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どん、どん

作者: 有機ぱん


どん、どん


また聞こえる。

ゆっくりと目を閉じベッドに横になる。


どん、どん、どん


音が大きくなっていく。

それに気づかないように必死に耳をふさぐ。


脳みそに直接くる振動をかき消すようにますます強く目を瞑る。


どん、どん、どん、どん


荒くなる音を遠くに流しながら、電気がついていない天井をそっと見上げた。

今はダメなんだ。




「………お願い…開けて…」



細々とした女性の声共にますます音が響く。




僕はそっとベッドの横にあるとても大きな木の箱を触る。



「まだ、開けてあげないよ」



だって僕は君をアイシテいるのだから。




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― 新着の感想 ―
[一言] 私は「非日常 アシストランス」を書いている厨二作家です。10ポイント入れました。 これからも頑張って下さい。
2016/10/19 22:15 退会済み
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