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選択肢  作者: ひなた
初めのルート
19/389

 隣の席の少女が、俺は見つめている。どうしよう。


①一緒に行こう ②どうして俺と?


ーあれ?悪い選択肢が出ませんね まあ、②でいいでしょうー


「どうして俺と?」

 俺は少女に問いかけた。

「アナタが、淋しそうだったから。憐れんでるとかそうゆうわけじゃないんですけど、何か話しかけたくなっちゃうんです。それに、コノは一緒に遊んでくれる人がいないから、一緒に遊んで下さい」

 少女は悲しそうに、俺の手を掴んできた。どうしよう。


①そんなことないと思うよ まあ、俺でいいんなら ②ごめんね 


ーなんか可笑しいですね 文化祭特別でしょうか ②でいいでしょうー


「ごめんね」

 俺は少女に謝り、捕まれている手を解いた。

「い、いえ。じゃあ、コノはこれで!御免なさい」

 少女は走り去って行き、人混みに紛れてその姿は見えなくなった。

「一緒に遊んであげればいいじゃないですかぁ」

 いつの間にか、隣に先輩が出現していた。どうしよう。


①少女を探しに行く ②先輩と回る ③無視


ーどうしましょうか ③にしておきましょうかねー


「無視しないで下さいよぅ」

 先輩はニコニコと、俺の頬を突いて来た。どうしよう。


①… ②やめて下さい


ーあれ、①が…?えっと、②にしましょうー


「やめて下さい」

 俺が言うと先輩は、嬉しそうに笑った。

「ミーにも、そんな対応が出来るんですねぇ」

 先輩は笑顔だからどこか怖い。そんな気がする。

「ああ、ミーと一緒に回りますかぁ?」

 先輩はニヤニヤと聞いてきた。どうしよう。


①はい ②いいえ


ーここは、①を選びましょうー


「はい」

 俺は頷いた。すると先輩は驚いたような顔をした。

「いいんですかぁ?やっぱりミーにだけ優しいですねぇ」

 先輩は笑顔を取り戻し、俺の手を引いた。どうしよう。


①手を繋いでいく ②手を解く ③動かない


ーここは③ですね、はいー


「どうして動いてくれないんですかぁ?」

 俺がジッとしていると、先輩は俺の手を強く引いた。そのため俺は、バランスを崩してしまった。

「った」

 転んだ俺を見ると先輩は、残念そうに去って行った。不思議に思いながらも俺は、とりあえず立ち上がった。

 その後、宣伝以外で話し掛けられることはなかった。だから俺はただ、教室でボーっとして文化祭二日目を終えた。


これで文化祭も終わったわけですが、次はどうしましょうか。

正直この後、そんなにイベントは多くないのですよ。

仲良くしないから、特殊イベントも発生しませんしね。まあ、最後まで頑張ってもらいましょう。くっくっくっく。


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