ハ
不思議な現象が起きましたね。このルートでは、ここまで来ると好感度を下げることが出来ないのですね。
それではもう既に、僕は攻略に成功しているということでしょうか。
しかし今度からも好感度を沢山あげ、間違えないようにして頑張りたいと思います。くっくっくっく、あははは♪
「お前ぇがそんなにも、あたしを想ってくれてるってんならよう…」
祭はそう言って、走って校門を出て行く。どうしよう。
①走ってついてく ②歩いてついてく ③ついてかない
ー③を選んでみたいのですが、①にしましょうー
祭がなぜか走って行ってしまったので、俺はその後を追って走って校門を出る。
「お前ぇがそんなにもあたしを想ってくれてるってんならよう…、あたしとずっと一緒にいるかい? その覚悟も、あるってのかい」
校門を出てすぐ、学校の目の前で祭が俺に言ってきた言葉……プロポーズと取っていいのだろうか。祭の表情は、恥じらいと後悔の色に歪んでいた。どうしよう。
①ずっと一緒にいよう! ②意味分かんないんだけど
ーこれも①でいいですよー
「ずっと一緒にいよう!」
俺は祭の手を掴み、そう叫んでしまった。一瞬辺りの音が、全部静かになったような気がした。
「……はい」
恥じらいは残しながらも、祭の顔には笑顔が戻っていた。ふわりと柔らかい、いつもよりも更に素敵な笑顔だった。




