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~第一章~プロローグ

 初作品なのでとても拙いものになりますが、応援よろしくお願いします。

 ここは戦場私の在るべき場所。ーあそこは故郷。私の愛すべき故郷(ふるさと)

 天を仰げば青い空も、白い雲も、なにかも私を拒み灰色の嘆きがそれを隠す。

 前を見れば吹き荒れる鮮血と木霊する人と獣の絶叫。

 後ろを振り返ればそこにあるのはのしかかる赤い罪過。

 そして最後には私の足元にうず高く積み上げられた血と汗と涙の過ち。

 私は、これから、どう歩めばいいのだろう。どう、償えば良いのだろう。一生消えぬ悲しみに身も心も飲み込まれていく・・・。

赫の超大戦:引用



**********



 「・・・はい。今日はここまで。歴史に名の残る世界最大規模といわれ、その犠牲者は優に大国をいくつも飲み込むほどと言われた赫の超大戦(あかのラグナロク)について理解できたか?・・・では、解散」


 現在、教壇にて授業を行っているのはここ、大陸5大列強国と謳われるライセンテルセビア皇国の武・護・策の中でも武を司るカムイ騎士団で団長を務める剛撃のライム・フォン・カムイその人だ。

 

「隊長、楽しそうに授業しちゃって。目的、わすれてないでしょうね。」


 そう、これほどの大物がわざわざ皇国の誇るセビア学院とはいえ、一学院にやってきたのには訳がある。


 「勿論。忘れるわけがないだろう。」


 その目的の場所である今は生徒の誰も使うことない学院裏の山についた。

 そしてつくなり肌にピリピリとくる感覚を覚える騎士団一同。そして目の前に広がった光景に絶句する。


 「っまさかこれほどとは・・・!」


 ランクにしてA。単体で町一つ滅ぼすと言われる存在が当たり前のように生態系を構築し、それぞれの群れの真ん中にいるものは・・・

<それがでてきたときはただただ、祈るしかない。嵐が過ぎ去るその時を。>


 「Sランクっだと!?」


 その力は国をも落とすといわれ、それぞれの種の頂点に到達したもののみが成るという凶悪なる魔王種の姿だった。



**********



 翌日、そこにあったのは長きにわたり栄華を極めた皇国ではなく、後にSランク魔宮(ダンジョン)《終末恒久》と名付けられ、特急危険区域と指定されることになる最凶迷宮の姿だった。

 今回は主人公が登場するための土台を作った感じですね。次回からが本編のスタートです。

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