code6:赤き鷹を堕とせ
さてそろそろ時間かな
「じゃ、みんな現地でねー」
「なんでそんなに気楽でいられるのか」
「強いやつに会えるんだよ!ワックワクじゃん!」
「お前いつもとキャラ違くない?」
「いやいやこんなもん」
「なわけあるか」
:今から奇襲するとは思えない緊張感のなさ
:配信してる時点で奇襲じゃなくね?
:せやな
:しっかし使える機体少ないなぁ
:戦車と戦闘機ってま!?
「まじまじ!ほんっと少ないよなぁ」
「こっち選んだのはお前だろ!」
「だって最初から充実してたら面白くないじゃん」
:あれ?ジランくんやばいやつ?
:Jutar選ぶ時点でやばいやつだろ
:確かに
:Jutarほんとにやばいからな
:離反した人多数な時点で察せ
:[レッドホーク]Jutarは二度とやりたくない
:赤鷹ニキ元Jutar!?
:ここに来て新情報!?
「へぇレッドホーク元々こっちだったんだ」
:[レッドホーク]30分で諦めたけどね
:30分耐えただけすげぇよ
:大体10分もてば頑張った方とかいうとこだからな
:えぇ(ドン引き)
「10分は短いなぁ」
「そろそろ出発するぞ」
「はいはい てことで皆!できるだけ返すからコメントしてね!」
「運転に集中しろや!」
:コメント返しながら戦闘機飛ばせるジランくん何者や
:戦闘機脇見運転はやばくて草
「そんなもんでしょ」
「いやいやそんなこと普通できないからな?」
「慣れれば誰でもできる」
:できるわけなくて草
:化け物かな?
:[レッドホーク]多分今の俺でも操縦すらできないと思う
:ファッ!?
:今の赤鷹ニキでも無理ってどんなだよ
:[レッドホーク]俺のレッドイーグルが最高速度マッハ行くか行かないかぐらいなんだけど、この戦闘機 名前ウィンブルね こいつ最高速マッハ10なんだよ。で、エンジンかけてから3分あったらマッハ5ぐらい行くのよ
だから慣らし運転でずっと乗ってると高確率でデブリにぶつかる あと死ぬほど酔う
:マッハ10!?どんな作り方してんだ
:てか赤鷹ニキもマッハ行けそうなんだ
:[レッドホーク]ブースターなしの加速だからもうちょっと遅いけどね
:[レッドホーク]その分機関銃とミサイル積んでて最高マッハ10のこいつ特級呪物レベルなんだよね
:化け物かな?
:赤鷹ニキはこの戦闘機狙撃できる?
:[レッドホーク]できるわけなくて草
:当たり前なんだよなぁ
「そろそろ地球だぞ」
「やっぱ早いなこいつ」
「僕酔った」
「まじかよ三半規管弱すぎだろ あ、みんなごめん全然コメント返せなかったけど読んだから安心してな」
:ソーンくんは悪くない
:ジランくんバケモンかな?バケモンだわ
:[レッドホーク]なんでその速さで酔わないんですか…?
:赤鷹ニキ………困惑!
:そりゃそうだろマッハ10で飛んで一切酔わないどころかコメント読んで無事なんだぞ
「大気圏突入するぞソーン」
「う………」
「酔いながらでもボタン押すだけなんだから行けるだろ」
「う…………(ぽちっ)」
「よし!」
:[レッドホーク]ちなみにウィンブルの中にはバケツがあってそれ宇宙に捨てられます
:リバース想定されとるやん!
:用意しなきゃ大惨事や
「そんなこんなで地球だ!」
「だいぶ酔った」
「弱いなぁ」
:お前が強いだけ定期
:そろそろ準備しろ?赤鷹ニキはもう乗ったぞ
:そうだった乗らなきゃ
「新型見つけた!」
「ジラン行くよ」
「言われなくても!」
バビュゥゥゥン
「この距離から狙撃するのレッドホークしかいないだろ」
「とにかく近づくぞ!」
「はいはい 最高速度起動」
:弾速より早くね?
:何を当たり前のことを
:3秒できたんだけどw
:3秒できたとか言ってるニキは迎撃してもろて
「さて自爆っと」
「自爆発動」
ドカァァァァン
「花火って感じ」
「5体は壊せたかな」
「あれじゃね?」
「あれだな」
「急げ急げ!」
「起動はしてないかな」
「いい見た目してんじゃん」
「早く乗り込め!」
起動しま……搭乗者が違うため起動できま……起動します
「このハッキングツールすげ」
コンバット「無名」 武装 ライフル 実体剣
「シンプルぅ」
名前を決めますか?
「今はいいや」
かしこまりました セーフティ解除コードを確認 味方も撃てるようになります
「本来はP v Pに使う機能だけど!」
「起動できた?」
「もっちろん」
「じゃあかえろう」
「帰ろうったってどうやって」
「そりゃぁあらかじめ用意しておいた宇宙に上がるための艦に乗るんだよ」
「そういうの先に言おうか」
「でもレッドホーク倒さないと多分撃ち落とされる」
「じゃあ倒すか ちょうど見つけたし」
まずは牽制にライフルを
流石に当たんないか でも撹乱はできた
そのまま剣で左腕をっと 意外とあっさり切れたな
なんかレッドホーク焦ってる?
「なんで初めてでそんなに動けるんだよ!」
「うーん…勘かな?」
「そんなバカな!」
次は右腕っと
狙撃手が近づいては行けない(戒め)
まぁ今回は主人公が凄い速さで近づいたんだけど
こいつほんとになんなの…?