自宅警備員の俺。ニートは出てけ!と言われたので出ていきますけど、俺本当に自宅守ってたけどいいの?
この作品は思い付いたアイデアを形にしただけなのでもし好評なら連載版にしていこうかな?とも考えてます。
『りょうま!いつまで妹の金を使い潰すつもりなの!あんたもそろそろ働きなさい!』
家の自分の部屋でアニメを見てたら母親が急に部屋に入ってきて俺に言ってきた。、、、急になんだよ。
『いや何?急に、、、てか俺働いてるし!』
『何言ってんのよ!あんたずっと家でアニメばっか見てるじゃない!アニメ見てるだけの職業が有るんなら教えて欲しいものね!』
『自☆宅☆警☆備☆員!』
俺はドヤ顔でそう答える。母親は何かを決心したような顔をして俺を指さして言ってきた。
『出ていきなさい!』
『は?』
俺は突然過ぎてびっくりしてしまい聞き返してしまった。
『いつもいつも屁理屈ばかり!『自宅警備員』は今日中に出ていきなさい!』
突然の事過ぎて唖然としていると業者さんが来て何処に運ぶか聞いてきたのでとりあえず置いておく場所の住所を教えると母親が疑いの目で見てきた。突飛だからあそこしか無いが驚くのも当然だろう『母親が知らない住所なのだから』
(ここまで来たらしょうがねぇ、本当に出てくしか無いか、、、あんまり人の少ない家は好きじゃないんだけどな。追い出された以上致し方ないか)
『じゃ!俺は出てくけど『後悔すんなよ』』
『後悔なんてするわけないでしょ!この後に及んでまだ働かない気なの!』
俺が言ったのはそういう意味じゃ無いんだけどな。
『まぁその内解るよ』
俺はそう捨て台詞を言って家を出てった。
、、、おっと!忘れてた!連絡しとかないとな
『もしもし?』
『はい。どうしましたかりょうまさん?』
『実は、『ニートは出てけ!』って実家を追い出されまして、別荘にしばらく住むんであいつに連絡お願いします。あっ!これからは積極的に仕事を受けるようにしますよ』
『承知しました。、、、それにしても『日本最強の異能力者』がニートだったら日本国民全員ニートですよ笑』
そう、、、実は俺は日本最強の異能力者だったのだった。家に金もちゃんと金を振り込んでたのにな、まぁ妹も一応異能力者ではあるからどっちも同じ異能協会から振り込まれてるからな。多分全部妹の収入だと勘違いしたんだろう。
妹は昔から俺のゲームのデータを消しては泣いてそれで親に許されて調子に乗ったのか挙句の果てにゲームのデータを消しても『そのゲーム買ったのが悪い!』とか言い始めるし俺は昔から妹の事が苦手だったが、兄妹だったし許してたし有事の時は陰ながら助けてた。、、、まぁ影からじゃただの自己満足か、、、。
昔から妹は見た目だけ良かったから人に狙われる事も多かったが妹が異能力に目覚めてからは俺達家族を妹への人質にしようとしてきたから俺がボコボコにしてやって自宅を守ってやってたのにな。
、、、まぁこれで家族としての最低限の礼儀は尽くした。昔から家族達には酷い事されてばっかだったからな。これで痛い目に会うと思うと清々するね。妹に関しては自分の身から出た錆だろ。まぁ一応、妹が何故俺に昔から嫌な事をしてきたのか疑問に思って仲間の占いの異能力で調べて貰ったら『別にそんなに悪いことしたと思っていない』って結果が出た。
(、、、なるほどな。物の重大さをあんまり理解出来てないみたいな節あったもんなー。俺が高校受験の時も必死に勉強してる中邪魔してきてしかも1回じゃなく何回もやってきたから怒ったら父親は『家族だろ!』とか言ってきたし、、、なら俺は家族じゃないって言ってんのか?って聞いたら『家族じゃない!』って言いやがったしな)
、、、しばらくして本当に俺が自宅警備員として家を守っていた事を知って『帰ってこい!』って電話が掛かってきたがアニメとか漫画風に『もう遅い!』って言って切ってやった。
どうでしたでしょうか?気になる点、感想などございましたら気軽に教えてください。