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第60話 ジレンマなんて糞食らえ

久々の更新なので、長めにしました。

停学期間もそろそろ終わる頃、陽菜さん主導により、いつものメンバーが俺の家に来ることになった。


みんな学校終わりにくるようだ。

今日は少し早く終わるらしいしな。


『ピンポーン』とインターホンがなった。


「みんな来たよ〜〜!!」


今日はちゃんと髪が短かった。

それに、インターホン越しに、みんなの姿も見える。

本物だな。


この思考時間無駄な気がするな。


「はいよ」


みんなに会うのは文化祭以降か。

結構、間が空いたな。


少し待つと、玄関前に来た。


『お邪魔します!!』


みんなどこか驚いている様子だった。

まあ、それもそうか。


「月城。お前こんないいところに住んでいたのか〜〜」

須子が物珍しそうにマンションを見ている。


「まあ、そうなんだ」

「いいな〜〜。てか、いいのか? こんなところで勉強会なんて」

「全然構わないよ」


リビングに案内すると、全員がリサの存在に驚いていた。


あれ。

陽菜さんが、うまくやっておくとか言ってたから安心していたのに。


「おいおい!! 誰だよ!! お前まさか……人身売買を……」

「してねーよ!! まあ、専属のメイドだと思ってくれ」


「こんな可愛い子が!? 早乙女さんがよ〜〜、年寄りの家政婦さんがいるとは言っていててさ、面倒見てもらっているって。月城はそっちの道のプロかと思っていたのにあんなかわいい子だとは思わなかったな」



陽菜さんの方を見ると、めちゃくちゃニヤニヤしているぞ。

陽菜さんに任せた俺がバカだった……。




「てか、体調大丈夫かよ。急に文化祭消えるからさびっくりしたぜ〜〜」


いきなり来たか。


「それに関してみんなに言わなきゃいけないことがあるんだ……。あ、あのさ……森さんと須子に謝らないといけないことがあるんだけど……」


「何〜〜??」

「どうした? 」


「文化祭時に……変なやつに絡まれたでしょ?」


「ああ〜〜!! あったね〜〜!!」

「あったな。そんなの!!」


まず、俺は龍上高校であったことを打ち明けた。

そして、俺と仲良くないことを伝えた。


「前の学校のやつが迷惑をかけてごめん。俺も色々とバレると怖くて、森さんや須子に迷惑をかけてしまった。今まで、仲良くしてくれたのに裏切るようなことしてごめん」


「そんなことで悩まないでいいぞ!!」

「そうそう!! 平気だよ〜ん!!いいこともあったし〜〜!!」


いいことってなんだろう。まあ今はいいか。


「いや本当にごめん……」


「いや、いいって!! それより、龍上高校だったのか〜〜。 いいな〜〜! 僕も一度行きたかったぜ〜〜!!

まさか、女子更衣室を盗撮したから退学になったとは知らなかったぞ!!」


「いや違うって。自主退学だ」


「なんでだよ〜〜!!もったいないな〜〜」


「お、俺は……」


本当に言っていいのか??


陽菜さんが俺に近づいて、小声で、『大丈夫だから』と声をかけてくれた。


俺は深呼吸をして、みんなに過去のことを話すことにした。


俺はみんなに病気のこと、一条家の出身であることを話した。

そして、この間、弟と喧嘩して、停学になったことを伝えた。


もちろん、脳のことは、今は情報量を考えてやめておいた。

それに、俺自身よくわかっていないことが多いからな。



「そうだったのか。まあ、なんとなくはそんな感じはわかるけど」


「え……」


「いや、別に悪い意味ではないぞ? あがり症かなって思ってただけさ〜〜!! でも、あの、一条実って、月城の弟だったんだな。名前だけは聞いたことはあった」


「そうなんだ。弟だ。二卵性だがな」


「でもよ〜〜、別にその体質だからってバカにすることもないだろ?? 龍上は大変なんだな〜〜。確かに、あいつらすごく性格悪い感じだったしな〜〜!!」


「弟の出来が良かったから余計な」


「色々大変だったんだな……。後で、僕のお気に入りの画像をあげるから元気出してくれ」


「ありがとうよ」


須子なりの慰め方なのであろう。

本当に、ありがたい。



「でも、本当はすごいんだよ〜〜? 足だって速かったでしょ〜〜?」


少し、陽菜さんがムキになって言い返している感じであった。

ありがたいが、みんなは俺のポンコツ具合しか知らないんだぞ?


「そういえば、そうだな!!」


「あと〜〜、鬼頭くんいるじゃん6組の〜〜!! 前に怪我してたでしょ? あれ、月城くんだからね??」


いや。陽菜さんそれはまずくないか??


「ちょ……それは言わない方が……」


『え?』と口を揃えていい、みんなが真剣な顔になった


「……まじなのか?」

須子が


どうやら、陽菜さんは冗談のつもりだったようだ。

他のみんなも冗談として受け入れてたようだ。


俺のツッコミで、真実性が増したようだ。

陽菜さんはいつも通りニヤニヤしている。


全く。陽菜さんにはいつも敵わないな。

自分で墓穴を掘ってしまったではないか。


まあ、この際だ。


「遠足の時に絡まれて、ちょっと色々あってな。別に今は、仲が悪いってことはもうないと思うんだけど……」



「全然……落ちこぼれじゃないじゃないか……。ちょっと、チビちゃったではないか……」



「でしょ〜〜!! 」

陽菜さんは自分のことのように笑顔になっている。



「話してくれてありがとよ!! 誰も気にしていないから!!」


須子がそういうとみんなっも頷いてくれた。

優しい視線が暖かった。



「じゃあ、オレも……この際だから言いたいことがある」


そう言ったのは、高安であった。

珍しく、真剣な表情をしている。


放課後ということもあり、若頭風のイケメン顔になっている。


全員が高安に注目した。

数井さんだけは、何を言うかわかっていたような雰囲気だった。


「オレも月城と同じで、違くて『中神(なかがみ)』という苗字なんだ」


ああ。やっぱりそうか。

その珍しい苗字。間違いないな。


俺と数井さん以外は、少しびっくりした顔をしていた。


「そうだ。珍しい苗字だろ? オレはあの、最大勢力の暴力団の若頭だ」


高安はいつものトーンで、何事もなく話した。


俺と数井さん以外が爆笑した。



「お前さすがだな!! 月城の流れでみんな真面目なこと言うと注目したのに、普通にふざけるなよ!! 日本最大級の暴力団の中神組な訳あるか!! 冗談は顔だけにしておけ!!」


「やっぱり、高安くんは面白いね〜〜!!」と陽菜さんも笑っている。



いや。

これは……ガチだろう。


顔が単に若頭風ではなく、マジもんの若頭だったんだ。


じゃないと、龍上のあいつらを簡単に払えた理由にならない。


あの時の迫力は本物だった。

流石にビビった。

生まれ持った何かがあるのであろう。


誰も、ボケ王の陰キャがモノホンだとは思わないよな。


みんなは高安の、MVP的活躍を知らないから無理ないか。



「え……」


せっかく、本当のことを言ってくれたのに、みんなが爆笑しているから、高安はどうしていいかわからなくなってしまっていた。


数井さんも困っているので、俺が高安に確認した。


「高安。……マジだろ?」

「うん……」


俺らの表情を見て、笑っていた人も、高安が本当のことを言っていることに気がついた。


「えーーーー」

「え〜〜〜〜

「え〜〜〜〜」


漫画のように目が飛び出るくらい驚いていた。



「な、なめた口聞いて、す、すいませんでした……。東京湾に沈めるのはやめてほしいです……」


須子が借りてきた猫のように急におとなしくなっていた。


「別に、そういうのはやめてくれ。それに、最近は化学製品で溶かすのが主流だぞ」


へえ。そうなのか。


「やめてください……」

「だから普通で大丈夫だ」

「少しだけ、下品なことは言わないようにするよ……」

「おう」


俺にも気になることがあった。


「最近は、刺青は入れないのか?」


「オレはそこまでこの世界は好きじゃないからな。だから少なくとも、卒業するまではいれないかな。日常生活に支障も出るしな。付き人もダルいからつけてない。普通の生活を送りたいしな。たまたま、オヤジの知り合いの校長が誘ってくれて、目立たない学校で過ごすことにしたんだ」


「気持ちわかるよ」

なんとなく、似た境遇からか、高安の気持ちがよくわかる。


あれ? 結局、高いのか、安いのか、中くらいなのかわからないぜ。


それにしても、偶然にも、一条家と中神組のコネクションできちゃっったんですけど……


てか、校長って何者なのだ?


一条家とも、中神組とも平気で関わりあるって……


ま、まさか……

伝説の【校長】というやつなのか?

後で、検索しておこうっと。



「なんだよ!! 二人して!! 僕のキャラが薄いではないか!!」と須子が悔しがっていた。



「須子には、須子という属性があるだろう」

「あの一条家とオレの組と対等のお前が一番すごいだろ」


「ぼ、僕だって……色々秘密があるからな!! 」



「まあ、どうせ大した秘密ではないぽいからな。下ネタだろう」

「オレもそう思う」


「違うんだぞ!! ムッキーー!!」


「現実にそうい言って怒るやつ初めて見るぞ」



「でも……まだ言えないけど!! そのうち言うからな!!絶対!! 待ってろよ!!! 今言わない僕が裏切り者みたいじゃないか……」


「それはそうじゃいだろう。俺だって、ずっとみんなに言えなかったし。言いたいときに言ってくれ」

「オレもそうだ。それに、オレは言いたいから言ったんだ。別に義務はないだろう」


「そう言ってくれてありがたいぜ。じゃあ、股間でも長くして待っててくれ!!」


「やっぱり大したことないだろう?」


「ムッキーーー!!」



陽菜さんや須子のおかげで、秘密の暴露大会は笑いにつつまれて無事に終わった。


なんとなく、わだかまりみたいなものがなくなってよかった。

まあ、元々なかったのかもしれないが。


ただ、本当に友達に言えてよかった。



というわけで、勉強会がスタートした。


龍上高校出身ということもバラしたことで、みんなそれなりに質問してくる。


実際に、友達に教えるというものは難しいものだな。

前に、陽菜さんに教えた時はすんなりいけたのに。


今回の数学のテスト範囲は微分、積分が出てくるが、高安が苦戦している。

さっきから、頑張って教えているが、なかなか理解してくれないな。


んーーー。どうしたらいいものだろうか。

やっぱり、高安はヤクザに囲まれて過ごしてきたはずだ。


教える時も、ヤクザ風に『この点は出ねぇよぉ〜〜〜!!』としっかり教えた方がいいのであろうか。


いや、俺にはそこまでできないな。


とりあえず、頑張っていこう。


友達に教えるという経験は初めてで貴重なものだな。



勉強会をする中で、ちょっと、気になることがあった。


みんなに聞いてみた。


「……ねえ、テストで1位取ったら……どうなるの?」


「何言ってんだ? どうなるも何も、別に、普通にすごいなってなるだろ?」


みんなも須子と同じ意見だった。


「それもそうだな」

「なんだ? 龍上だからって、一位狙うのか??」

「いや。気になっただけさ」

「でも、あれだろ? 2組の早乙女さんはすごいからな? いくら龍上高校っていっても倒せるのか?? 」

「だから、ただ聞いてみただけだ」



まあ、一回勝っているんですけどね。

テストのこと話すと、脳のことに関わるから言えなかったし、このままの方がいいだろう。


とりあえず、この学校は、前の学校とは違うのかもしれないな。


結局、勉強会というのも、すぐに飽きてしまって、ほんの1時間で終わった。


それ以外の時間は、ゲームをしたり、女子達はお菓子を食べながら、リサも含めて色々とガールズトークなどをしていた。


昔憧れていた、友達と遊ぶという目標が達成できてよかったな。


あっという間に、いい時間になった。


陽菜さん以外が帰った。


「帰らないのか?」

「だって〜5人って微妙じゃん!! それにもっと過ごしたいし? 学校に来ないからさ〜〜!! 迷惑?」


まあ、奇数って気まずいよな。


数井さんと高安は秘密を打ち明けていたくらいだしな。


須子と森さんもなんか以前より仲良さそうだったな。

最近学校行ってないからか?

まあ、どうでもいいか。


「いや。俺は大丈夫だけど」

「じゃあ、泊まって行っちゃおうかな〜?」

「それはダメだ」

「え〜〜。なんで〜〜!!」

「ダメなもんはダメだ」

「非論理的じゃん!!」

「まあ、論理で説明しても難しいだろ??」

「うわ〜〜。 でも、光くんは記憶力も判断能力もそこまでだよね?」

「え……」

「うそうそ!! とりあえず、ゲームしたい!!」

「そんなに負けたいのか」

「勝てるもん!! 実況者見てきたし!!」

「結構ガチだな」


この間のゲームの続きをして、いつものようにボコボコにしておいた。

ただ、少し上手くなっていた。


ふと、陽菜さんの横顔を見ると、改めてこの状況に驚かせられるな。


美人が、俺の隣でゲームしているのか。


さっきまで、1軍女子が家に来ていたし。

若頭と変態も家にいたしな。


人生とはわからないものだな。



あっという間にそれなりの時間になった。


「どうする? 飯食って行くか?」

「いや、家に帰らないと行けないし!! わたしの番だし!」

「大変だな。せっかく泊まらせようとしたのにな」

「え。じゃあ、泊まる!!」

「冗談さ」

「え〜〜。今日かわいい下着なのに!!」

「何を考えているのだ」

「えへへ」

「まあ、今日はちゃんと帰りなさい」

「今日は?」

「い、いや……そうじゃなくて……」

「も〜〜!!えっちだな!!」


下着とかいうから、変に想像してしまったではないか。


「まあ、忘れてくれ」

「ねえ、もうすぐ学校復活でしょ? 文化祭の時みたいに、朝……一緒に行かない??」


一緒に登校か。


久々の学校で帰るかもしれないと心配してくれているのかな?



「いや。やめておくよ」


「そっか……」


陽菜さんはすごく落ち込んだ顔をしていた。



「ひとつ聞きたいんだが、それは陽菜さんの望みか? それとも俺のこと心配しての行動か?」

「……どうしたの?」

「いや。本気で聞いている」

「それはさ……わたしの望みだよ。本当だよ? でも、目立つの嫌だったよね。ごめん……」

「いや。そうじゃない。じゃあ、もう少し待っててくれないか?」

「……え?」

「意味ないことをする時間が必要なんだ。そしたら……一緒に行かないか?」

「うん!! 何がしたいかわからないけど、待ってる!!」

「大したことないぞ」

「なんでも大丈夫!! じゃあ、またね〜〜!! 光くん!!」

「気をつけてな」


満足した様子で陽菜さんが帰って行った。



部屋に戻り、ベランダで色々考えごとをしているとリサがきた。


「今日はお疲れ様でした。あれが、お友達というものですか。とても素晴らしいものですね」

「色々と準備してくれてありがとう。大変だっただろう」

「いえいえ。光さま。どこか嬉しそうですね」

「なんかさ、初めて弟に勝った気がしてさ」

「どういうことですか?」

「説明するのが難しいんだけど、昔の俺……っていうのも変な話なんだけど、弟なら全て持っていっただろ? 友達も陽菜さんまでも。結局、弟が手に入れたのは深月さんだった。もちろん、俺にとっては大きなものを失ったがな。不幸中の幸いというかさ?」

「そういうことでしたか」

「俺はこの生活を守らないといけないな。また友達や陽菜さんを呼ぶかもしれないがいいか?」

「ご自由になさってください。では、わたくしは、夕飯の準備をしてきますね」

「じゃあ、よろしく」



リサに夕飯の支度をさせている間、俺は覚悟を決めていた。


今いる学校は、前とは異なる。


もちろん、意味はないかもしれない。

ただ、俺みたいな陰キャが世間で評価されるには肩書きが必要なんだ。


ちょうどいい頃合いか。


今回の中間は1位を取りに行こう。


昔の学校の時みたいに満点で。

どうせ俺を倒せるものはいないんだ。


弟と深月さんは今頃何をしているのだろうか。

そこまで、進展していないと思うんだがな。


接点がないと人は関係性を進めるのは難しいからな。

隣のクラスだから、俺も深月さんとは中々難しかったしな。


まして、忙しい弟だ。中々会う時間はないであろう。


となると、無難に勉強を教えるとかで連絡しつつ距離を縮めていくのだろうか?


まあ、この考えは陰キャの俺の考えだからな。


弟は陽キャでイケメンだ。


深月さんはもう抱かれているかもしれないな。


ただ、深月さんも、俺に怒っているからな。


今回は本気で1位をとりにくるであろう。

そういう性格な気がするな。


ただ、俺のことを知っているなら、深月さん一人の力では難しいのはわかるであろう。


弟に教えてもらう線は濃厚だな。


正直、弟と深月さんの関係性をなくすには、『テストなんか興味ありませんよ』と最下位でも取っておいた方がいいのであろう。


共通の話題も無くなるし。


所詮、遠足で見た、一目惚れ。

すぐに覚めるであろう。


正直、俺は、弟と深月さんの仲を促進させる気はないんだ。


1位を取ることで、『次も頑張ろう』的に、弟と深月さんの関係を進展させてしまうことになるであろう。


でもな?


陽菜さんは、俺を何回も助けてくれたんだ。


それに、俺はどこかで、深月さんなら信じてくれると思っていたんだけどな。


虫がいいことはわかっている。

隠していたのは全部俺のせいだ。


ただ、どこかで、ほんの少し、わかってくれるとの希望を抱いていたりもしたのかな。


そんな深月さんに対して、どこかムカついていたりするのかな。


それとも、深月さんにまだ俺という存在を意識してもらいたいのかな。


深月さん。


今回は全力でのぞんであげるよ。

まあ、全力でのぞまなくても、結果は見えているんだけどな。


深月さんと勝負か。

こんなことになるなんてな。

人生とは面白いな。



1位を取って、俺の名声をあげる。


そして、陽菜さんの願望をひとつでも多く叶えてあげよう。


学年1位の俺は、学校1の美少女の一人である陽菜さんと登校する。


学年1位なら、世間も少しは納得するであろう。

前の学校みたいな目にもあわなそうだ。


さあ、前からの目標達成といきますか。

光の方にも、1位を取る理由ができましたね。





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― 新着の感想 ―
久しぶりの更新おつかれさまです。 主人公にも頑張る理由が出来たので良かったのかな?とは思いますが弟と妹の関係が近づくようなフラグにもなり得るという この展開で泊めなかったという事は陽菜さんルートは無く…
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