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第二十五話「火球、撃てえぇぇえい!」

 

 赤い縮れ毛のような根っこに毛根を付着させ、【スキル:寄生 LV.3】を発動する。

 毎回お馴染み、魂の侵蝕、もとい主導権掌握にとりかかる。

 すると根っこの持ち主、赤い植物は地上部に生えていた茎のように根を動かし始めた。

 

 むむ、土の中だから動きが鈍いとはいえ、油断すると抜けてしまいそうだ。

 謎の粘着力で我が毛根は、付着しているけれど引っ張られれば抜けてしまう程度の粘着力だ。

 このままではいけませんな。


 ってことで、毛先部分から毛根の上部までを赤い根に巻きつけて固定する。

 これで大丈夫よねん?

 うん、赤い根は地中で暴れ続けているけれど、外れる感じはしない。

 【スキル:怪力 LV.1】さんの性能さまさまだぜい。

 いよし!集中できる環境も整ったことだし、掌握を再開するよっ。

 

 主導権の掌握に若干の抵抗を感じる。

 しかし、元気な時の魔族ミミズちゃん程のものは感じられず、「ハァッ!」っと心の中で気合を入れたら気絶した魔族ミミズちゃんと同じように簡単に掌握完了してしまったい。

 動くし、火を放つとはいえ所詮、植物かー。

 もう少し抵抗があるかと予想していたんだけどねぇ。

 

 ま、いっか。

 こんなところで躓いていたら、いかにもな魔物らしい魔物が出てきても掌握なんてできないだろうしね!

 ってことで、あの火球の正体を暴いてあげるよんっ。 

 ステータス!



──────────


種族:エビル・レグルス・ファイアプラント(アンノウン・ブラックヘアー)


称号:【魔族】【同族殺し】(【愚者】【天性の勝負師】【寄生虫】【主客転倒】)


LV.63(28)


HP:158/158(61.5/61.5)

MP:108/108(0/0)

筋力:11(14.4)

耐久:75(20.5)

敏捷:0(3.59)

魔力:53(0)


スキル

【発火能力 LV.6】【火耐性 LV.3】【吸収 LV.4】【闇合成 LV.3】(【死力】【根性】【天運】【吸収 LV.3】【勤勉 LV.7】【マゾヒズム LV.3】【匍匐前進 LV.1】【寄生 LV.3】【光合成 LV.1】【ウルシオール】【毒耐性 LV.1】【病気耐性 LV.1】【悪臭 LV.1】【頑丈 LV.1】【タフネス LV.1】【闇合成 LV.1】【毒針 LV.1】【穴掘りLV.5】【掘削 LV.1】【怪力 LV.1】)


──────────



 うおっほい!なんか、ありましたよっ。

 あの火球を放つのに必要と思われる、攻撃系のスキルが!

 へぇー、あれって魔法じゃなかったんだぁ。

 考えてみれば確かに……。

 主導権掌握時に、あの程度の抵抗しかできない植物の精神力では、魔法なんて小難しそうな技術を扱えそうにないよねー。

 

 こら、面白そうだわ。

 早速試してみるかと、地上に生えている蕾のあたりに目を出現させる。

 どーこーにーしーよーうーかーなぁーっと!

 視界に広がる荒野の中に、いくつか岩が転がっているねんっ。

 よし、アレに決めたっ。

 そのうちの1つは、このファイアプラントちゃんの有効射程距離と思われる、半径10メートル以内にギリギリ存在しているし何とか届くんじゃないかな?


 【スキル:発火能力 LV.6】の発動に意識を集中する。

 すると、蕾の部分が自然と僅かに開き、赤い光が発生し、熱を帯びてくる。

 何故かは分からないけど、感覚的に放てるよーっていうのが理解でき、その感覚に従ってみると……。


 ボッ、チュドーン!!


 火球が放たれ、いつぞやのシーンが再現された。

 ただ蟻さんとは違って、岩は消し飛びはしなかったけれど、バラバラに砕け散ってしまったよんっ。

 これは、今までのスキルの中で、さいつよですわ……。

 まぁ、【スキル:死力】さんは例外ですけれどねぇ。



二十二話に【スキル:怪力】の説明文を追加しました。


──────────


【スキル:怪力 LV.5】(パッシブスキル)


筋力が向上し、力強くなる。筋力値+10(スキルレベル1上昇に付き+10)

──────────

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