魔法の説明
多くのネタバレを含みます。
初見の方には、オススメできません。
魔法の攻撃だけに関して言えば、『火魔法』『水魔法』『風魔法』『土魔法』『闇魔法』『光魔法』が代表的だ。更にそこから『氷魔法』『雷魔法』『精霊魔法』等もある。
その他の魔法は『浄化魔法』『回復魔法』『移動魔法』『付属魔法』『擬態魔法』『禁魔法』等がある。
『浄化魔法』はその名の通り汚れた服を綺麗にする等が主な効果だ。
『浄化魔法』で過去、毒まで浄化してしまった例もある。
『回復魔法』は怪我は治せるが病気、古傷は治せない。
まず『回復魔法』自体使える人は少ない。
『移動魔法』は瞬間移動等の事だがこれも使える人は少ない。
『付属魔法』だが、これは完全に他の魔法と異なる。
これが使える人は、『精霊魔法』が使える人間同様に、他の魔法が一切使えない。
しかしそのメリットも大きい。
それは、武器に『火魔法』『水魔法』『風魔法』『土魔法』『闇魔法』『光魔法』の全ては無理だが、いづれかどれかを付属できるのだ。
しかし付属した魔法を起動させる為には、相当な魔力が必要。
ちなみに法器は『付属魔法』が使える人にしか作れない。
『擬態魔法』はルスクがいつも使っている魔法で自身の姿を変える事が可能だが、人間にはこの魔法は使えない。
異種人でも使える者は少なく、高い知能を持つ龍や神獣が使える。
『禁魔法』だが、これは魔法陣に呪文を描き、多くの魔力と供物を代償に魔法を放つ。
祭をこの世界に呼んだ『召喚魔法』も『禁魔法』に位置する。あの時の供物は多くの命だった。
供物が必ず命ではいけないかと言うとそうではない。
料理でも武器でも防具でもいい。
だが、命が一番供物としてはいい。
中には『蘇生魔法』『致死魔法』等も存在する。
とても種類は幅広いが、『禁魔法』は古より禁じられた魔法。
魔法を起こす為には、当然魔力が必要だ。
魔力の量は、エルフが比較的高いがエルフを上回る人間も少なくはない。
魔力の上限は基本的に生まれてから変わることはない。
魔法を起こすエネルギーと言う本質は変わらないが魔力自体は色々と違う。
シルヴァが魔力だけで祭だと分かったように魔力はDNAの様に人それぞれ違う種類の魔力を持っている。
種類が違うからと言って魔法には影響しない。
一人が使える魔法の種類だが、これは全て使うのは無理だとされている。
それは、未だに未開拓の魔法が沢山あるとされているし、魔法自体生まれつき使える魔法以外使えないからだ。
生まれつき使える魔法はどう決まるかと言うと、魔法を使う時に何故か分かってしまうのだ。
生まれつき魔力はあるのに魔法を使えない人間もごまんと居る。
魔法を使う際だが詠唱などは必要ない。
必要なのは、想像力と当然だが魔力だけ。
例えば『火魔法』で大きな火の玉を出したいのに、その魔法自体に魔力を余り込めなければ発動しない。
仮に込めすぎれば想像よりも大きな物になってしまう。