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第1話 最終段階【レベルセブン】

ここは、さまざまな世界の住人、つまり、異世界や魔界などと呼ばれることがある世界からの住人がいる現実の世界。そこの東京。

俺はここ東京にあるとある高校に通う普通の高校生である。

親もその親もまたその親も普通の人間である。

この世界には様々な種族が住んでいるが俺が生まれるずっと前に東京にいる限りどの種族も人間の身なりをしなければならないという法律が決まった。

だからここにいる隣の奴が人間だとか他種族だとかは一見じゃわからない。


???「おい、荒街。降りるぞ。」


こいつらは俺の同級生である。

荒街というのは俺の苗字である。


 荒街「それでも、なんで学校というものが存在するんだろうな。俺にはもっとやることがあるというのにさ。学校があるせいで俺がしたいことはまだに進展なしだ。」

???「お前がしなきゃいけないのは俺から借りた5000円とゲーム機と教科書を返すことだろ。」

???「たく、まだ返してねぇのかよ。いい加減返してやれよ。」

「まぁまぁ、牙城君も短期にならずに、いつか返すよ。煮蔵君もはっぱをかけない。」

 煮蔵「お前のその性格というか心の強さなのかわからんが少しでもいいから分けてくれ。」

 牙城「煮蔵、こんなやつの心が欲しいのか。それは正しい反応ではないから病院へ行ったほうが。」

 荒街「二人そろって今俺のことばかにしてるよね。いくら馬鹿でもそれくらいわかるんだけども?」


女子生徒A「ねえ、ほらみて。またあいつら馬鹿な会話してるわ。」

女子生徒B「しょうがないわよ。だってあいつらGANよ。この学校始まって以来の問題児だもの。」


そう俺らはこの国立第一高等学校創立以来の馬鹿三人組である。

三人のイニシャルから「GAN」とか物騒な名前を付けられている。

まぁ、一度も気にしたこともないのだがそのため、学校に居場所はほぼない。


???「おい、三馬鹿。早く教室に入れ。」

 牙城「また波崎ちゃん、生徒のことを馬鹿呼ばわりなんてよくないですよ。」

 煮蔵「そうだそうだ~。」


この人は俺らの担任教師の波崎咲乃である。


 波崎「三馬鹿は三馬鹿だ。三馬鹿には三馬鹿らしい呼び方があるからな。」

 荒街「波崎ちゃんらしいね。」


そのあと、学校は終わっため帰ろうとした際、、、


 荒街「じゃあ、そろそろ帰ろうぜ。煮蔵、牙城。」

 牙城「悪い、今日はこれから親父の手伝いをしなきゃいけねんだ。」

 煮蔵「あ~悪い、俺もこれから姉貴と駅で待ち合わせすることになっててよ。」

 荒街「なんだ、そうなのか。じゃあ、一人で帰るか。」

 波崎「おーい、そこの暇人一号。」

 荒街「先生、もしかして俺のこと呼んでたりします?だとしたらその呼び方は・・・。」

 波崎「悪い、急いでくれ。」


荷物をもって先生の方に向かっていった。

職員室を通り過ぎて誰も近づかない奥の理科室へ入っていった。


 荒街「それで、わざわざこんなところへ呼び出してどうでもいいことだったらキレますよ。」

 波崎「まぁ、そんな短期になるな。お前にとって有力といえるようなことだ。」

 荒街「はぁ。それで?」

 波崎「荒街幸屋、内務省国家危険犯罪対策本部東京第11支部部長:波崎咲乃から命じる、国家最重要監視対象危険人物、通称【レベル7】の殺害命令を出す。直ちにこの6人を秘密裏に殺してくれとのことだ。」

 荒街「はぁ?俺は夏休みまで休暇を取ったはずだろ。ほかの奴に当たってくれよ。」

 波崎「もちろん頼ったさ。お前が所属する第11支部の国家重要監視対象注意人物である【レベル6】全員にな。」

 荒街「だったらなんで俺に声がかかるんだ?」

 波崎「わかるだろ。東京にある13の支部、埼玉や千葉などの支部まで総動員したが誰一人として討伐することはできなかったんだ。」

 荒街「ったく、なにしてやがる。俺は知らねぇよ。俺だって【レベル6】だ。」

 波崎「いいのか?」

 荒街「なにがだって、それは・・・。」

 波崎「荒街幸屋、殺害人数・・・。」

 荒街「あぁ、わかった。わかった。ただし、一人で行くんだから、わかってるよな。【レベル7】は【レベル6】が1000人以上集まってやっと互角なんだ。全員討伐・殺害したら普段の給料6000倍もらうからな。」

 波崎「あぁ、よかろう支部長権限で出すことにしよう。ただし、あの二人には気をつけろよ。あの二人が家族のもとへ行ったってことは警視庁公安機動隊と防衛省陸自特別対策係も動くことになっている。その二つよりも先に3人以上の討伐を知ろ。」


国家最重要監視対象危険人物、通称【レベル7】とは500人以上を殺害している犯罪者である。

国家的に問題視されているが下手に手を出せば殺されてしまうために政府は放置している。

その下である【レベル6】も犯罪者である。その中に俺や牙城、煮蔵なども入るのだ。

【レベル7】との差は政府に協力する形での討伐・殺害人数が100人を超えてしまったやつらということである。

俺は内務省国家危険犯罪対策本部東京第11支部の一員としている。


 荒街「さてと、まずは一人目でも攻略していくか・・・。」


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