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ホモ・サピエンスは邯鄲の夢を見る 〜コールドスリープから目覚めたら人類絶滅??人類最後の生き残りは医学と内政で成り上がる〜  作者: 自分にだけ都合の良い世界と書いて異世界と読むのは間違っていると思いませんか?
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第十七話「獣たちの夜は何色か」

 @カニス村中央.狗鳴組屋敷


 鼠人族の村、ヤタ村と、犬人族の村、カニス村は技術協力の名目の元、数人の人を交換で配置し、農業と狩猟の技術を共有する運びとなった。

 ぶっちゃけ犬人族は鼠人族の事を馬鹿にしているというか、下に見ている節があり、うまくいくか心配だった。ところがいざやってみると、犬人族に強固な縦社会が形成されているおかげか、とてもスムーズでやりやすかった。


 やっぱり最初にスープルさんの理解を得たのが大きかったのかもな。


 無事交渉を終えてメイさんは帰って行き、俺はというと、ウイと一緒にそのままカニス村に残って、農業の普及を行う役を担っている。


「エーリさん!ダイコンとカブ、ジャガイモの植え付け終わりました!」

「どれどれ…?うーん。もう少し間隔を開けて欲しいですね。それからじゃがいも深く埋めすぎです。これだとうまく育たないかもしれません。」

「え…もしかして、これ全部やり直しっすか!?」

「やり直しです。」

「そ、そんなぁ…」


「あっエーリさん!向こうの地面、掘り起こしてきましたよ!」

「今行きます。えっと、どれどれ…?うーん。土が荒過ぎますね。これじゃ畑としては使えません。もっと良く土を砕いて、肥料を混ぜ込んでください。」

「え…俺結構頑張ったんすけど、まだ足りないんすか…?」

「残念ながら。もう少しだけ、頑張ってください」

「そ、そんなぁ…」


 こんな感じで手加減は無しだ。

 秋野菜は虫が付きにくいし、冬に収穫出来るものもあるから今後の備蓄としても期待出来る。

 ここで踏ん張って絶対に結果を出さないと、本格的に飢えが厳しい。手抜きは許されない。


 ちなみに、暫くここでお世話になっているので、犬人族も野菜が食べれる事は検証済みだ。

 馬鹿馬鹿しい話だが…肉しか食べないってのは、結局ただの偏食だったわけだ。


 そんな訳で…この難所を抜けた後も、飢餓の対策として芋類の栽培は続けた方がいいだろうな。




 そんなこんなで、カニス村に滞在して一か月が過ぎた。

 ちゃんとした服を着ていてもかなり寒くなって来たが、農作物の栽培の方は順調。

 犬人族がジャガイモやサツマイモを食べられるようなので、鼠人族のヤタ村から備蓄として少し送ってもらった。

 なんとか死者を出さずにやっていけそうな、そんな目処が立ってきて、安堵していた時だった。


「お嬢!!大変です!!」


 今日も今日とて、スープルさんと情報の共有を行なっていた時だった。

 廊下からどたどたと床を強く叩くような音と共に、穏やかじゃ無い声が聞こえてきた。


「…何事?」

「はい!昨晩、隣の村で、数人が謎の獣に食い殺されたと情報が…」

「と、隣の村!?!?」


 場所も立場も忘れて立ち上がってしまう。

 隣の村と言ったら、俺がお世話になっていたヤタ村じゃないのか?

 謎の獣と聞いて、俺がこの前バッタリあった、この辺りで何度か目撃されているあの熊みたいな獣の事が思い浮かぶ。

 すっかり忘れていたが、複数人の死を見たというメイさんの予言がフラッシュバックし、全てが繋がる。


「ま、まさか…皆んなが…」


 サーっと血の気が引いて行くのを感じる。そのまま倒れてしまうのではないかとすら感じたが、報告の人の一言で踏みとどまった。


「落ち着いて下さい、エーリさん!ヤタ村ではありません!ウチから更に山側の村、ヤロク村です!」

「…そ、そうでしたか。」


 ホッとしてその場に座り込む。

 医者としては命の重さにはを作ってはいけないと思うが、そうは言っても知ってる人が死んだとあっちゃ寝覚が悪いなんてもんじゃ無いからな。


「…それは…やっぱりあの時と同じ…マルトルードの獣なの?」

「おそらく。」

「…そう。」


 スープルさんが唇を噛む。


 …今のは良くなかったな。この村の人は、いわば被害者だ。そんな人たちの前で取り乱して、知り合いが無事と分かった途端ホッとするなんて、人として無神経極まりない事だった。


 犬人族は皆家族のように団結力が強い。

 一月前、数人の子供を食い殺された悲しみの傷がまだ癒えていないのは、よそ者の俺でもわかる。

 かの被害者である子供の墓には沢山の花が手向けられ、こんな状況にも関わらず毎日食べ物がお供えされているくらいなんだから。

 俺は小さくごめんなさい、と謝っておいた。


「どう致しましょうか、お嬢。アレのこれまでの動きからすると、少なくとも満月が欠けるまでは活発に動き回ると思われますが…」

「…隣村がやられたとなると…今晩は私達も危険よね。早急に、なんとかしないと…」


 満月が欠けるまで…か。

 確かに思い返してみれば、俺が始めてあの化け物にあったのも今から2か月前。そして1か月前はこの村が被害を受けている。

 つまり、1か月の満月周期と化け物の活動には関連があるってわけか。

 まぁ、だからなんだって感じだが…


 …ともかく、今夜この村が再び狙われる可能性は大いにある。

 取り急ぎ俺達はそれをなんとかしないといけないわけか。


 スープルさんは眉間にシワを寄せて、こめかみをグリグリと押しながら言った。


「すでに人の味を知った獣だし…次も間違いなく、人を喰らいに来るでしょうね。」

「恐らく…」

「…とにかくまずは組の皆で会議をするわ。召集をかけて頂戴。」

「はい!」


 この話は直ぐに組中に広がった。

 一月前の被害の事があるからだろう。戦えなさそうな老人から若者まで、あれだけ広かった部屋が一杯になるほどに人が集まった。




 どうやら人は集まればいいというわけではないらしい。

 若い男は自分が殺ってやるとばかり息巻いて、子供を持つ女はそれを必死に止めた。

 老人は主様の怒りだ、悪魔の呪いだと訳のわからん事を呟き…ともかく皆が好き勝手言うせいで話がまとまらない。


 これじゃヤタ村の話し合いの方が余程スムーズだったけどなぁ。


 肝心なスープルさんも頭を抱えているようで、場を仕切るような余裕はなさそうだった。

 セツナもただ黙って座っているだけだ。


 俺とウイの目が自然と合う。奇しくもこれはダメだな、という意思疎通が出来てしまった。




 暫く混沌とした話し合いが続いたが、最終的にはこのように決まった。

 日が沈んでからは家から出ず、極力物音を立てないようにする。

 村の中を狗鳴組の男衆が3人組の交代制で見て周り、異変があれば即座に組の男全員を起こして対処する。


 悪くない案だと思った。

 敵についての情報が少なく、俺たちに出来ることも少ない。

 そう考えると、極力下手な刺激をせずに、皆で対処するくらいしかないだろう。

 三人一組で行動するのも理にかなっているし、正直俺にも他にいい案は思いつかなかった。


 ただ、ひとつ懸念を挙げるとしたら、皆で一箇所に集まった方が守る側としても守りやすいのではないかって事だ。

 まぁ、その場合、万が一防衛しきれなかったら被害がとんでもない事になるという諸刃の剣でもあるので、流石に無責任に俺から提案することはできなかったが。


 …この時のこの判断が、この後深く後悔する事になるとは、この時の俺には思いもよらなかったわけだが。




 ☆




 その日の晩、満月が空高く登ったいつもより一際明るい深夜だった。

 鈴虫の季節も終わり、ただひたすらに静かな銀色の空間に、森に住むふくろうの声だけがしっとりと溶けていく。


 昨日までは頭から布団を被って幸せを感じていたというのに、今日はちっとも眠れない。

 狗鳴組の屋敷の、俺に与えられた個室の窓から覗く白い満月をただ無意味に眺めていた。


 きっと胸がざわついて眠れないのは俺だけじゃないのだろう。

 襖を隔てた向こうで眠っているはずのウイの個室からも、時たま体勢を変えるような物音が聞こえて来る。


 眠れない時は、無理に寝ようとすればするほど頭が冴えてしまうものだ。

 俺はこの漠然とした不安感を誤魔化すために、久々に麗奈の残した腕時計式コンピュータ内のデータを漁ってみることにした。


 メタモライザの作り方詳細、麗奈が知りうるあの計画の全貌…ここまでは以前にも見たことがある。


 ん?なんだこれ。


(亜人(ヒューマノイド)実験の結果について)


 見たことがない記録だ。亜人…ってのは、隣の部屋にいるウイも含めて、今この世界に沢山いる人間と似て非なる者達の事だが…。

 気になった俺はそのデータを開いて見てみた。


「ヒューマノイドベースとしての成功例は、元から人間の言語を理解する程度の知能を持つ脊椎動物に限られた。以下成功順に示す。


 イヌ科:社会性が高い。狩りの能力が高い。

 ネコ科:ストレスに強い。狩りの能力が高い。

 ネズミ科:飢えに強い。繁殖力が強い。

 ゾウ科:力仕事に強い。共感能力が高い。

 マイルカ科:知能が高い。社会性が高い。水中生活可能。

 カラス科:知能が高い。飛行能力。

 タカ科:飛行能力。狩りの能力が高い。

 ウサギ科:愛玩用。ストレスに弱く、知能は低い。俊敏。


 これら成功例のみを保存・複製し、知能の低い個体、本能にのまれる個体含めその他失敗個体全347体を殺処分、或いは地上に破棄する。


 実験段階では、無脊椎動物や失敗個体も多い。人間との適合が困難であったこと、生存戦略があまりに乖離していた事が理由として挙げられる。

 アリ、ハチを中心とした社会性昆虫

 イカ、タコを中心とした知能の高い軟体動物

 これらはヒューマノイドベースとして期待され、活発な研究が行われたが、身体構造状おおよそ亜人と呼べるようなものではなく、最終的に不可能と判断。全個体を地上へ破棄した。


 なお、地上へ破棄した全個体はロストナンバーと命名され、後に…」


 ………

 ……

 …


 うーん、これは…闇が深いなぁ。

 見ていて目を覆いたくなる内容だ。


 ヤタ村の鼠人のみんなも、ここ、カニス村の犬人のみんなも…ウイやメイさんも…

 みんな人間に作られたキメラ種族だって事を、再認識させられる。

 勿論彼らには人間と同じように感情があり、生活がある。

 しかしその成功例が生まれるまで、一体どれほどの生物が犠牲になったのだろう。どれほどの人間が犠牲になったのだろう。


 人間ってのはつくづく傲慢だ。神の領域に土足で踏み入って、我が物顔で闊歩している。


 そして麗奈は、その責任を取るためにこの世界に知識を残した。そうでもしなければ、高々500年でここまで文化を発展させられるはずもない。


 俺は…どうするべきだ。特に目的も無く、虚無感に任せて地上に出てきてしまったが。

 …責任を、取るべきだろうか…。


「エーリ…」

「…責任…か…」

「エーリってば」


 ん?今誰か俺を呼んだか?

 上体を起こしてキョロキョロと周りを見渡すと、部屋の隅、小柄な人影があるのに気がついた。

 声からして…きっとスープルさんだろう。


 仮にも数十人の兵を纏めるリーダーが意図せず夜中に男の部屋に入るのは望ましいことじゃないが…まぁそういうのは俺がいちいち咎めるような事ではないな。


「…スープルさん?こんな夜更にどうしたんです。」


 向こうが小声なので、俺も自然と小声で返す。

 するとスープルさんは俺の方へおずおずと寄ってきて、俺の側で体操座りで座った。


「…エーリは…眠らないの?」


 暗くて顔までよく見えないが、口ぶりからしてなんとなく言いたいことはわかる。

 不安で眠れなかったんだろう。

 俺もだからな。よくわかるさ。


「眠らないっていうより、眠れないんですよね」

「…私もよ」

「…」

「…」


 …二人して沈黙。いやなんか用事あって来たんじゃないんかい。

 もしや…眠れなくて不安だから来たってことか。


 …どーしようかな。こんな時気の利いた一言が言えるといいんだけど…。

 俺もびびって寝れないのは同じだしなぁ。


 どうしようか考えていると、スープルさんがクシュッと可愛くくしゃみをした。

 あーやばい。なんて気が利かない男なんだ俺は。

 万が一スープルさんに風邪でも引かせてみろ。組のみんなからボコボコにリンチされるぞ…。

 大体俺だけ布団入ってるのも側から見たら結構ヤバイな。


 俺はもそもそと布団から抜け出してスープルさんの隣にあぐらをかき、その肩に着ていた羽織りを掛けた。


「な、何よ突然」

「いえ、寒そうだったので。」

「…ふ、ふぅん」


 素っ気ない返事とは裏腹に、スープルさんは俺の一回り大きい羽織りを深々と頭からかぶった。

 何故か隣からスーハースーハーと変な音が聞こえてくるが。

 嫌…ではないんだよな…?


 どうしたんだろう。こういうのは慣れてると思うんだが、意外とスープルさんの反応が初々しくてこっちまで恥ずかしくなる。

 いや、こういうのは逆に堂々としてた方がいいんだ。


「よかったら、そこの布団も使っていいですから。」

「ふ、布団を!?共有!?あ、あな、あなた…突然何を…!」

「心配要りません。僕は眠くなったら隣の部屋行くんで。」


 スープルさんをその辺に座らせて、俺が布団で、なんてのは一番避けなければならん。

 俺は最悪、隣のウイの部屋で寝ればいいしな。あの子多分起きてるし。


 そう思っての発言だったのだが、スープルさんは俺に、ギロリと暗闇でもわかるくらい鋭い視線を投げて来た。


「…隣って…あの子…ウイの部屋よね」

「ええ、まぁ」

「…こ、この私を試そうっていうの?」


 …何のことだ。今の流れの何をどう解釈したらスープルさんを試す事になるんだ。


「えと…」

「いいわ。わ、私も半人前とは言え狗鳴組の頭首。いつでもその覚悟は出来てるのよ。」


 俺が困惑している間にスープルさんはスッと立ち上がり、俺の布団の中へ入った。

 そして掛け布団の端を持ち上げる。


 …何してんだ?

 なんでそんな布団の端を陣取ってるんだ?まるで二人で横になる前提みたいじゃないか。

 俺の困惑を他所に、スープルさんは恥ずかしそうに小声で言った。


「…何してるのよ。…早く…寒いじゃない。」


 なんだかわからんが、俺はあの布団に入る事になってるらしい。そこで俺は一つの解に到達する。

 そうか、添い寝か。

 不安だから、添い寝して欲しいって事か。

 …たく、それなりにしっかりしてると思ってたけど、案外子供っぽいとこもあるんだな。


 …そろそろ建前で自分を誤魔化すのも限界か。


 当然、俺だって男だ。何を期待されてるのかわからない訳じゃない。

 俺だって、正直満更でもないと思ってる。

 しかしそれは立場上不味い事だ。踏みとどまるべきだ。


 スープルさんが何歳なのか知らんが、それなりに出るところは出ている。

 かなり危険だが…鋼の心で…邪な心ではなく、親愛と友愛で接する事が大切。

 そうでなくては、彼女の心と身体に傷を負わせてしまうからな。くれぐれも親のような気持ちを忘れるな。


 よし。

 心の整理を終えた俺は、先程までとは全く別ベクトルの緊張感で、自分の布団に入った。

 すぐ隣にはスープルさん。

 二人用の布団じゃないから距離感がやけに近い。


「…もっと寄りなさいよ。寒いでしょ。」

「す、スープルさん!?」

「もう…二人だけの時にさんなんて要らないわよ。スーでいいわ。」

「…スーですか。わかりました。」


 それにしてもあったかいな。なんだかいい匂いもする。香水だろうか。

 やっぱりお嬢と言われるだけあってそういう嗜好品を嗜む余裕があるらしい。

 彼女は俺の腕にひっしと抱きついて来た。何か柔らかいモノが腕を包む。

 触れ合ってる健康的な太ももの感触と温もりが、やけに鮮明に感じられる。

 下半身に血流が流れ…何も考えられなくなる。


 理性が今にも決壊する。

 その一歩手前で…僅かに彼女の身体が震えているのに気がついた。


 何故だろう。一瞬麗奈の事が頭をよぎった。彼女の痩せ気味で骨っぽい感じが思い出された。

 アイツは確かにもういない。

 でも…こんな俺を見たら、アイツきっと、悲しむんだろうな…


 そう考えたら、頭の芯がスッと冷えていくのを感じた。

 目を閉じて、長く、長く、深呼吸をした。


「…ふぅ」

「…エーリ?」


 俺の変化に気がついたのか、スープルさん…もといスーが怪訝な顔でこっちを見ている。

 どうしたものか。彼女の自尊心を傷つける断り方だけはしてはいけない。


 ちょっとズルイかもしれないが…許してくれよ?

 俺は真面目な顔をして、スーの頭を撫で、言った。


「今日はこれくらいにしましょう。こういうのは本来、時間をかけるべきですし。」


 スーはショックを受けたような顔になり、モゾモゾと少し離れて、俯いて言った。


「…もしかして私…魅力ないの…?」

「いや。寧ろ逆です。」


 いつもはピンと立っている耳が、力なく垂れてしまっている。

 俺はそんな彼女の目を見てキッパリと言った。


「添い寝するだけのつもりだったんですがね…危うく理性を失って獣になるところでしたよ。今は別の獣をなんとかしなきゃならないってのに。」


 キョトンとする彼女。

 至って真面目に答えたつもりだったんだが、彼女は何が面白いのかクスクス笑い始めた。


 ま、まぁ、笑ってるし、傷ついてるわけじゃないなら妥協点か?


「エーリ、あなたってホント、人誑しよね。」

「そうですか?そんな風に言われたのは初めてですけどね。」


 それから、また取り止めもない下らない会話のキャッチボールが続いた。

 結局眠れてはいないけど、この部屋に来た時より肩の変な力が抜けたのは良かったんじゃないだろうか。


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