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バラ色

 薔薇(ばら)色とはその名の通り、赤い薔薇の花びらの色ですね。

 もっとも、実物の花の色とは異なります。本物の薔薇は、鮮やかな色をしていますね。パキッとしていて、燃えるような感じです。

 一方でこちらはやわらかく、薄紅色に近いです。なかなか、かわいらしい色ですね。


「希望に満ちた」「幸せに満ち溢れた」「輝かしい未来」を象徴しています。

 色名からの連想はおのずとポジティブなものが多くなります。ずらっと並べると、「希望」「幸福」「明るい」「楽観的」「輝かしい」などですね。


 また、薔薇自体のイメージから、華やかな雰囲気もあります。

 ほかには、恋する乙女の描写に「薔薇色の頬」と書かれていたことがあります。「薔薇色の頬」というと紅潮、上記した頬の色ですね。この場合は、照れたりときめきを覚えたときなのでしょう。

 血色がいいともいえるため、健康的という言葉も連想できます。


 とにもかくにも、薔薇色は恋も連想できるのではないでしょうか。元より、薔薇といえば花束もといプロポーズです。ナルシストな男性キャラがくわえていたり、少女漫画の背景でよく、薔薇が咲いていたりしますね。

 恋愛小説や甘い雰囲気と相性がいい色だと感じます。


 ちなみに、薔薇の象徴は「美」と「愛情」です。美を司る女神(ヴィーナス)のシンボルでもありますね。「きれいな薔薇にはトゲがある」とも言いますし、美しい女性といえば薔薇です。王道ですね。

 美しいとはいっても、「ド派手で、周りにいる全ての者を食うような、インパクトを持った女性」という感じですかね。清楚なユリとはイメージが異なります。

 小説ではよくカスミ草と対比になっているような気がします。


 香りは「これぞフローラル」と言えるでしょう。香水にもよく使われています。上品で優雅な印象を与えます。食べ物にも薔薇の香り・味のついた、コラーゲンを多く含むグミ(だったと思う)もありましたっけね。今、思い出しました。


 それはそうと、薔薇は色によって象徴や花言葉が異なります。

 赤なら「情熱」「あなたを愛しています」

 ピンクは「しとやか」「上品」「感銘」「美しい少女」「温かい心」「幸福」「感謝」です。

 薔薇色のイメージには、ピンクの薔薇のほうがあっているかもしれませんね。


 それから、薔薇にまつわる物に、ロードナイトという石があります。和名を、薔薇輝石といいます。

 宝石、ですかね。よく分からないのですが、宝石というより石と呼ぶほうがしっくりくる画像もあれば、ルビーと遜色ないくらいのオーラを感じる画像もあります。

 おおかた、パワーストーンが前者で、アクセサリーとして用いる場合が後者なのでしょう。意味は、「日常的な愛」「友愛」「包容力」「寛大さ」などです。


 あとはローズクオーツなんかもそうですね。こちらは淡紅色の水晶です。薔薇石英とも呼ばれています。こちらは淡紅色の項目(トーンごとに一つの記事にまとめます)でくわしく話すつもりです。



 イメージ・象徴をまとめると以下のようになります。


「輝かしい」「希望」「幸福」「健康的」「楽観的」「楽しい」「明るい」「紅潮」「華やか」「美しい」「上品」「優雅」「恋」「愛情」「情熱」


 ひとまず、薔薇色は非常に使いやすい色名です。建物の壁の色だったり、朝焼けの色だったり。唇の色に用いるのもいいかもしれません。

 とにかく、自由度が高いです。「薔薇色の夢」「薔薇色の未来」など、目には見えないものにも使えますね。


 余談ですが、対義語(反対の意味を持つ色)は灰色だそうです。補色はミディアムターコイズですが、対として表現する場合は灰色を使うといいかもしれませんね。

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