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29歳独身OL小夜子の語り部日記  作者: 酒井伴四郎氏にはなりたくない女:小夜子


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2021年6月2日(水)『きのこ・たけのこ派が日本で1番根深いアイデンティティ』

 とあるテニス選手が会見を拒否したことで国内・国外関わらずバッシングを受けているようだ。


 詳しい状況は把握していないので、あえて深くは突っ込まないがショービジネスの側面がある競技ではそれを簡単に認め過ぎたくない運営側の事情があるのだと思う。


 それはそれとして昨今、件のテニス選手を始めとする日本人が世界で活躍する機会が増えた。その中でもハーフ、最近ではダブルという日本人と外国人の混血を持つ人の活躍が目立つ。日本人がスポーツに向いていないとは言わないが、やはり体格がものを言うスポーツでは外国の血を引く人が強い。


 国際結婚が増えたから活躍する人が目立つようになってきたのだ。


 しかし、知っているだろうか日本人同士の離婚率に比べて国際結婚の離婚率が高いことを。


 日本人同士ならば、3組に1組が離婚する。


 国際結婚ならば、2組に1組が離婚する。


 約15%増だ。


 離婚の原因は文化の違いが一番多いとされる。酷くふわっとしているが、私個人の考えではアイデンティティを捨てられないことが一番の原因だと考えている。


 ここで言うアイデンティティとは、自分は〇〇人だという意識だ。


「日本人だからこうする」


 そういう無意識が常にある。


 結婚相手が、国にアイデンティティを持たないならばそれでも幸せな結婚生活を送れるだろうが、離婚率を見る限りそうではないだろう。互いにアイデンティティをを持ちつつ、結婚生活を遅れている夫婦もいるのだと思うが、いばらの道を歩いていると思う。覚悟を決めて歩いているのだと想像がつく。


 この無意識は国単位じゃなくても存在する。


 出身地や出身校、趣味の集まり、社会階級などだ。


 私は地元を捨てることはできても国は捨てられない。ゆえに国際結婚は無理だろう。


 個人的には国際結婚の中でも、サウジアラビアにだけは嫁ぎたくはない。


 何故って?


 あの国は一切酒を飲むことが禁じられているからだ。


 地元を捨ててもおビール様だけは捨てられないのが私というアイデンティティなのだ。

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