あれ?俺死んだ?
XXXX年~
「きゃーーー」
みんなの声が聞こえる...
「静かにしてくださーい」
俺は周りからカッコいいと言われ続けた
いや、カッコいいなんて次元の話じゃない。
老若男女問わず誰もが見とれてしまうほどの男だ
今は町の中でドラマの撮影会をしている
周りは俺のファンで溢れかえっていた
だが、今の俺の気持ちは
「帰りたい...」
だ‼︎
何もかも投げ出して俺の天国という名の自宅に帰れたらどれほど素晴らしいことか...
この撮影が終わったらダッシュで家に帰ろう何があってもだ!
俺は死んだ‼︎ のだと思う....
普段は心の中に留めておいた俺の帰りたい気持ちが爆発してしまった。
外は雨が降っていたけどそんなの御構い無し‼︎
傘もささずにダッシュで家に向かったところ滑ってトラックでドーン←死んだでしょこれ?
まぁいいんだけどね、
芸能人として生きていくのも辛いと思ってたし...
「それで俺はいつまでここで一人ぼけっとしてれば良いんだ?」
そこは何もない白い空間だった
(ヤッホー)
頭に直接声が響いてくる
あーやばい、返事をしなきゃ...だが俺はコミュ障なんだ、何か返答をしようと考えると頭に浮かんだり消えたりと口をパクパクさせるだけになってしまう。それを見越したのかその人物?は
(あー頭で考えるだけでいいよー僕は考えてることがわかるからね)
と言ってきた
コミュ障がみんなそうかは知らないが、俺は口に出さなくていいのなら話を円滑に進められる自信があった。
ちなみにだが死ぬ前はあまり喋らないクールキャラで通していた。と言うか勝手に周りがそう思ってただけなのだが...
(お前が俺をここに連れてきたのか?)
(そうだよ!)
そうなんだー....ってえ?
(お前が?)
(ん?そうだよだって僕神だもん)
そうなのか...
全然神っぽく見えないもんだからね?
やっぱ神はさ〜ヒゲ生えた老人ってイメージな
(ちょっと君天罰与えちゃおうかな???)
ひぇーコンプレックスだったのか...素直に謝っとこ
(いやーすいません、声が若くて見た目もカッコ良さそうだな〜って思っただけですよ?)
(ふーん)
ふう誤魔化せてよかった
そんなことよりも
(それでどうして俺はここにいるんだ?)
すると神は
(それはね、神界から君のことを見てたらだよ!
いやー長年人間のことを見てるけど君みたいな人は初めてだからね、これは是非トラックでドーンなんて終わり方じゃなくて、僕が用意した剣と魔法の世界で頑張って欲しいと思ったんだよ)
ほうほう、俺がすることが面白いと思ったから神が作った世界に行けと...ん?
こいつ今世界を作ったって言わなかったか?
(そうだよ?そりゃ神だもんそれくらいできるよ)
まじか!そっかーつまり異世界転生だよなー
俺TUEEEEEEEEEEE出来るんならやってみたいよな〜
(あれ?意外と乗り気だね?君のことだから異世界は反対とか言うと思ってたのに)
いやいや
(若者だったら誰でも異世界転生したいって思ってると俺は信じてる!それにそんな言い方するって事はチートもらえるんだろ?)
まぁここでチートあげないよって言われても異世界に行くのは俺の中ではもう決定なんだけどね?
(そりゃもちろん、君があっちで安全に楽しく暮らせるだけのチートは用意してるよ)
おお!さすが神
(それでどんなチートなんだ??)
一撃でなんでも倒せる系かな?それとも無限の魔力?
希望が膨らむな!
(まあまあ落ち着いてそれはあっちに着いてからのお楽しみって事で)
そっかーまぁそっちの方がドキドキワクワクって感じか?
(ふふ、まぁ頑張って生きてよ僕は君にどうして欲しいとか言わないからね、あっちには魔王ってのがいるんだけど、それと協力して世界を滅ぼすのも良し、はたまた勇者になって魔王を倒すのも良し...まぁそこは君に任せるよ!話が長くなっちゃったね、それじゃ頑張ってね!
僕はここから君を見てるよ)
.....視界が白く染まっていく
気がつくと目の前には大きな湖があり、俺は原っぱの上に寝転んだ形になっていた
いかがでしたでしょう
私の初めての作品は ? 題名はちょくちょく変わると思います。
ここまで読んでくださった方本当にありがとうございます。
毎日更新は無理ですがなるべく早く更新するようにしますね。
感想、ポイント評価よろしくお願いします‼︎
初めての作品なので、誤字や、あれ?ここおかしくね?という場面がが多くあると思います、
そこを指摘していただけると嬉しいです!