い
「うるさいな。別に良いだろ」
俺がそう言うと、少女はかなりムカついたような顔をした。
「セイ、ほっとこうよ。何か、超嫌そうな顔してるしさ」
少女の隣に居た女子が、袖を引っ張ってった。
「皆~!!前向け!!あたしの歌を聞け~!!」
前に出て一人の女子が叫んだ。どうしよう。
①拍手 ②無視 ③文句
ーここでは②を選ぶとしましょうー
「あたしは花空祭でい!」
歌わず、手を振って歩いていた。
「マツリちゃ~ん」
女子が一人、そう叫んで拍手した。するとクラス中から拍手が巻き起こった。何があったんだ?
「お前も拍手しろよ。クリス様が拍手なさってるんだぞ」
男子に話し掛けられた。どうしよう。
①拍手 ②無視 ③文句
ー同じ選択肢ですね ではここでも②を選ぶことにしましょうかー
「わっ凄げー!クラスが纏まってんな!」
先生が戻って来て言った。
「もう二年だから知ってると思うが!自己紹介すんぞ!」
時間は一時間目の終わり…くらいか。
「んじゃ!名前順に行こう!ハイどうぞ!」
先生が、一番と思われる人を前に連れてった。自己紹介か。どうしよう。
①全員ちゃんとメモしよう ②聞こう ③自分以外どうでもいいか
ーここでは③を選びましょうー
一章五十?部ずつにしたいと思います
サブタイトルを『あ』~『ん』にしたいのでね