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僕の日常  作者: ネオン
6/8

目 1

「はじめまして、僕は黒崎千影です。よろしくお願いします!」

「黒河龍です。よろしくお願いします。」

登校初日の自己紹介。

かわいい系の顔で一人称を「僕」にした俺といかにも女にもてそうな感じのくろ。

1-Aの視線は俺たち2人に釘付けだ。

当然だろう。

それだけではない。

俺らは、ピアス、イヤーカフ、ブレスレットなどアクセサリーをつけている。

俺らの顔に気をとられている(見とれている)人などは気づいていないみたいだが一部の気付いた生徒がいぶかしげに見てくる。

どうやらこの学校はアクセサリーは禁止らしい。

それなのにアクセサリーをつけているのに先生たちに何も言われないのを不思議に思っているようだ。

きっとユリアが根回ししたんだろう。

あいつ、人間界にも人脈あるんだな。

まぁなんとなく予想してたけどな。


それはさておき。

辺りをさっとみまわしマネーリング以外の指輪をつけている生徒が3人いた。

それぞれの指輪には赤色、黄色、水色の全て明るい色の宝石があしらわれている。

たぶん、あの3人が炎、水野、光坂だろう。


「僕たちわからないことだらけだから色々と教えてください。」

と、できるだけ愛想をよく笑顔で言い切った。

君たちの席は窓際の一番後ろだ、と先生に言われて挨拶の時間は終わった。


そのあと、俺の前の席の奴に話しかけられた。

「俺は霜田晴斗。よろしく。何でも聞いてくれ。」

「よろしくね。」

「よろしく。」

「早速だけど質問していいかな?あのマネーリングとは違う指輪をつけてる人たちって誰?」

「えっ知らないのか。」

と、さも知っていることが当然のように驚かれた。

「珍しいな。えっと、あいつらは伝説の火、水、光を司る者って呼ばれる人たちの子孫で、あの指輪はその証。その血を継いだ人のみに与えられるものだ。赤色・水色・黄色の指輪をつけてるのがそれぞれ炎慧、水野蓮、光坂桃也だ。」

「ありがとう。でも、なんでそんなに知ってるの?」

「あの3人の祖先の伝説の3人の活躍は物語とかになってるからな。知らない人はいないくらい有名だぞ。」

「そうなんだ、3人だけなのか?」

と、くろが質問した。

昔は闇もいたのだから3人なはずがない。

「3人だけだぞ?」

「そうか。ありがと。」

徹底的に情報が隠されているらしい。

闇なんて知っている奴なんていねぇのか?

伝説の3人とか言われているやつらは必死に隠した闇の情報がばらされたらどんな反応すんのか.....

想像するだけで面白い。

ただ、その3人が生きていないのが残念だな。

お読みいただきありがとうございます。


名前(一応載せておきます)


黒崎 千影 【くろさき ちかげ】

黒河 竜 【くろかわ りゅう】

遥 【はるか】

炎 慧 【ほむら けい】

水野 蓮 【みずの れん】

光坂 桃也 【こうさか とうや】

霜田 晴斗 【しもだ せいと】


ツイッター:ネオン@小説家になろう

      neon_shosetsu

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