那遊VS愛美
グッドタイミング。普通のモンスター程度相手では実力を十分に発揮できない。
本当に強い相手が必要だった。
那遊「丁度良い対戦相手だわ。勝負ですわ」
愛美「あたしに勝てますか!!!」
相手は長剣で連続で振りかざし、攻撃を連発してくる。
こういう攻撃は威力が低く、杖でガードすれば相手の攻撃は弾かれ、ダメージを食らわない。
那遊「じゃあ、この技で勝負をかけるわ!!!『ナインズ・ベーキ』」
私は空気を摩擦させて、大量の刺々しい炎を出現させる。
その炎が四方八方相手を燃やす攻撃を放ち続ける
相手は剣で攻撃の威力を和らげるが、それは無駄。
相手の正面だけではなく、上や後ろへも炎で攻撃を放てる。
愛美「あたしの真の能力を見せてあげるわ『情報操作』」
相手は空間に壁を作り出し、炎を食い止め、炎を亜空間に封印をする。
そして長剣を振り、衝撃波で私へ攻撃をしてきた。
私はベーキ・アローで攻撃を和らげたが、衝撃波の一部を受けてしまった。
那遊「ぐっ、なかなかやるわね…」
愛美「お前もナー」
戦いは続いていた。私は炎魔法のみを使い続けた為、相手もそろそろ気付くだろう。
愛美「恐らく炎使いね。こちらの攻撃力で貴方に勝つわ!!!『ナベィブレーカー』」
相手は長剣に火炎を帯びさせ、威力を上げたみたい…
那遊「……『フレイムタスト』」
私は火炎の風を降らし、相手へ攻撃を放つ
この技は火の魔道書のファイアタストの応用した技。相手一人にしか攻撃をできないけど威力は高いし、霊力の消費も少なくすむ。万能な技!!
相手の剣技を押しだし、私の攻撃は決まった。
相手には隙が出来た。スピードは私のほうが上ですわ
愛美「甘く見ないで!!!!『疾風シュラッシュ』」
相手はかなりのスピードで剣で風の刃の攻撃を放つ、私はブレイズ・ザ・バリアをとっさに放ち、相手の攻撃を無効化することが出来た……
那遊「炎の魔術書やルーマンドの書だけではなくて普通の魔法は色々習得しているんですわ。私はね!!!『ドッース・アイスネス』」
吹雪で相手を包み込み、大ダメージを与えた。
相手は炎以外を使ってくるとは思っても見なかった様子。
相手はどこかに退散していった。
これならいけます!!!
チェイザーマスターズには絶対負けません。