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バトルロワイヤルは誤字です。

作者: 葉鳥えむさ

タイトルを “誤用” から “誤字” に変更しました。



 最近、 “バトルロイヤル” を “バトルロワイヤル” と記述している小説を多々見かけます。とってもむずむずするので、おせっかいながらちょっと一言。


 複数人で同時に戦い、最後まで勝ち残った者を勝者とする試合方式は “バトルロワイヤル” ではなく、正しくは “バトルロイヤル” です。

 おそらく “バトルロワイヤル” という言葉は、映画化もされた高見広春氏の小説『バトル・ロワイアル』と “バトルロイヤル” が混同されて、生まれたのではないでしょうか。ヒット作の影響力ってすごいですね。

 気を付けなければいけないのは “バトル・ロワイアル” という言葉は、高見広春氏が作中で作った造語だということです。 “バトルロイヤル(battle royal)” の “ロイヤル(royal)” だけをフランス語読みしたものなのだそうです。他の方の作品の造語ということで扱いは慎重にした方が良さそうです。


 辞書に記載されているのは “バトルロイヤル” ですし、校閲が入ったら指摘されると思われるので、実は違うんですよと言ってみました。ええ、読んでいてむずむずするので減るといいななんて個人的な理由ではありませんよ。本当に。(真顔)


 勘違いしたまま覚えている言葉って意外と多いですよね……。

 割と最近までアルプス一万尺の歌詞の “小槍の上で” を “子ヤギの上で” と思ってましたし。それってどんな虐待w


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― 新着の感想 ―
[一言] 申し訳ない、↓は間違いでした、漫画はバトルロワイアルでしたね バトルロワイヤルは普通に誤字でした
[一言] 正確には誤字や誤用では無く造語だったはず。 漫画のバトルロワイヤルが大元で作者がバトルロイヤルでは何となく違う感じがしてフランス語?かなんかのロワイヤルにしてみた、というのを見た記憶がありま…
[良い点] そのむずむず…超共感です! 最後の「子ヤギの上で~♪」も同じく…。 つか言われるまで気づかなかったけど、ホント虐待でしたね…子ヤギさんゴメンナサイ…。
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