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選択肢  作者: ひなた
金子恋ルート
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「ヨッシャ!アタシが担任の撫川海なつかわうみだゼ!」

 先生が教室に入って来るやいなや、そう叫んだ。

「一時間目!仲良くしろ!ってことでじゃあな!」

 先生は教室から出ていった。

「お前ら、何やってんだ。仲良くしろって言ってたんだから、仲良くしないと授業サボりだぞ」

 頭に巨大な星を着けて、髪は短め背も小さめの子供っぽい少女が話し掛けてきた。どうしよう。


①分かった 仲良くしような ②うるさいな 別にいいだろ


ーここでは①を選ぶとしましょうー


「分かった、仲良くしような」

 俺がそう言うと、少女は満足そうな顔をした。

「うむ、それで宜しい」

 そして少女は俺の前で仁王立ちになり、腕を組んだ。

「皆~!前向け~!あたしの歌を聞けい」

 するとその時、少女が一人前に出てそう叫んだ。どうしよう。


①拍手 ②文句 ③無視


ーここでも①を選ぶとしましょうー


 俺は少女に拍手をした。

「拍手ありがとう!あたしは花空祭でい」

 少女は歌わず、手を振って歩いていた。

「マツリちゃ~ん、カワイイよ~」

 女子が一人そう叫んで、凄い勢いで拍手した。するとクラス中から拍手が巻き起こった。何があったんだ?


「わっすげー!クラスが纏まってんな!」

 先生が戻って来て言った。

「もう二年だから、何と無くは知ってると思うが!自己紹介だ!」

 今の時間は一時間目の終わり、くらいか…?

「んじゃ、ネームナンバーで行こう!一番から、ハイどうぞ!」

 先生が一番?の男子を前に連れて行った。自己紹介ね。どうしよう。


①全員ちゃんとメモしよう ②聞こう ③自分以外どうでもいいか


ーここでは②を選びましょうー


 俺は覚えたかどうかはともかく、ちゃんとしっかり聞いていた。そして何も考える前に、俺の番が来てしまった。どうしよう。


①笑いを狙え ②真面目を装え ③適当に


ーここでは③を選びましょうー


「俺は〇〇と言います。宜しくお願いします」

 軽く礼をすると、俺はさっさと自分の席に戻った。これで充分だよな。

「ワタシは松尾クリスよ~。十二月二十四日のクリスマスイブ生まれなの~。ヨロシクね~」

 俺の少し後の少女がそう言ったとき、再びクラス中から拍手が巻き起こった。次の人、頑張って下さい…。

 俺の後には数人しかいない為、すぐに終わった。これで全員ね、何人か覚えた!あと、元クラスメイトとか?

「もう今日の授業飽きた!さよ~なら~!帰っていいよ!」

 何て先生だ。じゃあこっから。どうしよう。


①部活に行く ②誰かと話す ③帰る


ーここでは①を選ぶとしましょうー

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