
「オハヨウゴザイマス、オンナタラシサマ。ソノ（クソ）イモウトサマ」
「それやめてくれないかな？僕はモテてないと思っているんだけど...」
「喧嘩売っているなら買うぞ？◯すぞ？」
「なんで！？」
今からでも丑三つ時に藁人形をやるか？でもコイツの髪の毛とか触りたくねえぇぇ。
「そして、お前はツンツンするのヤメロ。お前は蚊か」
「比喩の仕方がだめです。もう一回」
「お前はサソリか？」
「もう一回」
「お前は…ってなんでこんなことしているんだ？とにかくやめろ！」
「嫌です！可愛くてきれいで優秀な美鈴と言ってください！」
「なんで！？」
コイツは何がしたいのかがよくわからない。神様、どう思う？
……フムフム、なるほど！よくわからない！（涙）
「（ボソッ）本当は、美鈴って読んでほしいんですけどね」
「ん？なんか言ったか？」
「いいいいえ、何でもありませんっ！」
「ならいいか」
「む〜、もう少しは心配してくださいよ〜」
「無理だな、っていつの間にか消えてる！」
「幽霊ですか？」
「お前の兄だよ！」
会話をしていたら、いつの間にか女たらしがいなくなっていた。
「お兄ちゃんならあそこに…」
そう言って、指を指した。
「ん？」
指を指した方向を見て...思った。
「（ああ、やっぱり男の敵だな！！！！）」
「口に出さないでください...」
「おっと、失敬失敬」
でも、そう思うのは仕方ないじゃん？
女子生徒、それも後輩同級生先輩……なんか、中学生も混じっている？
そんな美少女たちを侍らすのは男の敵確定だよね？
そんな感じで登校して、学校についた。
「ではまた！」
「もう来るなよ〜」
「嫌です〜」
「はあ...」
やっと一幕終わった。さて次は...
「「柏木くん、おはよう」」
後輩に好かれたいな〜
