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命の恩人

掲載日:2019/05/19

僕はお腹をくだしやすいので、トイレの回数が多く、お尻を拭く摩擦熱によって長年蓄積されてきたダメージが肛門をキレやすい性格へと変えてしまいました。


このままでは常にオムツプレイをしなければいけなくなってしまう…。そして、ゆくゆくはオムツプレイヤーとして世界に名を轟かせる存在になりかねない…。何か回復する手立てはないものか、と試行錯誤を繰り返し、辿り着いた先がウォシュレットでした。


ついにこの日が来たか…。実は家のトイレにウォシュレットはついてるんですが、今まで恐怖で使う事が出来なかったんですよ。だって水を尻に噴射なんかしたら、勢いで自分がペットボトルロケットのように発射して、壁に激突して穴があいたら、そこから玄関まで開通してショートカット出来るようになって、レースで有利になるかもしれない。何を言っているのかわかりませんが、とにかくキレやすい肛門を更生させなければいけないので、仕方なくウォシュレットのボタンを押す事に決めました。


今まで使った事がなかったので、洗浄強さと洗浄位置を調節できるボタンが存在する事をこの時初めて知りました。これから入門する自分がいきなりMAXの強さで使ったら、失敗して個室内にどんどん水がせり上がっていって、溺死する恐れがあるので、まずは最弱に設定しました。次に洗浄位置ですが、自分の肛門位置がどこに当てはまるのかもわからず、後ろを狙い過ぎると失敗して背中がびしょびしょになるかもしれない、だからといって前過ぎると大事な部分に直撃して悲鳴を上げて近所迷惑になるかもしれないので、ここは無難に中心を狙撃する事にしました。


恐る恐るボタンに手をかけて、今までの人生が走馬灯のように蘇りながら、そもそも走馬灯ってなんだよって思いながら、エレベーター感覚でボタンを押しました。↑か↓かで言ったら間違いなく↑ですよね。すると、何か音はするけど水が出てこなくて、アレ?間違えたかな?と思ったら時間差でシュピーーン!!!!と尻に心地よい水がHITして「ヒャフーーーーン!!!!」と声を上げてしまいました。


あれから僕は、ウォシュレットを欠かさず使うようになり、肛門もほとんどキレる事なく平和な日々を過ごしています。最近ではどこに出かけてもトイレにウォシュレットが付いていて、本当に肛門に優しい世の中になったと思います。


ウォシュレットは命の恩人です。

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