異世界召喚されてきた聖女様が「彼氏が死んだ」と泣くばかりで働いてくれません。ところでその死んだ彼氏、前世の俺ですね。

※ツギクルブックス様より書籍化
※COMICアークにてコミカライズ連載中

転生して平和な島国アストレアの期待されない第三王子として自由気ままに生きてきたエドワードだったが、女神によって召喚された聖女様の出現によって生活は一変する。
精神状態が天候に現れるという厄介な聖女様の世話役に聖女様が選んだのは……見目麗しい兄達ではなく地味なエドワードだったのだ。
女神様から与えられた使命を放棄して泣き続け、雨ばかり降らせる聖女様の世話なんて面倒な上、責任重大。
どうして泣くのかと理由を聞けば「彼氏が死んだ」。
そんな理由でお前は泣かないだろう。
分かっているんだからな。

その死んだ彼氏、前世の俺だから。