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僕の日常  作者: ネオン
7/8

目 2

その日は他にも話しかけてくる奴がいた。

幸い次の日からがテストらしく、そこまで多くなかった。

帰りも結構多くの視線を感じた。

転校生ってこんなに注目されるんだな...。


ネオが準備した家に帰った。

地下室つきの普通の一軒家だ。

「はる、くろ、おかえり。これから家のこととかおれがやるから。毎日弁当も作ってあげるよ。」

こういうときはるがいてくれてよかったと思う。

家事が出来るのははるしかいない。

「はる、ありがとな。これからよろしく。」

「もちろん」

というと夕食つくらなきゃ、と言ってキッキンへ行った。


「あんなところもういきたくねー。人間おおすぎるだろ。さぼりたい。疲れる。なんで転校して次の日からテストなんだよ。あの女本当に性格悪い。」

くろが機嫌悪そうに言った。

「確かにもう嫌だ。転校生って注目されるらしいな。しょうがないあいつはそういう奴だ。ちなみに、俺らで成績1位と2位くらいとれるだろう、だってさ。」

あの後もう一回ユリアに会いにいったら注目を集めてもいいし、好きなときに正体ばらしてもいいわよ?だけど、タイミングは考えなさいね。君たちはは頭がいいからわかるでしょ?任せるわ。と言われた。

自由にやっていいらしい。

「余裕だろ、そんなの。マジであいつ嫌い。そういえば、千影、お前この前いつ血飲んだ?こっちで暴走するなよ。色々と面倒だから。」

「えっと、一週間ぐらい前だった気がする。」

週に1回程度飲めばだいたい本能を抑えられる。

それ以上回数を減らすとちょっとしたひょうしに暴走する可能性が高くなる。

暴走すると理性がなくなって自分の行動を自分で制御出来なくなる。

吸血鬼って面倒だな。

半分だけなのに。

「そろそろヤバイんじゃないのか?暴走すんじゃねえぞ。」

「わかってる。じゃあ今からはるにもらおうかな。」

「遙が晩飯作り終わってからにしろ。食べられなくなるだろ。」

「わかったよしょうがない。」

今すぐでもよかったのに。

でも、はるの料理もうまいからな。

食べてからでもいいか。


お読みいただきありがとうございます。


2、3ヵ月投稿しなかったり、続けて投稿したり不定期ですが、これからもよろしくおねがいします。


ツイッター:ネオン@小説家になろう

      neon_shosetsu

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