code5:鹵獲…できんのかこれ?
悲報:下書きストックが消える
うわぁァァァァ
なんか掲示板でやばい人が来ること確定しちゃった…まぁなんとかなるだろ!
「とりまソーンに連絡してっと」
メール機能便利だわぁ…
俺が今までやってきたゲームではメールなんて存在なかったしな
宛先 ソーン
送り主 ジラン
ソーン!なんかレッドホークって人も来るみたい
絶対やばい人でしょこれ
どうすんだよ戦闘機と戦車で行ける気がしないよ!
宛先 ジラン
送り主 ソーン
ジランそれまじ!?
だいぶやばいぞぉこれは
レッドホークが来るのは想定外だって
これ鹵獲できる気しなくなってきた!
でもやるしかないよなぁ
「やっぱりやばい人だったんだ」
さてそろそろ合流地点に行くか
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「レッドホークくんの!?まじかよ終わったぁ!とりあえずジラン待ってから対策しなきゃ」
対策法あいつほぼないからな!
まじでどうすんの!?
レベル1の最初の草むらで魔王出てきたみたいな感じだぞこれ
まぁ勝てるわけないよね!
「おーいソーン!お待たせ!」
「あ、やっときた」
「いやぁ寝起きに掲示板見たらやばいこと書いてあって」
「レッドホークでしょ?勝てる気しないよ!」
「俺ならいける!」
「どっから組んだよその自信」
「心かな?」
「なるほど?」
「とにかく配信始めるぞ」
あっ配信配信
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
すげぇ焦ってんなソーンのやつ
そんなやばいのか
まぁ『すっごい速度ですっごい精度で狙撃してくるコンバット蹴り』
なんて言われるぐらいだからそっか
「配信の準備できたよ!」
「俺にとってはこれが初配信か…待ってハードル高くね?」
「高すぎて天井があったら突き刺さってるね」
「やばいじゃん」
「そんな心境のあなたはSAN値チェックです」
「こんなんで減ってたまるか!俺は別ゲーだけど人っぽい形したタコとか、黒い触手のはえた山羊みたいなやつと戦ってるんだからな!」
「確かにそんなんじゃ減らないわ…てかお前それどう考えてもクトゥルフとシュブ=二グラスやんけ」
「あぁ確かそんな名前だったわ」
「なんで戦ってるんだよ…」
「戦いたくなったから」
「仙らしいわ」
「そんなことより早く配信始めようぜ」
「はいよ」
そんなんこんなで配信が始まった
「ソーンゾーンの配信に来てくれてありがと!」
「チャンネル名やばすぎだろw」
「お前はまだ黙ってろ!」
:こんソーン!
:こんソーン!
:こんソーン!
:こんソーン!
「はいみんなこんソーン!」
「こんソーンってなんだよw」
「黙ってろって!」
「はいはい」
:キレてんねぇ!
:隣の人が噂の新人かな
:ふーんイケメンじゃない
:ソーンよりイケメンやな!
「はぁ…まあいいやこの人が新人の」
「ジランだ!みんなよろしくな!」
「です…」
「なんだなんだ元気ないな!」
「レッドホーク来るのが確定してるのに元気でるほうがおかしいんだよなぁ」
:レッドホーク来るんだ
:そりゃそう
:襲う側からしたら1番嫌まであるからなあいつ
:[レッドホーク]待ってるよソーンくん^^
:本人おるやんけ!
「はぁぁぁぁぁぁぁ」
「おぅクソデカため息」
「泣きたい」
「ダメダメ今から鹵獲しに行くんだから」
「はいということで今回は新型2機鹵獲してみたです」
「ほんとに行けるかは知らないけどね!」
「ほんとにな」
:[レッドホーク]おいおいそんなんじゃ鹵獲できないぞぉ^^
:煽りよる
:レッドホーク死ぬほど煽ってて草
:ちょっとイラッとくるな
「鹵獲できねえだろこれ!」
「かわいそうに」
レッドホークくん煽りよる