始まり。
1980年、第二次世界対戦。
当時、圧倒的軍事力を持ったアメリカ軍は首都東京に進軍を進めていた。
日本はアメリカとの長期に渡る戦闘で戦闘機や軍人は半数を失っていて、
前線には使える物はすべて投入しており軽症な軍人はもちろん、片腕を失った兵士や子供達も前線に投入されていた。
「将軍!!!もう限界です。戦える軍人も、もう居ません。もう絶望的です。」
「なにを言っている!!!戦うのだ!我らは日本という国を最後の最後まで守らなければならん!この身が朽ち果てるまで戦い続けるのだ!!!」
「ですが、、、」
男が話そうとしたとき、一通の連絡が入る
『あらあら、お困りのようね。将軍さん。』
『誰だ貴様。』
『お困りなら助けてあげますよ?』
『ふん。女になにができる。』
『あらあら。言ってくれるわね。じゃあもしこの絶望的状況をひっくり返せるなら?』
『っな!この状況をひっくり返せる?出来るのか貴様に。』
『出来るわよ。でもやるのは私ではなく子供達と言ったほうが正しいかしらね。』
『子供達だと、貴様なにを言っていーーー、、、。』
将軍の言葉を遮り謎の女からの通信が途絶える。
「いいのですか?怪しい女に任せて」
「別によい。まさかこの状況をひっくり返せるなんて思ってはおらん。」
「ですが。子供達とは、一体。。」
ーー某研究所
「さぁー!あなたたち!将軍様からのお許しが出たわよ!これがあなたたちの初舞台になるわね!派手にやっちゃいなさい!」
そこには将軍に連絡した謎の女の声が聞こえる。
容姿は大人びた声とは逆に、身長は150センチと低めで、明らかに大きいと思われる白衣を着ている。
髪は金髪で腰のあたりまであるだろう。
あるだろうと言うのは今の彼女は髪を結んでいるためである。
容姿から捉えるにあまり日本人とは言えない。
「さ、て、と、。いくわよ!!!!」
彼女はそう言いながら目の前にあるレバーを手前に引くと、目の前のとびらが開き5人の少年少女が立っている。