乳白色
今日は書く予定はなかったのですが、自分用に書かせてもらいます。ちょいと、乳白色に関して掘り下げる必要が出てきたもので。自作小説のために。
乳白色に関してです。
響きは好きです。きれいだと感じませんか? ミルク色と表すよりも、雰囲気が出ると感じます。色合いも純白に近く、清らかな雰囲気があります。
しかし、問題は色の持つ意味ですよ。この色、なにを意味するかご存知ですか? いや、読んで字のごとく乳の白色ですよね。つまり、母乳? いいえ、ミルクがあるっちゃあるのですが、あっちは牛乳ですよね。では、こちらの乳はどれを意味するのやら。
どちらもなにも、乳であることに変わりはありませんよね。
だとしたら、乳から掘り下げるべきなのか。
第一に乳とは子どもを育てるためのものですよね。あいにくと私には縁がないのですが。
それはさておき、そこから連想される単語は以下の通りです。
母性・愛情・女性らしさ・養う・育てる・慈しむ・優しさ・白濁した・栄養豊富。
母乳の色じゃないよとか言われたら、それまでなのですがね。
ただ、乳と字にあるからには連想しますよね。そんなわけで、採用します。
母乳ときたら必然的に乳児も連想します。
象徴するワードは、以下の通り。
甘える・幼い・無垢・純粋・かわいらしい・無力・始まり・好奇心など。
所感ですが、女性に用いた場合は母性・男性に用いた場合は乳児を表すのだと思います。なんだか、こうとらえるとしっくり来ませんかね。
言われてみると純粋な印象を与えられなくもありません。いえ、言っているの私なのですが。
それはともかくとして、乳白色は温泉の色を形容します。上にある通り、白濁した感じですね。それ以外も靄や霧も表しています。濁った色はだいたいこの色を使いますね。
白といえば純粋・きれいですが、この色は真逆ですよね。そりゃあ、濁っているし、底を見渡せないしで、当然のことですが。
ちなみに温泉は癒しを表すのですが……。
これはどうなのでしょうかね。どちらかというと、不透明なものを象徴しているだけなのではないかと、感じます。保留といったところで。みなさんはお好きに解釈、なさってください。
日本語の文章では乳に関してより、こちらのほうがイメージが強いのですかね。
そんなわけで霧に関してはこんな雰囲気になります。
【覆い隠す】:秘める、塗りつぶす、現実逃避、真実に蓋をする、覆う。
【潤う】:豊か、富裕、降雨、湿り気、生き生き、しっとり、水気。
【迷い】:うじうじ、揺れる、葛藤、思い切りが悪い、決断できない、優柔不断、踏み出せない。
【視界が悪い】:不透明、スモーキー、濁り、よく見えない、曇る。
【霧散する】:散る、消える、影も形もない、解消する、無になる、跡形もなく、晴れる、崩壊する。
ここからそれっぽいものをチョイスしてください。
とりあえず、【霧散】は消しますね。これはそもそも霧が晴れてしまっているから、使いません。
使えそうなのは、視界が悪い・迷い・覆い隠すなどですかね。潤いもありです。乳がそもそも液状ですし、子どもを養う=潤わせるという意味にも捉えられます。
あと、重要なのは不透明の中身ですよね。
【不透明】→【灰色】【混沌とした】【期待薄】【予想がつかない】【雲行きが怪しい】【漠然とする】【行き詰まる】【見えにくくなる】
なんか、灰色と被るな。
だけど、濁っている以上は似たようなものですし、有りでしょう。
あとはミルキークォーツですね。こちらは白っぽい水晶になります。
女性らしさや月の性質を表します。効果は恋愛成就です。
母乳ときているのだから、そこまで行っていて、当然ですよね。
ズラッと並べるとこんな風になります。
幸福、永遠の愛、恋人、統合、調和、母性愛、優しい、癒し、調和、慈愛、治療、穏やか。
ああ、やっぱりそっち系になるんだ……というのが正直な感想。
それと欠かせないのが、ミルキーという単語。意味は一言で表すと、「牛乳っぽい」です。こちらは雑にいきますと、「甘い」「白い」「まろやか」「やわらかい」「濃厚」「天の川」
ミルキーウェイだけ浮いていますね。
とりあえず、だいたい出揃いました。あとはこれをいかようにまとめようか。
順番にやっていきますね。
乳
母性、愛情、女性的、養う、慈しむ、優しさ、白濁した、栄養。
幸福、永遠の愛、恋人、調和、優しい、癒し、調和、慈愛、治療、穏やか。
甘い、白い、まろやか、やわらかい、濃厚、天の川
子ども
甘える・幼い・無垢・純粋・かわいらしい・無力・始まり・好奇心など。
霧
【覆い隠す】:秘める、塗りつぶす、現実逃避。
【潤う】:豊か、降雨、湿り気、生き生き、しっとり。
【迷い】:うじうじ、葛藤、優柔不断、踏み出せない。
【視界が悪い】:不透明、濁り、よく見えない、曇る
【不透明】
【混沌とした】【期待薄】【予想がつかない】【雲行きが怪しい】【漠然とする】【行き詰まる】【見えにくくなる】
だいたいこんな風にやればいいと思います、はい。
シチュエーションに応じて使い分けてください。
かつてないほど単語が多くなった。なんだこれ。
なにはともあれ、以上となります。ありがとうございました。