表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29歳独身OL小夜子の語り部日記  作者: 酒井伴四郎氏にはなりたくない女:小夜子
2/117

2021年3月22日(月)『ネタ切れ』

 ネタがない。


 日記とは日々あったことを連ねるものというが、あまりにも書くことがない。今日やったことといえば朝起きて、テレワークして、昼寝して、テレワークして、夕食のお総菜を食べたぐらいだ。話題にすることが何もない。今日一日誰とも話していない。それどころか雑談というものをこの一か月した記憶がない。それを苦とも感じていない自分自身に少し引く。


 そりゃあ男女の関係を求めないのも当然だ。


 妄想で理想のデートを考えたこともあるが、デートの約束をした時点でデートの日が億劫になり、相手都合でなしになったりしないかなーなんて考えてしまう。実際、友人と遊ぶ時も感じてしまっている。行けば行ったらで楽しむ癖に、だ。


 

 うん、これは日記ではない。

 


 そういえば時短命令をした東京都に対し、不当だと訴訟を起こした会社があるらしい。


 緊急事態宣言が解かれたのに、飲食店だけは「時短継続よろ!」と言われればそりゃあ怒りたくなるよなぁと思わないでもない。


 私が総菜をよく買うスーパーと自宅の間にある飲食店も、しばらく休業した後、潰れていた。一回も行ったことがなかったのでその店の味に思い出などひとかけらも存在しないが、「一度くらい行っとけば良かった」ぐらいは感じた。あの店の味を知る日は二度と来ないと考えると柄にもないセンチメンタルを覚えたりもした。


 コロナが終わった後に、もし別の店が入ったら行ってみたいと思う。

 


 ま、なにかと理由をつけて行かない選択肢を取るのだろうなぁ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ