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 小さい頃から心配性で、ニュースをみて火事があれば火の元が気になる人間だった。

これはそんな私の心配性が、実際の地震で役に立った話である。


そんな私も熊本に住んでいると地震だけは対岸の火事、まったく関係がないと思っていた。

それが変わったのは3.11がきっかけだった。

あの日私は職場でいつも通り仕事をしていた。

お客さんがいきなり入ってきて、『テレビはないか!東北で大変らしい』といわれてもピンと来ず、帰りにスマホを見て驚いた。

そして、帰ってからたくさんの映像が流れ続け恐怖にかられた。

熊本は内海だからもし地震があっても津波は来ないはず、地震があっても??

そこから心配になり過去の熊本の地震について調べて愕然とした。

大きな地震が明治に起きている。

断層がある!しかも近い内に揺れる確率がかなり高い。

そこから自分の家が江戸時代や明治の古地図で昔何があった土地かを調べた。

地盤沈下の可能性を考えたのだ。

色々な資料も読みひとまず、日奈久断層が揺れる確率が高く、揺れるなら下の方の八代あたりだろうと考えて少し安心したのを覚えている。

それでも念の為、テレビや棚が倒れないように固定するものをホームセンターで購入し取り付けた。

親はわざわざ買ってきたことに驚いていたが、安心材料がほしかった。

そして地震が来る可能性もあるので、もし起きたときの対策を親にも話していたがあまり真面目にはきいてもらえなかった。

その後、長持ちするお菓子や備蓄食料を定期的に置いておき、携帯トイレなどの非常用グッズを少しずつ集めて靴箱の下に置くようにした。

地震対策番組をやっていたら見て、新しいハザードマップはよく見るようにしていた。

そこで気付いたのだが、避難所にも種類がある。

広域避難場所や、一時的な避難所、備蓄倉庫になっている場所などだ。

近くなら良さそうだが、実際の地震ではここで大きな差が出たので、学校などの一時的な避難所ではなくぜひ広域避難場所だったり備蓄倉庫のある避難所を確認しておいてほしい。



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