げ
暫く俺らは、無言のままいた。…………いい加減、のぼせて来たかもな。どうしよう。
①出る ②出ない ③出るよ
ーここは③を選びましょー
「出るよ」
俺は下にいる恋に呼び掛けた。
「分かった、ちょっと待ってくれ」
何だかドタバタと音がして、少しすると下から恋の声が再び聞こえてきた。
「もう大丈夫だぞ、頑張って押さえてるから!」
どうしよう。
①出る ②出ない ③飛び降りる
ーここは①を選びましょうー
俺は梯子を掴み、そーっと慎重に降りて行った。
「もう降りたよな、じゃあ早く服を着てしまいたまえ」
何だか変な口調だが、まあいいや。どうしよう。
①持って来た服を着る ②来ていた服を着る ③服を着ない
ーこれ、訊く意味あるんですか? まあ①を選びますよー
俺はタオルで体を拭き、持って来た服を拾ってぱっぱと来た。
「ん?ああ、着替え終わったのか。じゃあ今度、俺が入るから」
俺の反対側のドラム缶の影のところで、恋は服の脱ぎ始めたらしい。どうしよう。
①ちょっと覗いてみる ②ここにいる ③行ってみる
ーここは②を選びましょう 恋はそう言う子ですのでー
俺は覗こうかも考えたが、その思考を何とか打ち消した。俺は欲望に勝ったぞ!
「ちゃんと、押さえといてくれよ?」
恋が恥ずかしそうに影から出てきて、そう言った。どうしよう。
①ちゃんと押さえる ②途中で落としてやる ③押さえない
ー最低ですね ここは①を選びます!ー
恋が梯子を上り始める。恋は一生懸命、タオルで隠しながら登っているようだ、器用なことをするんだな。しかし俺の前にはブラブラするタオルと、…恋の足が見える。バレーで鍛えられてるから、ぷにぷにって感じではなさそうだけど。どうしよう。
①我慢 ②触ってみる ③タオルから覗く
ー変態さんですね ここも①を選んでやりますー
俺は何とか、我慢し続けた。そして遂に、恋はドラム缶の中にまで到達した。
「温度はどうかな?」
とりあえず最初に俺は、恋に問い掛けた。
「えっと、ちょっと温いかな。良かったらもっと、熱くして欲しい」
どうしよう。
①熱くする ②冷ます ③ほっとく
ーここも①を選びましょうー
俺は一生懸命煽いだ。
「ああ、気持ちいい。こんくらいで頼む」
暫くすると、恋のそう言う声が聞こえてきた。どうしよう。
①もっと熱く ②冷ます ③やめる
ーここは③を選びましょうー
俺は全力で煽いでいたのを、軽くに変更した。多分これくらいで、今の温度を保てる筈。
「あのさ、お前は…俺のこと……………………?」
恋が小さな声でブツブツと呟いた。どうしよう。
①訊き返す ②適当に答える ③無視
ーここは①を選んでしまいまっしょうー
「えっ?何て言った?」




