人参色
人参色です。元となった野菜はおなじみですよね。知らない方はいないのではないでしょうか。
好き嫌いでいったら全ての人間が好きとは限りません。むしろ、子どもは嫌いと答える方が多いのではないでしょうか。私は好きでも嫌いでもありませんでした。
色合いは赤みがかった橙色でしょうか。鮮やかな橙色ともいいます。実物を見た結果、「字面よりも普通のオレンジに近い」という感想を抱きました。それでも、普通のオレンジよりは赤みがかっているはずです。温かみのあると表現してもいいでしょう。
ニンジンが橙色である理由は、カロテンという色素が多く含まれているからです。くわしい説明は省きますが、とにかく、体にいい食材とだけは言えますね。ちなみにカロチンとも呼ばれていましたが、現在はカロテンのほうが主流のようですね。なんでも、呼び方が変わったとかなんとか。いちおう、キャロットの語源でもあるようです。
ニンジンというと思い浮かぶのは、馬の好物・野菜スティック・ピーターラビットなどですね。野菜スティックが動物たちのエサとして、よく牧場や動物園に置かれている気がします。あとは、その人を動かすためのエサに例えたり、ですかね。「馬の鼻先にニンジンをぶら下げて走らせる」という言葉もあります。私はどちらかというとMinecraftで、ブタにサドルをつけてニンジンを装備して走らせる光景が真っ先に浮かびます。
また、動物は甘味が好きで褒美として与えることがあるそうです。海外では果物や砂糖の、ダイレクトに甘い食べ物・日本では安価なニンジン――と、Wikipediaから引用しました。要するに安かったら食べさせたのであって、別にニンジンでなくてもよかったというわけですね。比較すると海外のほうが豪華な食事をしていそうですね。あくまで褒美の話ですが。
あとは、ニンジンが使われている料理は和食が多いですよね。筑前煮や、肉じゃがなど。輪切りやいちょう切りにもよくされていて、和風というイメージも強いです。逆に、洋食に使われることはあまりないのではないでしょうか。あってもポタージュやケーキ・クッキーなど、形の見えないものがほとんどですかね。見えてしまうと、どうしても『和』の雰囲気が強くなってしまいますから。
それから、語源は『ニンジンは人の形に似ているものが最上とされるため、人参』だそうです。『参』という漢字には、『一緒にする』『比べる』『照らし合わせる』『ものの形容』などの意味があります。かつては『蔘』という字を用いていました。意味は『参』と同じです。こちらの成り立ちは、『かんざしをつけた女性と、頭上に輝く三ツ星』です。無駄にきれいですね。
お風呂上がりに上気した肌の色を人参色と例える表現を見たこと(正確には、授業の時に問題に出された)があります。成り立ちを考えると、ありではないですかね。
あとは人体と関連して、赤毛です。ニンジンのようだと形容されるときがあります。これは揶揄であるため、どうかとは思いますが、覚えておいて損はないでしょう。学名の「カロータ」がギリシャ語で「燃える」であるため、燃えるような赤毛という意味で使うのも、間違いではないでしょう。
象徴は、ちらっとメモを見たら「二流」だとか「庶民」だとか書かれていました。これはいったいどこの出典なのやら。検索しても分からなかったため、保留とします。庶民は「安価」というところから採用してもいいかもしれませんが。
ニンジン自体の象徴は特に見当たらなかったためパスとして、夢占いだと、甘味から「愛情」・形状からその、女性なら男性への興味の高まり・男性なら男らしさを表しています。上の「二流」「庶民」は色から連想したものだと推測できます。きっと、橙色系統であり、橙の「見掛け倒し」「橙武者」と混合させた? とか、なんとか。
まあ、紅白の白が大根・紅を人参表した食事を作る場合もあるため(おせち料理など)、慶事を象徴し、縁起はいいです。安心して使用してください。(柿色といい、赤みの橙色系統は赤のような扱いを受けることが多いですね)
色名と付属する形で文章の中に登場する形容詞は、笑えるくらい種類がありませんでした。せいぜい、「鮮やか」「きれい」「元気」くらいです。
まとめると、こうなりました。
抽象的:「甘い」「愛情」「燃えるような」「魅力的」「野菜」「ナチュラル」「カジュアル」「安っぽい」
象徴語:「褒美」「動物」「牧場」「赤毛」
キャロットと書くとまた雰囲気が変わりますね。かわいらしい印象です。洋風のものに使うときはこちらを使用するのもいいかもしれません。




