吸血鬼になりたい少女の話。
こんな風に考えたことがあるので、書いてみました。
もはやジャンルが分からない・・・。
あるところに、一人の少女がいます。
その少女が一番恐い事は、死ぬことでした。
なので、少女は色々考えて、死の恐怖から逃れるには不死の存在になるしかないという奇抜な結論に至りました。
不死の存在。
その言葉で少女は吸血鬼を想像しました。
何故かというと、好きな漫画に吸血鬼が出てくるからです。少女はわりと現代っ子です。
そんなこんなで吸血鬼になるにはどうしたらいいか、少女はまた考えました。
吸血鬼は人間を吸血鬼に出来るという話はよくあるので、少女は吸血鬼に自分を吸血鬼にしてもらうことにしました。
しかし、残念ながら少女には吸血鬼の知り合いはおりません。
なので手紙を書きました。
吸血鬼さん、私は吸血鬼になりたいです。
そんな感じの内容です。
少女は吸血鬼の住所も知らないので、その手紙をベランダに括りつけました。
そこだったら、手紙を読めるのは空飛ぶ吸血鬼だけだからです。
さて、問題は吸血鬼がその手紙を読んでくれるかどうかです。
ちなみに吸血鬼の存在の有無はこの際考えません。
もし、この話を読んだ吸血鬼さんの中に少女を吸血鬼にしてもいいと言う方がいらっしゃったら、どうかベランダに手紙が括りつけられた家を探してみてください。
お願いします。
長々と失礼しました。
お粗末様でした。