表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/17

第2話 スキルと職業

「シュウ様。スキルをお選び下さい。」

と、目の前にぼや〜っと画面みたいなものが見えるようになった。


ふむふむ。この中から選ぶのね。

『鑑定やら剣聖、時空魔法etc』チートっぽいスキルが沢山出て来た。


「ナビ子さん、どれを選んでも良いの?」

「ナビ子ではありません!メアです!」

そういうお名前でしたね(笑)別にナビ子でええやん。

何処からかジト目で見られているような気がする。

さて、それでは。

「これと、これかな?」

「スキル選択を確認しました。選び直しは出来ません。本当に宜しいですか?」

『yes no』選択ボタンでてる(笑)本格的にゲームっぽいなぁ。


「yes!○○クリニック!」


僕が選んだスキルは「従魔の気持ち」「精神耐性」の二つ。「従魔の気持ち」はペットと心を通わせ、なんと会話ができるようになるそうな。○○ゴロウさん顔負けの素敵スキル。

「精神耐性」は・・・。ええ。現代社会で病んでおります故、薬要らずな生活に戻りたいんです。


そうしていると何となく心が落ち着いて来たような。あれ?なんかとっても良い感じ!?

リア充が居ても爆発しろと思わなくなってきた!

「本当に凄いみたい!適当に選んで失敗したかも」


鑑定や時空魔法、チートスキルを先に選べば本の勇者やハーレム野郎のような活躍が出来たみたい。


「いやいや。そんな事がしたい訳では無いんだ。日々平穏で心安らかに生活出来れば良いんだ。」


「それではステータス確認後、職業をお選び下さい」

職業ですか。無職ですが・・。

ステータス画面には「冒険者」「戦士」「盗賊」「魔術士」「自宅警備員」の5つが現れた。


まず「冒険者」は探知・索敵に優れたマルチっぽい職業。


「戦士」は戦士って感じで体力、防御が主体のタンク的な職業。


「盗賊」は罠、トラップ解除、素早さが上がる職業。


「自宅警備員」・・・。・・・。説明要ります?

自宅内に限り会話術、交渉術のスキルが使え、20歳以上の未経験者(言わせないで)は魔法使いのスキル・呪文が使えるようになる。但し自宅内のみ・・・。

おお。家の中ではチートなのね。ある意味アリなのかも知れない。


**************


「じゃあ、これにしてみようかな」

「職業選択を確認しました。本当に宜しいですね?」


「yes」


「冒険者登録が完了しました。それではシュウ様。良き冒険者生活を」


それだけ?もう少し説明が欲しいんですが。

「ナビ子さん!もう少し説明とかチュートリアル的な何かありませんか?」

「ジトジトジットリ・・・」

「メアさん。お願いします。」


「仕方ないですね。本来は説明なんて無いですし、スキル授与もファーストチャレンジャーだけなんですよ。」


「ではシュウ様。簡単にざっくりご説明します。このダンジョンはこの世界で56番目に出来たダンジョンで全部で365箇所のダンジョンが存在します。今回ダンジョンが解放された事により他のダンジョンも解放・魔物が配置されました。3ヶ月間いずれか1つのダンジョンが攻略されない場合はランダムで魔物が地上に溢れ出します。冒険者は魔物から世界を守る職業です。頑張って下さいね♫」


軽いな〜。ざっくりって本当ざっくりね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ