第一章 神との邂逅1
皆様初めまして神風邪 風見です。私は小説を読むのは大好きですが書くのは超初心者です。ですので小説に変な所などがあるかもしれませんが、暖かく見守ってもらえるとありがたいです。短いですが前書きはこれにて挨拶とさせていただきます。読者の皆様に楽しんでもらえるよう頑張りますのでこれからよろしくお願いいたします
。
「もしもーし、起きてくださーい。ねぇってばー」
誰かを呼ぶ声が聞こえた。
何故か体がだるいような気もする。
「起きないと悪戯しちゃうよー?」
「額に肉って書いちゃうよー?いいのかなー?」
そんな声が側で聞こえる。
重い瞼を開けると黒ペンを持ってニヤニヤしている子供が顔を覗きこんでいた。
「あっ。やっと起きたんだねー。」
だんだんと意識がはっきりしてきて体のだるさも収まってきたので体を起こし周りを見回してみた。
辺りは真っ白で何もない空間が広がっていた。
「ねー、聞いてる?」
声のする方を見てみると金髪で目が左右で緑と赤い瞳の子供がいた。
性別は…見た目では区別出来ない。
「ねー君?自分の事覚えてる?」
そう言われて自分の事を思い出そうとしてみた。
まずは自分の名前は…音無 隆麻、歳は25歳、結婚はしていない。他は…黒髪 の 中肉中背で、 彼女いない歴=年齢そして、会社員リーマンで ありふれたブラック企業に勤め、所謂社畜という者であった事が思い出せた。
「君はねー、死んじゃったんだよ?働き過ぎによる過労死ってやつだね。無理は禁物だよ?」
そうか....。俺は死んだのか...。そりゃあんなサービス残業ばっかりさせる会社に居たんだから誰だって、いつかはそうなるよな。
死んだ今になって改めて思うと早く辞めて違う会社に勤めればよかったと思う。
なんの面白みのない人生だったな…。
「だけどね。君はねー。なんとなんと!人生をもう一度やり直す事が出来まーす!!この僕、遊戯神の力によってね。良かったねー」
こんな何もない空間にいるし誰だろうと思っていたんだが…。
神様だったのか。遊戯神?遊びなんかに関係する神様?自分の知識の無さにそのくらいしか知らない神様だ。
でも何で何もない俺なんかが目をつけられたんだろう?。
「それはねー。僕がね、天界から地上を面白い事ないかなーって見てた時に生気のない顔でこの世には楽しい事が何一つないんだみたいな事を思いながら生気のない顔で仕事をしていて、更にもう死に近づいていたからだよ?まぁ、他にも理由はあるんだけれどねっ」
そうだったなぁ…俺は毎日無意味に仕事だけして家に帰って飯を食べ寝るだけで過ごしていた。
何で毎日毎日こんなに心が虚しいんだと思っていたんだ。
今になって泣けてくるなぁ。
てゆうかさっきから俺声出してないんだけどもしかして俺のココロ読んでる?
「くすくす。そうだよー。これでも神様だからねー」
へー神様ってすごいんだな。
「えっへん」
神様は胸を張っていた。
「まぁそういう訳で遊戯神としてはそんな君を余り見過ごせなかったんだよ。神の気まぐれだけれどね」
本当は他の神に仕事しろって言われてだなんて言えないけどね。
「じゃあ、そろそろ次の君の人生の事について話していいかな?」。
更新は不定期になりますがどうかよろしくお願いいたします。そして読んでくださった皆様ありがとうございます。