2.多田が大暴れして人類が滅びたってマ?
隣の多田くんが今日なろうに新作投稿しててワロタ
よう! オレは多田! マイホームに到着したぜ!
「ただいまー!!!」
「お帰りなさいませ!!!!!!!!(重低音)」
我が家の滅茶有能AIである、『TA-DAxa』が俺を出迎えてくれた。
超クソデカボイス挨拶で鼓膜破裂しそうだぜ。
「TA-DAxa、今日のご飯は?」
「多田様が獲って来られたメタボサウルスのステーキ、センターで採れた腕付き野菜のスープ、青りんご郎のシャーベットです」
「イェア!!! 最高だぜ! 腹ペコだからなるはやでヨロ!」
『メタボサウルス』ってのは荒廃した街の端にある、ターナカーの大森林になんか居る全長50メートル位のクソデブい六足の爬虫類の事だゼ!!!
そして、センターってのはオレが住んでるこの大陸の中央にあるセンター帝国の事だ。
戦争が起きて300年、どうしてそうなったのか大陸の形は漢字の【 多 田 】になり、幾つもの国や都市が造り変えられた!
多田の名を持つ新人類は謎の力に目覚めて、現在も絶賛大暴れ中である。
科学と英知とラブ&ピースな人類の文化が超能力やらを持った多田に滅ぼされたって事だからカナシーナー!!!
あ、因みにオレも謎パワーを持ってるゼ!!!
この激動の300年の間に生き物もめちゃくちゃに進化したから生態系もぐっちゃぐっちゃである。
もう、大昔の生き物図鑑に載っていた生き物は一匹も居ないんじゃね?
「とりあえず、ご飯できるまでガッチムチ読もう」
オレはご飯を楽しみに待つのだった。
ワイも謎パワーほちぃ