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転だけある話

作者: うすひら

カタカナ

 これより綴りますのは性悪でめんどくさがり屋な薄井平男23歳学生の頭に浮かんだ起承転結のない徒然なるただの言葉遊びにございますれば、何か物語を期待の御方、あるいは日本語使い方検定をお持ちの方々などは疾くぶらうざばっくをされますようお願い申し上げます。

 さて、本題でございますが先も言った通りぽっと頭に浮かんだ起承転結のないただの言葉遊びにございますのでこれといって打ち上げる題目もなければ本題などというたいそうな目的もないのでございます。

 ……本の題名当てクイズでも致しましょうか。

 いえいえ、もちろんそんなことは致しません。

 ほんの冗談でございます。

 ……本だけに。

 などと寒い冗談を言っている間に私の脳細胞は言葉を吐き出すことを拒んでいるようでそろそろ眠気の方がやってまいりました。

とても短い文章、稚拙な文章でございますのでこれをご覧になった方々には大層退屈なお時間だったかと思われます。

 こんな起承転結のない文章、思いついた言葉を羅列するだけの文章にお目を通して頂いてありがたい限りでございます。

 ところで、私一つだけ嘘をついてしまいまして。

 この文章、実は起承転結の転だけはあるのです。

 起承と結がないじゃないかとご指摘されたら全くその通り。

 ぐうの音も出ません。

 もう少しお時間頂ければ準備出来たかも知れませんが、こんな稚拙な文章にお目を通しになってくださった皆様のお時間をこれ以上頂戴するのも大変忍びなく思われるので、皆様方におかれましてはこの稚拙で退屈な文章を睡眠薬代わりにこのままぐっすりと眠って頂き、そのまま清々しい朝を迎えていただければと思います。

 そうしていただければこの拙いお話にも良い結末がつくかと思われます。

 それでは、おやすみなさい。

答えは聞かれたら答えます(とてもしょうもない)。

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