寝屋川パチンコ屋
高時給、そして新たなるものとの出会いへの期待を胸に
これまた大学近く、最寄り駅改札ほぼ目の前の
アッコさんではなくて郷ひろみでお馴染みのグループ店にて働くことに。
研修があり1日使って歩き方、姿勢、一般常識などを学ぶ。
座学時は班長という役職の方(世紀末リーダ伝たけしそっくり)に学んだが、うたた寝が酷く、座学の答えは全てカンニング出来るような状況だった。(カンニングする必要もないレベル)
店舗の2階部分が従業員の区画なのだが、昔は寮だったのであろう設備を少し改良して使用していた。
だから最初は部屋みたいなロッカールームや、休憩所がリビングだったことに面食らう。
壁に貼られた創業者、役員の名前が、日本人で使用する漢字でない一族で固められていたのを見て「あっ(察し)」となる。
ただ始業前の表情トレーニングであったり、精神10箇条なる(親を敬え的なやつ)ものなどは、純粋に参考になったし、己の人種関係なく、見習うべき基礎のように感じた。
働きだして最初の1週間ほどは、もう一人の班長が僕の真後ろに付きっきりで、暇な4円パチンコの1レーンを永遠とお辞儀し往復を繰り返した。
最初は姿勢が悪くなったり、お辞儀の角度が悪かったり指摘を受けまくるが、慣れてきた。
またチェーン店ではあるものの、古いローカルなお店だったから天井に1から11?までの数字のデカいボード(アンドン)があり
お客さんがパチンコの玉出しまくって、ドル箱の交換で店員を呼び出すと、対応している通路にあたる数字が点灯するようになっていて、インカムなどはないところがとてもラクで楽しかった。
ランプ付いたら誰が1番早く行けるか競争したり。
カワイイ子がいるレーンはしょっちゅうウロウロしていた。(1円のコジコジ打ってたメガネのお姉さん好きでした)
日々変わりで始業・終業の挨拶であったり、毎月の目標、改善活動など、アルバイト・パート・社員関係なく
とても高水準なヤル気がある人はとてもやり甲斐のある、システムと評価制度だったようにも感じる。
またコーヒーレディ2人いて、1人は愛嬌のあるぽっちゃり、もう一人が影のあるような、流し目美人というのかな?スタイルの良い歩き方がエロい黒髪のコーヒーレディで、良く後ろ姿を目で犯しながら合法ストーキングをしていた。
打ちに来ているジジイ共も考える事は一緒で
レディが通り過ぎた後、眺める為にリクライニングしたオッサンのイスと後ろをストーキングする俺と頻繁に接触していた。
歩きまくるし、擦れてしょっちゅう勃起して、しょっちゅうチンポジ直してた。
2年ぐらい働いていたと思うけど
ボロい店で空調が悪く、客層も悪いから、インフルでサボって打ちにきてるのか、2年連続でインフルにかかり、AとBの両方の型に感染した年もあった。
なんかゴミが落ちてる。と思って拾うとデカい真緑のタンだったり
トイレ掃除の時は、絶対に視線を感じ振り返ってしまう大便器だったり(首吊り?)
月に2回は従業員の自転車がパンクさせられていたり、ゴミが撒き散らされていたり、夫婦でブチ切れどつきあいの喧嘩をみたり、ゴト師が朝イチから来ていて夕方に5000枚は抜かれて換金されていたり、クレマンゴトの器具を見せてもらったり、監視カメラの性能の良さにビビったりした。
また朝イチからボロ負けした主婦が、夜に店外から腫らした目で睨み付けてられたあの表情は忘れられない。
自分自身も既にこの時にはスロット(ロデオのモンハンがあったころ)もパチンコもしていたから
ベタピン具合にビビり倒した記憶もある。
また新台入れ替え台のセンスの無さが酷かった。
資金力が限られているから、尚の事機種選びは重要だろうに。。。
あとサミー、ヤマサ系の台を営業時間後の清掃で
手でリールを少し回して、偽装ガックンさせたりして
正直スマンかった。
宵宵宵宵越し天井とかも店長に逐一報告してリセットさせてたのも正直スマン
新台入れ替えの時はトラックから台降ろして運搬するという、ゴリゴリ体育会系のノリになるところも面白かった。
(大工さんがハンマー釘打って台を固定していく。)
あと働いてる従業員もギャンブルに染まっていて
給料の5日後には使い果たして、バイクのガソリンを入れられなくて歩いて来た。。。泣
とかざらにあり、今で言うノンフィクション感がたまらなかった。
俺は4限終わりにダッシュで店に向かって働いていた。
大学生で20数万は稼いでたと思う。
まぁじでキツかった。
ある日の土曜に家に制服を忘れたまんま出勤して
店の前で気付く。
そこで全てがオフモードに入ってしまい
辞める決断を選ぶ。
実家の家電がかかり普段知らん番号は絶対でない親父が出る。。
学業不振を理由に退職する。
ちなみに世紀末リーダー伝たけしは、働きだして早々に別店舗に飛ばされた。
楽しかったこと
定期的に飲み会をして、二次会は決まって近隣店舗の統計を取ってるお店でスロットを打つこと。
顔見知りの店員さんとお店で、仲間と酔っ払ってギャアギャア騒ぎながら打つスロットはめちゃめちゃ面白かった。
嫌だったこと
店員や役職者、お客さんとエンカウントするから、門真〜香里園区間は打ちに行く時の選択肢に入らなくなったこと。
土日は店内テレビで競馬中継を放送してて
メインレース外した客の機嫌がクソ悪くなる(ほぼ1パチの安い客)
新台入れ替えの前日(夜に台を入れ替える日)
早く店に閉めるんだけど、そしたら打ちにこないから
出てるお客さんも出てないお客さんも全員、ギリギリに「あと30分で店閉めます」と伝えること。
(負けがこんでる客は取り返そうとするが、営業時間が普段の22:30とかではなく20時とかに閉められたら、まけで終わるし、そもそもそんな日はこない。のに告知遅すぎ問題)
売上が悪い店の必死な狡さ。
疑問に思ったこと
定期的に見たことないお客さんが大量にメダル出して
二度と来ない。これ、店長の知り合い?
怪しさマックス。
来店してもらった芸能人
森脇健児(遅番で会えなかった)
素直謙虚感謝。