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選択肢  作者: ひなた
初めのルート
23/389

 そして少しすると、縄跳び大会と言う行事の練習が始まった。どうしよう。


①今回は一位を狙おう ②保健室で休んでよう ③いればいいや


ーここは③を選びましょうー


 俺は練習の時間、クラスメイトが練習している横で座っていた。

「ちょっと、縄回してくれないか?」

 少女に話し掛けられた。どうしよう。


①いいよ ②やだよ


ーここは、①を選びましょうー


「いいよ」

 俺は微笑んで、少女から縄を受け取った。どうしよう。


①ちゃんとやってあげないとね ②適当でいいか ③回さない


ーここは③にしますー


 俺は縄を持っていた。ただ縄を、持っていた。

「しっかり回してくれよ!」

 少女が文句を言ってくる。どうしよう。


①あっごめん ②何で?


ーこれはちゃんと、①にしましょうー


「あっごめん」

 俺は軽く謝って、縄を回していた。

「ほら!体育の時間終わりよ。挨拶するから早く集まって」

 暫くすると先生がそう言って回っていた。どうしよう。


①集合しないと ②回してあげないと ③その場で固まる


ー?③には、どんな意味が?むう、③にしましょうー


「君達も、集合して」

 俺達のところにも、先生が注意しにやって来た。どうしよう。


①集合しないと ②回してあげないと ③その場で固まる


ー同じ選択肢ですね では今度は①にしましょうー


 俺は急いで集合している場所に行った。

「これで、授業での練習は終わります」

 どうやら今回が、縄跳びの練習をする最後の授業らしい。(今回は四回目)

「もっと練習したい人は、悪いけど個人でやってね。では、ありがとうございました」

 先生は礼をして、さっさといなくなってしまった。

「あのさ、放課後の練習も付き合ってくれないか?」

 さっきの少女に話し掛けられた。どうしよう。


①いいよ ②は?


ーここは②を選びましょう、はいー


「は?」

 俺は少女を睨み付け、冷たくそう言った。

「えっ?嫌ならいいけど…。じゃ、じゃあ他の人に頼むわ…」

 少女は一瞬落ち込んだように見せ、すぐに元気になって去って行った。

 

 その日の授業は終わり、俺は家に帰った。どうしよう。


①勉強 ②運動 ③読書 ④ゲーム ⑤寝る ⑥裏ワザ


ーここは⑤しかありませんねー


 俺はそのまま眠りについた。



 俺は特に練習せず、大会本番を迎えた。どうしよう。


①優勝目指せ! ②保健室へ ③やればいいや


ーはい、③ですねー


 俺はやるだけやっておいたが、やはり記録は伸びるはずがなかった。


縄跳び大会のイベントもこれで終わりです。

もうそろそろ、一章の全てのイベントが終わりになります。

さて、どうなるのでしょうかね。くっくっくっく。

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