後書き
ここまでの読了、ありがとうございました。
はじめまして。作者の鈴毬です。
Blood ROSE 番外編 -仕立屋潜入編-いかがでしたでしょうか?
Blood ROSEは思えば7年前の学生だった頃の授業中に書き始めて、プロットのみ書き募れば7編くらいの作品になっていました。
この仕立屋潜入編は本編の第一弾“櫻薬編”の進行が行き詰まる度に、ちょっとコミカルなものを書きたいな、と感じ絵でいうなら落書き程度に書き進めていたものでした(櫻薬編が重い内容なので生き抜きがしたかった)。
そうしたら本編よりも先の完結になってしまってちょっと順番違いかなと思いつつ連載した次第です。
リシャール・フォックス……とても盲目的で、でも真面目な仕立屋。内心思っていることは誰にも言えない照れ屋です。
フォックス家は代々職人一家で7人兄弟。上三人が兄そして三人の妹がいます。
ここまで設定を作ってもなかなかもう小説にすることはないんじゃないかな、と少し寂しいです。
ちなみにリシャールはキャンディの父と同世代であります。
さあ、ちょっとしたバラしになってしまうのですがこの後櫻薬編ではダレスの正装バージョンの挿絵が出てくるのです。
相川きおさんの綺麗なイラストなのですが、その正装はものすごーくセンスのいいお召し物になっております。
これははたして20回に一回なのか“ダレス様のセンスを直す会”のおかげなのかはご想像にお任せします。
重ねて、ここまでお読みくださり本当にありがとうございました。
よろしかったら、評価、感想、レビューのほどよろしくお願いします。
全力でお礼に参らせていただきます。
また番外編ですがちまちまと息抜きに書いたら掲載していこうと考えているので、お時間ありましたら読んでみてくださいね。
そしてBlood ROSEシリーズ第一弾の櫻薬編もどうぞよろしくお願いします。
鈴毬