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選択肢  作者: ひなた
初めのルート
15/389

 そして放課後…。

「今日からは各係のところに行くこと!いいな!」

 得点係は…、図書室か。俺は場所を確認し、図書室へ向かった。

「……貴方は…得点係……ですか…?」

 図書室に入ると、どこかから少女の声が聞こえてきた。

「ああ、俺は得点係だ」

 俺がそう言うと、小さな少女が本棚の陰から出てきた。

「…椅子に……座って…他の……人達を……待って…下さい」

 俺は言われた通り、椅子に座って待っていた。そして人が増えて行き、全員揃ったらしい。

「俺が担当の先生だから、何かあったら言えよ?」

 最後に先生が登場し、さっきの少女が前に出た。

「…計算の……仕方を…説明……します」

 少女は説明し始めた。ってことは、先輩!?

「……皆さん…分かり…ました…か?」

 説明が終わると、先輩?はさっさと椅子に戻って行った。

「まあそうゆうことだ。この係りに用意的なのはないし、飾り用の花でも作るか。去年もそうだったよな」

 先生は先輩の一人に聞いた。

「そうっすね。あの、便利な機械は?」

「今年は使えなくなった。頑張れ」

 先生は花を作る用の、あの…薄い紙を配った。俺不器用だから、そうゆうの得意じゃないんだよな。どうしよう。


①教わりながらでもやろう   ②頑張ろう   ③やんなくていいっしょ


ー③を選びますー


 俺は椅子に座ってぼーっとしていた。

「やれよ、二年。何サボってんの?」

 先輩と思われる人が話しかけて来た。てかこの係り、動かない係りだけど女子少ないんだな。こうゆう係りは女子が入るんだと思ってた。

「もしかして、出来ないのか?」

 先輩がクスクス笑いながら聞いてきた。どうしよう。


①出来ないとはっきり   ②出来ると意地張ろう   ③無視


ー当然③を選びましょうー


「何無視してんの?俺三年、お前二年、分かってる?」

 先輩はお怒りのご様子だ。どうしよう。


①教えて下さい   ②うるさいな


ー②を選びますよ だって、男子生徒の好感度を上げてどうするつもりです?ー


「うるさいな」

「あー、先輩にそんなこと言っちゃう系?」

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