この城壁を読破できる人はいるか!
今から私は読み辛く見苦しい文章を書いていく。皆さんはついて来れるかな。これを期に自身の文章を見直してほしいと思う次第である。あぁそれは私も同じか失敬。具体的に言うと、先ず文章は詰めすぎない方がいい。ぎゅうぎゅうに書かれてあるとそれだけでブラバされてしまう。区切りの良い所(三行ぐらい)で切ってしまうのが良いと一般的に言われている。鵜呑みにするか逆手に取るかは自由である。次に句読点の極端に少ない文章は非常に読み辛く一文がものすっごく長いのもナンセンスだどこかで区切るように。ただ、このように、句読点を、付けすぎても、逆に鬱陶しい。そしてもうお気づきの人も居るかもしれないが、この文章窮屈に感じないか。その理由は一字下げがなされていないからである。なろうの【一括変換】のボタンを押してみよう。丸々一頁一括で一字下げをしてくれるぞ。やってみよう。君の文章は瞬く間に見違えるはずだ。まだあるぞ、ルビだ。例えば、火球というものにルビを振る場合。普通の感覚ならば火球ぐらいの長さだろう。しかしあまりに長いルビを振るとこうなってしまう。火球どうだ、読み辛いだろう?そしてこれは好みだと思うが、感嘆符の後ろは一マス開けるのが良い。「!」や「?」のことだ。その後の細かいことは、感性に委ねられるが、「・・・」は、頻繁には使わない方が読みやすいと個人的には思っている。強いて言うなら、「……」と、二つセットで小さくしておくのがベストだ。なにもこの「・」の名前を知らなくても今からできることだ。やって損はない。……と、当たり前の御託を述べただけだが、細かい設定は場面によって、または感性によって使い分けても良いと思っている。面白い物語を造るため(伝えるため)には、基本的な文法は必要不可欠だからだ。また、文法に惑わされない人は、先ず文法の常識というものを理解することが必要だ。今までの概念を壊すことだけが芸術ではない。温故知新。古きを知り新しきを知る。そのうえで素晴らしい作品が出来ることを共に夢見ようではないか!どうだこの文章の城壁は読み辛かっただろう。ここまで読めた人は集中力と根気がある人だと思う。どうして読み辛いのかを研究して、ぜひあなたの物語造りに活かしてほしい。こんなにも偉そうに言っているが、作者は読者百の壁を破ったことがない。そういう人の言動を信じるか信じないかは、あなたが決める事だ。よき創作ライフを!
最後まで読んでくれてありがとうございます。
……え、読んでないって?
そういう人にはこういうエッセイをお勧め!
『小説作法と創作論と「なろう」活用術』
https://ncode.syosetu.com/n9230bs/
※作者の【あんころ(餅)】さんから許可を貰っています。
※感想を書き込むときは、私のエッセイから来たとか言わないように!
(相互さんではないですので!)